レビュー一覧

この作者さん、基本は溺愛なんですが攻が少々変態チックなところもおありになるのでね（笑）軽めからうわぁおと言いそうになるものまでありますので、興味があったらいろいろ読んでみていただきたいです。

いつものような執着愛満載なんですが、世界観が難しかったです。琳太郎がかなりあっさりあちら側に行ってしまったし、龍神も今ひとつな感じでした。

元々の旧作のものは読んでないので改訂？された部分はわからないのですが安定の宮緒作品でした！ほのぼの。作者さんもおっしゃってましたが濫が可哀想すぎる、、、。1番不憫な子や。攻めがずっと受けに対してだけは丁寧な口調で、そこまで雄みがなかったのは意外でした。えちちも少なめでした。わかりやすい悪役と取り巻きはしかるべき結末を迎え、可愛がってくれた祖父母へは救済があったので良かったです。

先生の作品は何作か購入させて頂いていますが、個人的に超絶好みな作品と地雷作品とに分かれます。そして今回は、残念ながら後者でした。しかしながら今回もサンプルで引き込まれて博打的に購入。そして味わう救いなく不幸なあて馬美形好青年が登場する理不尽さ。超絶悪魔的美人の絶対的勝利。何度めか味わう後味の悪さに今回もいっそニヤついつてしまいました。それでも、超絶好みな逸品にまた出会えるのではと、きっと今後も先生の作品は買ってしまうんだと思います。好みの作品ではなかったので星−1しました。

なんだかわからない禍々しさが、北沢きょう先生のイラストで神々しさに変換されています。最後まで結末が読めずページを繰る手が止まりません。

宮緒先生ならではの独特な世界観！執着・溺愛は相変わらずです(笑)。ストーリーの構成やキャラクターの設定は毎回しっかりしているので、とても読みやすいなと思います。