レビュー一覧

受け視点、攻め視点、と視点が変わり、同じ出来事でもそれぞれの気持ちや行動が分かって、白井はかなり早い段階から達哉のことを好きだったことも知ることができて、とても良かったです。どちらもが果てしなく勘違いとすれ違いを繰り返しますが、最後はハッピーエンドです。

読み始めは攻めが俺様というより軽薄でいけ好かないなー…って感じでしたが、だんだん不器用さが愛らしく、スレ違いさが面白く。サクサク読み進めていけました！欲をいえば思いが通じ合った後のふたりのお話ももっと見たかったな〜

内容というか筋立ては悪くないのに何となく読みづらいと思ったら、ウェブでブツブツと載っけてたものをまとめ直したものだと聞いて納得。最初から一本のストーリーとして書かれていたら、もっと読みやすかっただろうなと思ったので星一つ減です。厳しいかな？

健気受けを求めて借りましたがちょっと希望と異なる作品でした。が、俺様タイプな攻めが受けに翻弄されてあーだこーだ悩んでるのが見てて楽しかったです。あらすじを読んでもっと切ないテイストの作品かと思いきやそこまで重苦しくなく、悪く言えばあっさり風味な作品でした。欲を言えば受けの健気さをアピールするような展開がもっと欲しかったです。

何と言うか攻めが、ツンは言葉や態度に出すのにデレは心の中だけで、それが全部無自覚なものたから、そりゃ受けも誤解するよ〜と読んでてハラハラしました。最後、素直になるぞと決意した後の攻めの言葉が「でも、お前も悪い」ってオイオイ(ｰｰ;)もう少し甘い口説き文句が欲しかったから☆4で。それ以外はかなり面白かったです(*^^*)

主人公二人のすれ違いは、ありがちですがもう少しちゃんと向き合おうよって感じでした。二人にはそれほど魅力はなかったのですが、山崎さんが格好良くて可愛い女性で良かったです。

攻めが「狂ってる。どこかで俺が間違えたからだ。」と仰ってますが、特定の女と大っぴらに何度も何度も飯食いに行くからだよ！山崎さんも頭緩いけど、誤解させる攻めもアホ。しかも受けを散々痛めつけてその上半年も放置してからのそれ？付き合ってるらしい関係で半年は自然消滅レベルよ。そして受けも大の大人が良い社会人がここまで何も言えないのもどうかと思う。残念ながら私には全くつまらないお話しでした。

初読みの作家さんです。受け視点からはじまり、攻め視点で過去から現在まで。それからきちんとくっつくところまでと、第三者視点と、視点が変わるのに読みづらさがなくてよかったです。話も盛大なすれ違いにやきもきしたり、攻めの無神経さ傲慢さと、そして不器用さ鈍さに思わずニヤニヤしたり。受けがかなり健気で、地味でおとなしいけど仕事できる男っていいですよね！攻めは受けを幸せにしないと許さん。満足の読了でした。

面白かったです。それぞれの視点で書かれているので、相手に対する誤解が手に取る様に解り、モヤモヤイライラすることなく楽しく読めました。出だしからどれだけ無神経で傲慢な攻めかと思いきや、関係を持ったら一筋の案外真面目な男でした。本人は優しい恋人のつもりだったみたいだし…恋愛経験が皆無だった受けが勝手に拗らせた一面は否めないのかな？　でも苛めて楽しんでる側面はあるし、結局可愛くて仕方ない…って感じで関係性は変わらないのでしょうね。

プロローグとエピローグは受け視点ですが、基本は攻め視点です。受けが攻めの言いなりになっている様に、いくら好きだからってどうなのよ、と多少イラッとさせられましたが、基本が攻め視点なのでそれほどでもないです。ただ、その分攻めのクソっぷりに腹立ち。プライドが高くて自分勝手で子供っぽい姿にイライラさせられつつも、ちょっとした攻めザマァで少しだけスッキリ。もっとザマァ展開があっても良かったくらいです。その後のラブラブっぷりがどちらかの視点で見られたら溜飲も下がったかもしれませんが、残念ながら最後のおまけは山崎さん視点だったので、外野的視点で2人を見守るだけに。その様子からラブラブではあるのだろうなぁ、とは思いましたがいささか残念。