レビュー一覧

かわいいイラストとは裏腹にホラーな部分や悲しさ、大変さ、儚さなどありつつも、ほっこりや優しさ、面白さなど介護の現実が描かれていました。人は誰でもいつしか足腰が悪くなり、目も耳も悪くなり、言葉も上手く話せなくなって最後にはボケていく。。全く他人事とは思えないことばかり。一言で認知症と言っても、その人の過去、家族構成、環境によって様々でそれによって同じ症状でも笑い話で終わることもあれば、おおごとになって最悪死んでしまうこともあるので家族以外の見守りは本当に大切だなと思いました。認知症になって、出来ないことが増えたからといって、人としても劣っているように家族に扱われても感情がなくなった訳ではないので、見てて辛いなと思いましたが、毎日お世話するご家族のことを思うとそれはそれで責められないなと思いました。認知症の人に対する接し方を皆んなが知れば両者にとってもストレスが減り、もっと優しい町になるのかなと思いました。

これから起こる親の変化を知れる。学ばせて貰います。

進行を遅らせる薬は、早く始めればられる程良いのですが、本当の初期は御本人はもちろん、ご家族や周りも気づき辛いのが認知症です、何とか被害が出る前に治療に繋げられないものか…考えさせられる作品でした

彼らの輝いていた時はいつなのだろう、命尽きるまで何度繰り返すのだろう。幸せな時を繰り返せるなら、それもまた余生の過ごし方。豊穣の日々が、他者の目にはどう映るかなどに価値はない。正気をなくした世界には、現実は必要ない。

他人事ではなく、いつ当事者か介護者になるのかわからず不安になります。怖いですね。