レビュー一覧

このお話がなぜか大好きで、思い出したように読み返したくなる魅力のある作品です。コミックなのに、まるで文学作品を読んでいるかのような雰囲気があります。地味で実直、男性には奥手なヒロインに好感が持てます。ヒーローは強引だしヒロインに対してとても傲慢に振る舞うのですが、それは二人の出会い的に仕方がないのかもしれません。そしてこのヒーローのセクシーさといったら！！！！エンディングの展開がちょっと駆け足感がありますが、こんなヒーローだからこそ、ヒロインのトラウマを打ち破ることができたのだろうと思えるのでこの評価です♪

本当は真面目で奥手なヒロインがヒーローを誘惑する役を引き受けたために誤解され振り回されているうちにヒーローを好きになっていって、という話。ヒーローは何度もすんでのところでお預けを食わされてちょっとかわいそうでした。迫り方が強引すぎるので自業自得とも言えますが。真相を知った後のヒーローの態度が変わりすぎでついていけませんでした。ストーリーに星三つ、篠崎先生の絵は大好きなので+1で。

篠崎先生の描かれるヒーローはホントに傲慢でセクシーですね。素敵なんですが、ヒロインに対しては焦らされる腹立たしさもあるのか、とても辛辣で容赦がなくて怖いくらい。姪や友人の娘がヒロインの恋敵的な立ち位置で登場するので、ヒロインの年齢が読み進むうちにだんだんだんだん若くなっていき混乱しました。

篠崎先生が描かれるヒーローは少し強引でセクシーです。ヒロインは普段は少し野暮ったい感じで真面目一徹な女性。でもここぞと見せる時のセクシーさは脱帽モノ

少し昔の作品ですがこの作者さんの描くヒーローとヒロインはとてもセクシーです。いつも原作を超えるコミカライズをされていると思います。自分とは真逆の奔放な女を演じて、姪の為にヒーローを誘惑しようとするヒロイン。わざとお酒をこぼしたことに気付きながらヒーローがその誘惑にのったのは、美くしいヒロインにひと目惚れしたから。２人がホットな関係になりそうになるたびに、毎回邪魔が入り寸止めが何度も繰り返される。ヒーローはヒロインを誤解しているので少々手荒く誘惑し、当て馬くんに嫉妬もしますが誤解が解けるとちゃんと反省してハッピーエンドでした。あのドレスをヒロインに無理矢理着せたヒーローは初めの出会いを再現して最初からやり直したかったのでしょう。実はロマンチストなヒーローでした。

最近の篠崎先生の作品と違い、時代？を感じる荒いタッチの画で、少し読み難い感じはありました。ストーリーは最初から最後まで飽きることなく、程良くセクシーもあり、ヒロインとヒーローに絡む人達もしっかり書かれていたと思いましたので、満点を付けちゃいました。

先生の描くヒロインはいつもファッションが素敵で、よけいにヒロインを美しく見せるような気がします。

絵は素敵で好きです。でもヒロインがヒローに惹かれていく心情変化にちょっとついていけなかった感じです。ストーリー自体は悪くなくて、他の登場人物もしっかり描かれてて読んでて退屈しないと思うのですが…。うーん私にはヒローに魅力をあんまり感じなかったのかな。

ヒーローが傲慢だけど魅力的でヒロインが惹かれてしまうのが分かる気がしました

篠崎先生の作品で一番好きな作品です！とにかく素敵^ ^