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長いお話ですが、この巻とてもよかったです。マミーはなんだか嫌な感じだなと思っていましたが、愛情を感じました。短編のバアサンの話が大好きです。バアサン、本当にかっこいいよ!

今回は、ハラハラドキドキといった事件性は無かったのですがとても重要なストーリーでした。遥君のお母さんの気持ちが伝わってきてウルウルしてしまいました。遥君と望月社長は幸せにならなくてはねいけないですね。ちなみに、題名はストーリーを読んでいくうちに重要な場面で出てくるセリフから引用されていますね。また、家政婦の西田さんについてのストーリーも素敵でした。

遥の両親にも認めてもらえて、良かったです。母親の気持ちが良く表現されていたと思います。シリーズの中では、一番好きなお話です。

遥視点ではありますが今までとは違い相手の行動の理由も察する事が出来るようになりかなりストレスが減りましたｗ親へのカミングアウトの後はもうボロボロ泣きました。いいお話でした。あと短編が2話入ってます。遥が来た当初の望月の回想と、バアサンと呼ばれていた家政婦がやめた時のお話です。

ついに、遥のお母さんにも2人の本当の関係を告白した望月は漢です。一足先に承知していたお父さんも漢です。きちんと両親に想いを告げた遥も漢です。最初はショックでも遥の幸せを考えて全てを飲み込んだお母さんは素晴らしい女性ですね。