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レビュー一覧

総合評価
5点
4.1
(9)
5点 5 3
4点 4 4
3点 3 2
2点 2 0
1点 1 0

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2014-07-23
評価点
5
えりさん
Renta!で購入済み
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確かにこの作品は見る人を選びます。両性具有と幼なじみの話は一応ハッピーエンドなのですが、表題作がけっこうダーク。BLではなくまさに廃退的で耽美なお話なのでそういった作風が好きな方には是非オススメしたいです。短編ですが耐性が無い人が見たらけっこう衝撃かも?作中に出てくる「囚われているのはどちらなのか」という一文がとても印象的です。あと表題作の最初に「私の手の中にはお前の」とだけ書かれてるページがあるのですが意味が分かった瞬間ゾッとしました。何となくカニバリズムって究極の愛なのかな〜と思いました。どの話も叙情的で少し文学的で私は大好きです。
2014-05-21
評価点
3
COCOCOさん
Renta!で購入済み
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万人受けはしない作品です。表題作以外に、両性具有の人のお話など、いくつかのお話が入った作品集です。絵は好きです。でもやっぱり、表題作のお話が辛すぎました。舞台は昭和初期でこういう雰囲気がお好きな方はいると思いますが、やはり最後はハッピーエンドがいいなんて思っている方はやめた方が無難かと。あと、痛いのが無理な方とかも。この作家さんですと、「深夜少年」の方は好きでした。
2017-11-13
評価点
5
みんさん
Renta!で購入済み
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重く、深く、救われない。辛い気持ちになりますが、何故か惹かれてしまいました。古い作品なのに、絵も古く感じません。むしろ雰囲気があって好きです。
2017-08-03
評価点
4
さくらさけさん
Renta!で購入済み
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重い話で、ハッピーエンドではないので、読後感に引きずる話でした。小野塚さんの独特な画風が合うストーリーでした。
2017-04-05
評価点
4
こぎつねさん
Renta!で購入済み
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私も万人受けしない作品だと思ってます。表題作は初めて読んだ時結末があまりにも報われなくかなり衝撃をうけました。BLにハッピーエンドを求めない人にはツボにはまるのかな。
2020-01-30
評価点
4
miyuさん
Renta!で購入済み
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最初の話は、あのまま2人、逃げられるのかな。そうだといいな。表題作は限りなく報われない話です。ある意味、現実的。理不尽でどうしようもないやるせなさが漂っています。残忍な行動の裏には、自覚がないけれど愛が潜んでいて、けれど誰にもその姿は見えず、結果は残酷な悲劇。でも、あの時代、現実では、愛などカケラもない、本当の拷問が行われて、罪なきインテリが思想犯として多数拷問で殺されました。プロレタリア文学で有名な、蟹工船の著者、小林多喜二もその1人。特高から戻ってきた彼の遺体は、激しい拷問のため、身体が2倍ほどに腫れ上がり、普通の棺桶に収まらなかったそうです。人間、大義名分を掲げれば、どこまでも残酷になれます。平和な現代でも、正義や主義の名の下に、残酷になれる生き物だから。
2022-11-06
評価点
3
yokoyokoさん
Renta!で購入済み
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『ぼくはね』と『あるけあるけ』は読後感が悪くなかったのに『虜囚』は救いがなくてダメでした。
2020-04-13
評価点
4
はなみさん
Renta!で購入済み
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すごくシリアス。絵は最初気にしてましたが途中から気にならなくなります(笑)どれも良い短編集でした
2019-10-14
評価点
5
るるるさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
紙媒体で持ってました。あらためて読めて嬉しいです。他の方々が仰るように表題作は読後かなり引きずると思います。私は個人的に最初の作品がすごく好きでこれからもこの二人ずっとこうだといいなあなんて。小野塚先生を女性誌で見かけるようになったのはこの後くらいかなと思います。