レビュー一覧

なんかエロバイオレンスなのかと思ったらほぼバイオレンスになりそうな予感。

ヤクザ 半グレと自衛隊OBの闇が重なり合って、凄まじいヴァイオレンスとエロがあふれる作品である。絵柄が比較的端整なので、ヴァイオレンスが更に引き立っている。とは言うものの、アクションシーンの躍動感はイマイチで、動きが固くぎこちないところが目につく。

　最初心霊系かと思いましたが、サスペンス系なのかな？下ネタ以外は結構楽しめます。

とにかくすごい作品が出てきたものだ、風俗が舞台の作品は数多いがここまですごいのはないだろう。リアルな地名（東京である意味一番の底辺、最低の街、人が住むべきところではない）をあえて舞台にしているのもそうだ。作者は舞台となる事務所も徹底取材と現場でもかなりの取材をしたのだろうと思わせるのが十分に伝わる。そう思わせる位、話がリアルで到底的に濃い、現実感が強い、その世界でしか見えない現実がこれでもかとせまってくるので、下手が描くとつまらない、内容が無い、無意味な作品にしかならないが作者はかなり実力のあるうまい絵を描ける人だから、それが生かされている。ある闇社会が舞台としている登場するからどうしても目を覆いたくなる暴力描写や理不尽なことも出てくる、命なんてゴミでしかない。これを職業にしているならここまで落ちるのか落ちることが出来るのかと疑問に思う。自分の体も命もプライドもどうでもいい、だからできるのだろうか、つづきが気になる作品だ