レビュー一覧

3.5です。フィンランドが舞台なのと、17歳なのに全身刺青の主人公との交わらなさそうなギャップがいいです。人間不信の少年が人の温かさに触れ成長していく物語ですが、自分としては日本での「先生」との過去が思いの外短くて・・・。アッサリしすぎて消化不良気味です。ジュンの刺青の原因となった人なのに。ストーリーの簡潔さは読んでて気持ちが良いんですが、少々物足りなさも・・・。

初めて読む作家さんですが、ストーリーも絵もしっかりしていて続きが楽しみです。２巻から登場人物の事情などが明らかになっていくのだろうと続きが待ち遠しいです。冬のフィンランドのこんなホテルで過ごしてみたいという気にさせられます。

つづきがよみたくなるお話！キレイで深い暗さもある。

訳ありっぽい美形主人公に惹かれて読み始めましたが、ホテル従業員達のイケオジっぷりの方が遙かに上でした。ストーリーも面白く、続きが楽しみです。

とても素敵なお話です。３巻分でもまだ1ヶ月しか物語の中で時間が経っていないようですが、人間のふれあいが温かく描かれていて、フィンランドの冬とクリスマスに彩られながら読み進めることが’できます。

表紙の絵が良いなと思い、1巻を購入してみたのですが、お話自体も素敵で癒やされました。舞台がフィンランドというのもあって、異国の知らない文化に触れられるのも面白いです。主人公のジュンくんはじめ、登場人物たちの背景が気になるので続巻も購入したいと思います。

全体的に見るとのんびり、ほんわかしてるように思える作品ですが、ほんの少しだけ寂しさを混ぜたような漫画です。楽しく面白く、主人公を応援しながら読んでます。主人公の成長や日本には無いフィンランドでの生活や美しい景色を楽しみながら読めると思います。単行本になるのが待てそうにないので単品で買おうか迷ってるくらいおすすめです。

クリスマス間近のフィンランドにある小さなホテル。ふいに現れた訳ありそうな日本人ジュンと支配人とシェフの二人が織りなすほっこりとするお話。偶然知ったお話でしたが読み進むうちにとめられなくなりました。「幽霊は怖くない。怖いのは人だ。」普通のことのようにそんな言葉を口にするジュン。そんなジュンに深入りすることなくホテルで働かせながら見守るおじさま二人。人はそれぞれに自分の物語があり、それに怯えたり、支えられたりしながら過ごしている。人としてこんなふうにあってほしい。ありたいって思わせられた作品です。ジュンの居場所が、行く場所が見つかりますように。周りの登場人物の描かれ方も素敵です。続きが楽しみです。

フィンランドの小さなホテルに遭難しかけていた青年が働きながら様々な人と関わっていく話。ホテルの支配人、料理人が素敵なおじさま達やそれに関わる人たちもやさしく、訳ありそうなお客様や青年にも無理に色々聞き出そうとせず居心地の良い時間を作っていくところが良いです。青年やおじさま達の過去なども少しづつ垣間見えるところもありますが小出しになっているので続きが待ち遠しいです。絵も調度品も丁寧に描かれていて良いです。1,2巻ではそこまでではなかったのですが現時点で3巻読後、ほろっときてしまいました。クリスマス、素敵な思い出になりますように。

雪国フィンランド、ひっそりと営むホテルのお話。謎の日本人青年がほぼ行き倒れで保護されそのまま従業員に。冒頭でワイルドイケオジシェフが懸垂をする場面でもう面白そうと思いました。支配人は笑顔が素敵なイケオジ紳士。お客様とのお話もイケオジコンビや青年の過去を絡ませつつほっこりあり、シリアスありと楽しめます。とにかくイケオジコンビが男前！優しく厳しく頼もしい人生の先輩と青年の成長物語。