レビュー一覧

この作家さんは作品によってほのぼのコメディとダークの差が激しいイメージなんですが、これは両方収録された短編集です。あとがきにダークとほのぼの両方収録した経緯が書かれてますが、表題作に惹かれて購入したのでやはり騙された感があります。表題作は良かったです！ほのぼのして最後少し感動もあり…。この寮に住んでる人の話を広げて多めに収録し、ダークは一本のみにしてほしかった。表題作以外はミステリーっぽい話と暗く本当に救われない話が続きますのでご注意を。

コメディー系をよく描かれる作家さんなので、そのつもりで読んでしまうと痛い目に合います。あとがきによると、当初はブラックテイストなお話だけでコミックスを作るつもりだったけれど、ブラック系だけだと売れなそうなので、表題作をほんわか系にして買ってもらおうとしたとのこと。「玄関先で」「床屋さん」以外の作品はダークでブラック。「暗闇のソナタ」「二三」は読後感が悪すぎて二度と読み返したくない…。表題作の「玄関先で」も、基本的には悲しいお話ではないのですが、最後の最後に、恋愛とは関係のない部分でまったく予想していなかった悲しい出来事が起こるので、ちょっと泣いてしまいました…。全体的に、なんだか後味の悪さだけが残るコミックスでした…。

ＣＪさんの作品はバカっぽいお笑い系や行き過ぎメロドラマ的なのが大好きで、いつも本が出たら必ず買ってたんですが、この１冊は酷いです。途中はいいんですがオチが何のひねりも無く、面白くないブラックなんて何の価値もありません。プロがやるべきでは無い、どうして誰も止めなかったのか不思議です。あとがきに編集さんが可愛い表紙絵にして騙そうとしたと書いてましたが本当に詐欺に遭ってしまいました。しかし絵は相変わらず素晴らしいので、絵を見るためだけに２チケットぐらいなら...と思います。

この作者さんが好きなので購入しましたが……騙された感が否めません。バッドエンドが悪いわけじゃないのですよ。問題は表題作との落差が激しいことです。サンプルを見ても内容紹介を見ても、表題作以外がほぼ辛い系とは想像もできませんでした。後書きにも、バッドエンド系の話ばかりでは売れないから、ほのぼの話（表題作）と一緒にしたとありましたが、このやり方は正直どうなのかと思います。作者さんの他の作品は好きですし、バッドエンドの話も悪いわけじゃないのですが、騙された気持ちが強いので辛口評価です。

涙の大反響と内容紹介に書いてあったので、購入しましたが、非常に残念な作品でした。。。表題作も主人公達が恋人になる流れが非常にあっけない。絵はとても綺麗なんで、設定もいいのに、ストーリー展開が非常に雑です。話が入ってきません。表題作以外も基本的にハッピーエンド低めで、後味悪い感じばっかりです。久しぶりの残念な作品でした。絵は綺麗で読みやすかったので★★にします！今後に期待します！

表題作はほのぼのかわいくてよかったけど、それ以外はバッドエンドだったり後味悪かったり。購入する前にここのレビューのチェックをしておくべきでした。今年のレンタの竹書房の日キャンペーンはムリムリな設定だったから、よその電子書籍で浮気した罰が当たったみたいです。とほほ。

代表作とカプでしたダークとカプがありどちらもよかったです

☆3.5。私もあえて低評価のを読んでみようと思ったひとり。竹書房の日で冒険しました。まぁダークならダークで、もっと詰め込んでも良かったんじゃないかなぁ。むしろ。どれもあまり深い話ではないので、ぼんやりしてるよりはパンチが効いてる方がイイ。兄と弟のドロドロは一冊で読みたかったです。他の方の、兄→弟の愛ある強姦のほうが良かったというレビューには全く同意。

皆さんのレビューを読み、あえて低評価の原因であるダークな方の作品が読みたくて借りました。評価が低すぎるのがもったいないので、応援の意味でレビューします。どの作品もうまくまとまっていて、絵もキレイ。細かく言うと星3.8くらいの評価です。(マジ細かいな。笑)　個人的には兄弟もののお話が目当てだったのですが、もう少し長いストーリーで読みたかったなぁ、と。バッドエンドは私も苦手ですが、それよりも二人の関係性をより深く描いてもらいたかった、というのが一番の感想。できれば弟→兄の複数レイプではなく、兄→弟の二人だけの愛ある強姦で。(何じゃ、そりゃ)　兄の弟に対する妄想シーン(たった1コマ……)が最も滾(タギ)りました。（笑）

この漫画家さんには珍しい、ほぼ暗い話ばかりでした。猫や人が死んで終わる（主人公が死ぬ話も有り）とかレイプされるとか。目新しいですが、私は余り好みではありませんでした。