レビュー一覧

話は面白かったです。しかし先生×生徒だと思って読んでいたら、生徒が数年後に急成長して身体も大きくなり実は生徒×先生でした。先生×生徒だと思っていたので、なんだか裏切られたような気分になりました。先生がメンタル的には甘えたいタイプだったので、生徒がそれを包む感じに成長したのは分かりますが、なんとも言えない後味です。

最後急ぎすぎ感があってちょっと残念でした。学生時代の部分が良い感じに進んでいたのにそこから早すぎました。数年たってくっついてエッチしてって呆気なかった。あと先生×生徒だと思ってたら生徒×先生なんですね〜

そうなりましましたかー。という。情感あって学生生活感がすごくて、校内に植えられている木々の香りさえ匂ってくるような、そんな青春感がすごいお話なのですが。二人が繋がるシーンもあって良かったのですが…勝手にこちらサイドが期待した美少年の濡れ場じゃなく、あ！そうですかー！というね。いや、これはこれですごくいいのですが、こっちの子のエロシーンが見れると思っていたのになぁ！という心のガッカリ度がハートを4にしてしまいました。これは私が俗物だからの感想かと思います。面白いし、良い話だったと思いまーす。

ネタバレです！表紙と題名で結末が気になりすぎて買いました。最初はよくある設定だよなーと思いながら、切なさややきもきしてる感じで湊かわええな、先生イケメンだなとか思ってたら！大人湊のイケメン具合に驚き、あ先生が下なのかと自分が想像してたのと逆だったので最初やや抵抗あったけど、まあ大丈夫でした。でも付き合ってからのストーリーをもっと読みたかった。なんだか同棲するっぽかったけど、そこまでのサクセスとか知りたかったな。あとエッチはさらーっとです。

うーん、途中までは徐々に距離を詰めていく様子に緊張感が高まるばかり。それなのに、あの空白の年月。一気にクールダウンしてしまいました。しかも、いきなりのベッドイン。いくら何でも無理すぎる。先生の内面の描き方や家庭の事情の説明も言葉足らず。湊についても同様。肝心の部分を回想に頼った結果、置いてけぼりにされた気持ちです。この作家さんのシリアス系とは相性が良くないのかもしれません。「柏木くんと瑞稀くん」が大好きなお話だっただけに、残念な1冊。3.5を切り上げての評価。

作者さまが描く優しい雰囲気好きなのですが…ストーリー的にはどこかで似たようなものを読んだことがある感じ。しかも急に5年も時間が飛んでしまうので読み手としては少し置いてけぼりを感じました。卒業の時に未来につながるエピソードが少しでもあれば良かったのかな？ストーリーにもう少しスパイス欲しかったです。(偉そうにすみません)エチもありますがサラッとなのでそこも物足りなさを感じてしまった原因かも。

試し読みで1話だけ読んだ時、この2人がどうくっつくのかの過程が見たすぎる！現時点で先生も生徒がくっつく予測ができない！とか思ってましたが、意外とあっさりくっついて盛り上がりに欠けるなと思いました。先生が下なのも納得いかなかった。

急な5年後、再会からの色々あるまでの展開が早すぎて追いつけなかった

良かったんですが、最後少し駆け足だったので星マイナス1です。再会してからの話をもう少しじっくり読みたかったです。

先生なんて聖職者みたいなものを求められてると人の目も気になるし、正解な形を探して演じちゃいそうで疲れますね。先生も素敵な先生を捨てて自然な自分でいられる黒沢くんとの時間にホッとして、いつも面倒をみる側なのをヤメて甘えることが出来る側になれてバランスとるんですかね。心情が良くかかれてて面白かったです。