レビュー一覧

コミカルな作品と思いきや、不気味で不可解な展開を見せる問題作であった。作者名をもう一度確認すると、なんとこちらの方も問題作であるゴールデンゴールドの作者ではないか！　不気味さに納得してしまった。ストーリーもどちらへ向かうかわからない不安定感があり、それはそれなりに面白い。

頭がついていかなくなるので、こういうのは完結してるのを一気に読むのがいい

本作の特徴は一応敵方である「佐河」の目的が、「自分だけが動ける止界」にいながらも、目的はその逆である「自分だけを止める」ということ。 実際、自分が死んだあとの未来をずっと見続ける、というのは、現世で悪事の働き放題なんてことより余程魅力的だ。佐河はその造形から憎々しげな敵役として描かれているために結末は少々違和感があるが、カヌリニの見かけが天使だったらきっとすんなり納得できただろう。 樹里の家族への想いが最後まで全くブレない。魅力満載のヒロンだった。

読もう。これで終わりたいくらいなんですが、文字数少なすぎ問題に引っかかるのでもう少々。　　大変なことが起こっているのに淡々としているこの感じ。作風は岩明さんに通ずるものがある。扇情的ではないのに、それぞれの人間の感情というものはわかる。すごいんだけど日常。このかんじ、とても面白いです。　ラストについても自分はかなり納得いってます。すべてが解明される必要はない。ただ、時を刻むあの音。時を刻んでいるんだ…って思えたことがよい。読もう。

これぞ大人の漫画です。始めはなんだなんだ?と世界観に入り辛いかもしれません。三巻くらいからどんどん面白くなっていきます。味のある良い絵です。現在進行中で一番面白い漫画だと思っているゴールデンゴールドは潮風が吹いているようなのんびりした明るさがありますが、こちらは閉塞感に満ちていてかなり重いです。

面白い！すごく面白い！中弛みなく、必要最低限の伏線、展開で、目が離せない。休憩なしで夢中で読みました。2回読むとさらに、発見があります！

引き込まれた。ただただ。ストーリーもそうですが、キャラクター設定にまず。ダメダメな家族のダメっぷりに。

内容は面白いが、絵がイマイチ。電子書籍だから仕方ないが、戦闘シーンが見開きで描かれていることが多く、わかりにくかった。

サンプル読んで面白そうな設定だと思って一巻を借りてみて、あとはもう一気読みでした。そう、この漫画は一気に読んだ方が面白いです。勢いが感じられるので。

ダークなイメージはないのぱにっくっぽくってもの凄く怖いのにいいお話。大好きです。