レビュー一覧

パラレル系は、解決なんかないループだから少しスッキリしない感だけど面白かったです。…そして怖い！フランケンシュタインは、なるほど…とじっくり読みました。これで1チケかなり得した気分。親分の話で締めて頂いて、良かった。作者に親近感です。

表題作の『フランケンシュタイン』は人のエゴや悲しさが表れていて潤二先生の絵の上手さに感嘆しました。押切シリーズの不可解世界も気に入ります。ワンコの話は笑えて良い！

押切シリーズと、フランケンシュタインの読み切りが掲載されています。押切くんの話は、『ペンフレンド』のオチの不気味さが最高で好きでした。あのヘンな家、引っ越せばいいのに…と思いつつ読んでました。フランケンシュタインは古典の名作が原作ですが、人造人間の不気味さ、物悲しさの描写がグッときます。かなしくて読み返すのがつらい…。この２つが一つの本で読めるので、おトク感がありました！

大変良かった。同じ作者の他の作品もいくつか読みましたが、今のところこれが一番良かったです。ホラーあり、不思議あり、感動あり、そしてほのぼのでほっこりもできました。ボリュームも多く、この内容で1チケなんてすごくお得！是非お勧めします(^^)

ホラー好きではなく、よん&むーのファンで、そこから恐る恐る伊藤潤二さんの作品を読み始めて、怖いながらも、恐ろしいだけでなく、人の悲しさや愛おしさが詰まったストーリーに魅せられて、次々と読んでいます。そしてそして、今回の最終話にはよん&むー的なお話が！ほほえましくて、ジーンとしました。

絵もストーリーも素晴らしく、表現力に脱帽しました。

「フランケンシュタイン」良かったです。丁寧で綺麗な絵が尚一層の残酷さと哀しさを物語っています。人間のエゴとは醜いものだと感じました。

独特の世界感で引き込まれます。確かテレビでオススメされていた作者さんかな。さすがです！チケット高くなったのかな。でも損なしだと思います。

「おどろおどろ感」は楳図作品ほどではないにしても、ホラー好きには美味しい作品。是非、ご一読あれ！

おもしろい！伊藤潤二さんの本はどれもおすすめです