レビュー一覧

流水さんのインドのエッセイマンガのファンですが、こちらの戦前の昭和の大家族のストーリーも良いです！

どんな時代であっても、家族が揃って、あたたかいご飯が食べられるということは、贅沢で幸せなことなんだなあと思えました。昭和１４年という大変な時代にも家族愛、人間愛があり、お互いが思い合って助け合って生きていたんだと熱く感じました。昭和７年生まれの父のこども時代が、アッコちゃんの姿に、体が不自由だった母がせつこちゃんの姿にうつしだされて涙がでてきました。いいお話をありがとうございました。

今ではなかなか見られない昔の大家族の風景が食卓を通して垣間見ることができ、とても面白かったです。

12人に食べさせるのは食材の調達からお料理から大変そうですが、美味しそうでした。河原でとってきたフキなんて、ほほえましいし美味しそうです。戦争がなければもっと良かったのに。

子供たちがたくさんいると、料理の量も半端ないんだろうな、と思います。料理が美味しそうでした。

幸せだったのに一瞬で壊れることもあるんですね。

この作者さんの作品、面白いと思います。ただ、セリフがどの作品多くて、とばしてしまうことがあります。説明しすぎかな。

読むと元気が出ます。子供ながらに考えてきた事や感じた事を素直に語られている作品に感じました。読み終わって胸の真ん中がジンワリあったかくなりました。

東京はすき焼きに白菜は入れないのがスタンダードだと思ってました。水っぽくなると言うならば白滝はどうなんだろう…。後春菊は別に水っぽくならないですよ。

主人公の明るさに救われる。お姉さん、若いのに凄い。今より、若者が大人でしっかりしてる。