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表紙のイラストと「冥府の王」という設定から、「スパダリな冥府の王様に助けられて溺愛される系のお話かな？」と想像しつつ読み始めたところ、溺愛は合っていましたが、何ていうか想像していたお話と全然違いました。すごく切なくて、一途で、痛々しいまでの想いが詰まった物語でした。何を書いてもネタバレになりそうなのであまり深くは触れませんが、むしろ受が男前。それ以上に女王様が一番男前。正直ファンタジーの作り込みとしては、フワッとしてる部分もちらほらあるのですが、全体的にまとまっていて爽やかな読後感のお話でした。

前の方も書いてますが、何を書いてもネタバレになりそうなので、とりあえず溺愛＆激愛、そして何気にヘタレな攻めと受けが男前です。そして何よりケルベロ三兄弟?が可愛い、癒やしですね〜。とだけ書いておきます。