レビュー一覧

長編・大河・歴史空想小説？です。。。三国志とか好きな方は是非是非。諸葛亮孔明と周瑜がむふふ、とか義兄弟の誓いってなんか怪しい〜とか妄想好きの方には美味しく頂けます。美貌の王子・史留暉は国を滅ぼした敵軍の将・夕羅に陵辱され組み従わされるんですが、全く二人の関係は甘くならないんです。夕羅も史留暉以外に何人もお手つきしているし。主従をハッキリさせる為のマウント行為？みたいな。宿敵であるラキ・シを滅ぼし、平和が訪れてから、やっとそれっぽくなるかと思いきや、ラストまで夕羅を振り回す根っからの軍人体質の史留暉はもうちょっと『空気読もうよ』‥‥。ル・アとの約束を守り続ける史留暉は頑なまでに純情なのかも。

シンプル文章が下手くそですね。会話シーンと絡みシーンは書き慣れてるのかな？って気はしたけど、それ以外はまるでだめ。時世背景語りとか戦況描写とかそういう世界観を読者が構築するのに重要なところが特に下手で、わかるようでわからないし理解しようにも文章が下手すぎて読むのに疲れるし、文章全体のリズム感もぐちゃぐちゃだから、まーまーイライラしました。音痴とカラオケに３時間くらい缶詰めさせられてるような体感のストレス。プラス心理描写もところどころ唐突でん？？？となり結構ストーリーに入り込むのが難しい。たぶんもっと上手く書けてたら設定というか、お話の筋書き自体は割と好みなので楽しめたのかなーって。

無器用な激しい恋です。酷いこともされますが、それだけ愛が激しい。はまりました。

この作者さんの・・・かなりのサディスト？甘々の歴史・空想・ファンタジーを想像していたら・とんでもなかったです。近親相姦アリ・最後の方では残虐なシーンが出てきて・・・別の作品「有・罪・判・決」だけかと思ったら作風がそうなんですね・・・私には無理でした。多分もうこの作者さんの作品は読まないと思います。