レビュー一覧

主役はものすごく前向きなコネ入社のマリリン なんともドキュンネームそんな彼女が配属されたのは、落ちこぼれ集まる部署見た目も中身も社会人とは程遠いマリリンを指導してくれる先輩一目惚れの相手にあいたいから出世したい不純な動機とはいえいろんな人の出会いでスキルアップしていくマリリン努力は無駄じゃない。見てる人は、みててくれてるのかなと思える漫画でした。

高校生の時に読んだんですが、その当時はただ面白い主人公だな、というのとこんな風にトントンと出世をしてみたいなと思いながら読んでいました。大人になった今、まりりんみたいになるのはすごく大変だということと、上手くいかないことの方が多くて人間関係もどうしたらいいのかいろんなことで悩む自分がいます。けれど頑張ればそれを認めてくれる人がいることもいて、まりりんみたいにはなれないけど世の中いいこともあるなとつくづく思います。内容については時代背景は今と全然違いますが、女性にとっての仕事とは、働き方とはを考えさせられるマンガだと思います。この時代よりは今の方が女性にとって仕事しやすい環境かな。主人公が能天気にみえて好き嫌いが別れるとは思いますが、けれど一生懸命どうにかしようとする姿は勇気をくれます。挫けそうになったり辛くなったりした時にこれを読めば、少しだけスッキリするかもしれません。落ち込みがちな方にオススメします。

最初の方をしばらく読んでみましたが、何が言いたいのかさっぱりわからない漫画でした。絵も古臭く上手でもない。ドラマ化までされた名作なんですか？悪女と書いてわる、と読む。タイトルと中身違いすぎません？

今まで恋に仕事に大忙し…というお話はふーん大変だなあと他人事で読むタイプでしたが、この作品は「恋心ひとつでここまで仕事を頑張れるものなの！？」と驚きながら読み進めて、気が付けば全巻購入へ踏み切っていました。主人公のエネルギーが素晴らしいです。嫉妬や妬みなどへの反応もさっぱりしていて気持ちがいいです。羨ましい気持ちと共に応援したくなりますし、読んでいると元気が出てくる作品ですね。おすすめです！

現実はこんなにとんとんうまくいかないけど、いつかラッキーなことが起こるんじゃないかという気持ちにさせられる漫画です。また、読んでいてスカッと、じーんとなるお話です。この作者さんのお話はどれも主人公が前向きでかわいくて、えらいなーと思う子ばかりです。本当におすすめしたいです。

すごく面白いです！まだ16巻までしか読んでいませんが、仕事観が揺さぶられます。まりりんのストーリーは、側から見ると出来の悪いコネ入社の新入社員が運だけでトントン出世しているようで、実際に職場にこんな奴がいたら本当に鼻に付くと思うので、まりりんに噛み付く人たちにもすごく共感できてしまう。でも、日本社会ではあまりにも仕事、会社、サラリーマンというものが神聖視されすぎていますし、現代よりもこの作品が連載されていた頃の方がその傾向は強かっただろうと思います。そのなかで、好きな人に胸を張って会いに行くという目標のために、ある意味会社を利用し出世を目指すまりりんのフワフワ加減が妙に心地いいです。まりりんの天然ぽいけど実は本質を見ていて結構したたかなところが大好き。頭フワフワすぎて一回痛い目見ろと思うこともありますが、痛い目に合わせようとする人たちをまりりんがこれまたフワ〜っとかわすところを見ると、なんとなく許せてしまう。長くじっくり付き合いたい作品です。

絵があまり好みではありませんでした。主人公にも好感が持てませんでした。

深見じゅんさんの代表作の一つですし、昔ドラマ化もされたのでご存知の方も多いかもしれません。話が複数パート（各所属部門毎の話）あるため、長く巻数も多いので、主人公のとにかく前向きでやや泥くさい努力家な性格を受け入れられるかどうかで読み進められるかが決まりそうです。テーマ（根底に性善説がある／平凡な主人公の成長物語）は他の作品と共通していると思うので、巻数の少ない別の作品を読んでからチャレンジするとよいかもしれません。

スピード感もあり、痛快さもあり、読んでいて楽しい。でも、あれだけ伏線チラつかせておいてその終わりは無いだろって思うので星2つ。何か強制終了だったのかな？と思わせるほどに。あと1巻分は書けるような終わり方で本当に残念。

（ドラマ本が終了してたのでコメント再掲）お調子者の主人公が元気で運がよい漫画　さんざんの嫌みや注意の中に自分が反省すべき点を全く治そうとしないで話をうわのそらの自覚ない悪女が 遅刻はともかく、嘘ついて会社を休んだり室内に忍び込んだり、仕事中でも資料を盗みみたり勝手にコピーしたり 規則違反で空気読めないで嫌がることする 喫煙加害者のADHD　これを落ちこぼれが頑張って真面目で一生懸命で周囲を楽しくさせると読者に勘違いさせるのは漫画家の画力が素晴らしい。 しかし 主人公がやっていることを肯定してはいけない。犯罪です。主人公も理不尽な差別苛められてるのだけがとりざたされてますが、主人公は悪女です。周囲からのいじめや差別の問題があるので主人公がしいたげられてるのを、お調子者でめげないような元気キャラなら同じ作者の他の作品で読めますが、 この主人公の特性が社会に受け入れられるなら、真面目に頑張っても本気で何もできない特性のある落ちこぼれに失礼です。 こんだけ記憶に能力があるなら、そもそもが努力をしてこなかったんでしょう。上司が能力を引き出すとかそんなもの以前の問題です。 主人公は落ちこぼれではありません。 落ちこぼれは、まともに働けませんし、運もありません。生まれたときから死ぬまで落ちこぼれです。 しかしなぜか、何度も読み返したくなる漫画です。職場や通行人や近隣からの受動喫煙や香水柔軟剤で体調壊して底辺仕事すら失職して動けず国にも福祉にも見放されてるときには、なおさらバブル前の古い描写にムカつくので読むのはおすすめしません。