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レビュー一覧

漫画『世襲制トライアングル』

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総合評価
5点
4.4
(9)
5点 5 5
4点 4 3
3点 3 1
2点 2 0
1点 1 0

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2023-03-19
評価点
5
ハラペコさん
Renta!で購入済み
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三角関係(主人公の妻はかつて親友に惚れられていた)ですが、愛憎ドロドロではなくどちらかと言うと過ぎ去った青春と後悔の話かなと思いました。長いこと近況を知らなかった親友そっくりの息子と出会い、主人公が過去の蟠りについて彼を通して、妻と親友について思い悩みやがて寛解していく話。絵柄があっさりしてるので絵が好き!と惚れる感じではありませんが、ストーリーとカメラワークが良くて何度でも読み返したい短編です。
2023-01-06
評価点
5
kikiさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
読み終わった後にしばらく時間が止まったような余韻に自分を預ける作品はそうないと思います。それぞれがそれぞれを大事に思うが故に心の隅で存在し続けた罪悪感。その年月に優しさと残酷さを感じました。絵もこのストーリーに合っていてお話全体にある雰囲気を増している気がします。
2024-02-09
評価点
3
bookkeepingさん
Renta!で購入済み
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秀逸なタイトルに惹かれて購入しましたが、私にはそれほど響きませんでした。どの登場人物の感情も割合フラットな印象で、亡くなった梶原の人生が立ち上がって来ないので、あまり思いを深めることができませんでした。自分の人生に深く関わった人が亡くなったということに対し、普通はもっと深い思いがあると思うのですが、光太郎も冬子も、梶原の息子も、ひどくさっぱりあっさりしています。光太郎と冬子の2人の関係も、あまり深みがない印象でした。他の方達のレビューがとても良いのがやや意外な感じです。
2023-11-27
評価点
4
Aiさん
Renta!で購入済み
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とっても懐かしい気持ちにさせられてほっこりした一冊でした。また読み返してじっくり味わいたいと思いました。
2023-08-28
評価点
4
8さん
Renta!で購入済み
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この作家さんの各人間関係なら間違いないと思いつつ、三角関係なのでなんとなく積読していたもの。爽やかな青春と、大事だから踏み込めない気持ちの描写はさすが。正直現実にはなかなかない、ある種のファンタジーとは感じてしまうが、読後感は悪くない。個人的には冬子さんの断り文句は「駄目です」ではなく、「光太郎さんが好きなので」だったらよかった。でも描かれてないだけかもしれない。
2023-03-25
評価点
5
おさるさん
Renta!で購入済み
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タイトルからもっとドロッとしたお話になるのかと思いましたが、爽やかな結果で誰も悪くなく、誰もおかしくはなく、ただ人生はままならないなぁと。彼等のこの後の人生が良いものになりそうで、良いきっかけが得られたなぁと、羨ましくなったのでした。
2022-12-23
評価点
5
まるとさん
Renta!で購入済み
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とても素敵な話でした!三角関係の新しい視点だったと思います。作者様の感性を心から尊敬しています。
2022-10-29
評価点
4
たまきさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
三角関係と呼ぶには、それぞれがそれぞれを愛しすぎていたのかも。だからこそ続いてほしいと願うのも、壊さないよう宝箱にしまっておきたいと願うのも、どちらも共感できる愛おしいすれ違いでした。繊細で丁寧な心理描写と、儚くも温かみのある絵柄が魅力的な作者さんです。
2022-10-13
評価点
5
がまんづよいシェーバーさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
じわじわと心に染み込んでくるストーリー。読み終わって、青年漫画のジャンル分けに違和感を覚えました。大人向け漫画とも呼びたい。心優しい人ばかりが登場して、その優しさが相手を苦しめる皮肉。ラブトライアングル(三角関係)は次世代まで持ち越されず、新たに加わった3人目の人物が、元の2人が囚われていた思い込みや誤解、罪悪感の解消に手を貸すことに。静かに危機感を伝える前半の展開が、後半では過去と現在を行き来しながら、少しずつほぐれ、解かれていきます。是非。