レビュー一覧

なるほどーこのマルコじいさんのお孫さんと結婚されたんですねー、ヤマザキマリさん。

『ルミ&マヤ』がとても好きなので、この少し成長した姉妹の話も楽しく読みました。彼女達とママの視野の広さ、世の中全てのモノに対して興味深々な生き方に凄く刺激されます。

なんだか、気になる物語でした。人間とのつながりがわかるって感じのお話しでした。ほのぼのしなが、色々な感情を解決していく感じがわかりました。

母がバイオリニストの時点で、自伝かなと思いました。いじめが始まりそうな不穏さをはらんでいても、今はもうない感じの女学生の初々しさが眩しい。

もっとこのシリーズで読みたいです。まだまだいろんなエピソードがありそう。

前作の『ルミとマヤとその周辺』の後日談という事で読んでみましたが、ヨーロッパ旅行に一人で行った時の話を描いていて旅行を通して知らなかった世界を知り、成長していく姿は微笑ましかったです。

前作の『ルミとマヤとその周辺』が好きでその続編という事で読んで見ましたが良い意味で淡々とした物語でした。大きいドラマは無いけれど、主人公のヨーロッパの旅を通して人の絆がいかに大事かという事が伝わってきて良かったです。

とても良かったです。『ルミとマヤとその周辺』の後日譚。子どもたちが大きくなって思春期を迎えているので、『ルミとマヤ…』ほどほのぼのしていませんが、世界が広がっていく様が描かれています。我が道を進む清々しさと勇気。大切ですね。

自伝です。なのでドラマ性は意外に少ないし、感情もあまり表現されてません。こういう人生って素晴らしいと思うけど、フィクションだからこそ深く感情が描かれてて魅力的になるのかなと感じました。

ヤマザキマリさんのエッセイのままのお話しです。自分の人生を大切にして、子どもを信じる素敵なお母さんで憧れます。