レビュー一覧

全体の印象としては、フツーです。クライマックスまでのエピソードも淡々としており、最後はよくわからないうちに解決したようだ、という感じででした。そもそも面白い作家さんなので、つまらなくはないのですが、この作家さんがこの値段で出すなんて超傑作なのでは！？という勝手な期待が大きかったようでした。

えーと、実質的には★３で、最後のSSの王子様と燕がかわいかったので１つ増やしました。本当におとぎ話で、ひどいのは八つ当たりで魔女狩りをした１００年前の王様だけのような気がするので、そんなに起伏はないです。このお値段はちょっと高いかな。

チェンジリングや海神シリーズほどの面白さはなかったですが世界観は好きでした。

最後まで読んで見たのですが、あまり良く理解できずに終わりました。最後までに色々なことがありましたが、二人ともしあわせになって良かったです

復讐という重い内容にしてはサラッと読めてしまいました。メインの二人が簡単に引かれ合っているようで、もっと葛藤して欲しかったです。タイトルにある「八十禍」という設定も、それほどいかされていません。王子がもっと忌み嫌われていたら、最後にスカッとできたかも。過去の魔女たちについてもサラッとしていますし、他のキャラの恋心(？)の描写も、その後の回収がないため必要だったのか。シオンの魔法もよく分からず。キャラクターの心情も物語の設定も、もっと掘り下げて欲しかったです。評価は星2.5です。

正統派ファンタジーでした。時空があやふなになる描写が凄く良かった。主人公と同じ混乱する感覚が、違和感なく読者にも伝わってきました。そして、あとがきで先生もおっしゃってましたがへそピアスが、もう最高にエッチ。へそピアスというジャンルが確立するんではないかな？衝撃でした。

装身具の場所に、鼻息荒くなりました。すごいページ数で読み応え◎

読み応えがあり大満足！！100年も眠り続ける最後の魔女の体内から蔓を抜き解放！冒頭シーンから沙野さんの、この安定感が堪らないww そして、最後の魔女・シオンに5つの魔法を封印している淫らな装身具と5人の魔女のエピソードもしっかりリンクして書かれているのが良い！シオンとリカルド王子が目的の為だけに結んだ関係が愛情に、お互いの心情の変化をじっくり味わえて良かった！！電子版特典SSでも幼いレネが可愛い！養父母のラブラブシーンを見る度にレネがお小言言いながら愛情に包まれて成長するんだろうなww