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プロの占い師です。一つ言えるのは、エンタメで命拾いすることってあるよねって話。学生の頃、私は鬱になりまして死に場所を毎日探していました。生命の灯火が消えかかっていたのです。偶然家に占い本があり、読むと驚くべきことが書き記されてました。いわゆる【天誅殺】とか【空亡】とか色々な言い方がありますが、まさに自分はそれのど真ん中にいたと判明。生命の浮き沈みの周期が人にはあると知り、目から鱗。それまで付けていた自分の日記を紐解きました。過去の絶好調だった時、体調やメンタルや評価がダウンしてた時も全て当たってました。ということは、未来のアップダウンも分かるということか！と、狂ったように死ぬ暇もなくなるほど独学で勉強しました。今、落ち込んでる人がいたら私が統計学で救われたように、一人でも起死回生してくれる人がいてくれたらいいな、と思います。人生ゲームいつが休みどきで、いつが闘いどきか分かります。自分の秀でた強みも、相性もわかります。己の取説を知り、気になる相手の取説が分かればゲームの攻略が飛躍的に高まります。無駄に悩む必要がなくなる。とは言え私の家族の中には私の仕事をインチキ呼ばわりしてる人もいます。誇りに思うと言ってくれる近親者もいます。この漫画でも描かれてますが【インチキの手も借りたい】人はこの世にゴマンといます。指標が欲しい人、話しを聞いて欲しい人、褒められたい人、愚痴を聞いて欲しい人、秘密を打ち明けてスッキリしたい人、占いではなく、占い以外のニーズもあるのだ、と私も鑑定していくうちにマーケティングが分かってきました。バーナム効果やズーム効果をインチキと呼ぶなら、猫の手も借りたい、インチキの手も借りたい人にとってそれは福音。実際占う側に座ってお客様のニーズに瞬時にお答えてみてはいかがでしょうか？顧客の頭の中を整理して、笑顔にして、前向きな気持ちに仕上げるのは、口で言うほど楽な稼業ではないのです。インチキにもグラデーションがあります。占いがこの世にあり続ける理由の一つは、（私も含めて）ファンタスティックなエンタメ・マップとして自分の為に生かしたいと思う人が常にいるから、と実感しています。