レビュー一覧

テーマは良かった！！職場では如才なく振る舞っている隠れぼっちと、ぼっちを極めているプロ級ぼっちがぼっちーずになるというのは中々珍しい設定だった。大体ＢＬって、一人はぼっちでももう一人は陽キャで、タイプの違う相手に惹かれてというお話が多いので(^o^)初読みの作家さんですが絵は綺麗で読みやすいと思います。黒髪×茶髪（中身では白髪）の同期のリーマンcpです。テーマは面白いのだけど、色々と説明不足かな？作家さんの頭の中にはちゃんと出来上がったものがあるのだと思いますが…。まず攻めが過去に10年間男性に恋していた報われない経験から今は一人がいいと思っているというくだり。その相手が取引先のクライアントとして攻め受けの前に現れますが、台詞やモノローグで語られるだけで具体的にどんなやり取りがあったのか全く分からない！！なので、そのこじらせた10年間の想いに終止符を打たせてくれたのは受けだった、と言われてもそりゃ切なかったねーとか受けと出会えて良かったね！とは思いにくい(｡･_･｡)受けはいつどんな時に何があっても大丈夫なように、一人でも生きられるだけの物を持ち歩いているプロ級のぼっちですが、やはり何故ここまで極めたのか？の掘り下げが足りない。母親を早くに亡くし、父親もストーリー途中で急逝しますが、普通このシーンは読者がうるうるするところでは？って思うのだけど、ちょっと受けが何を考えているのか読み取り辛かったかな。殆ど攻め目線なので、やはり受けがこういう性格になっていった理由が分かる過去エピソードなんかが欲しかったですね。ぼっちの２人が折角の休日でもお互い別々の場所に出かけたり、やっとデートにこぎつけてもギクシャクしていたりという描写は確かにそうなるかもね、と納得！！最終話の初Ｈと描き下ろしのちょっとこなれた感じのエロは違いが出ていて良かったと思います(^o^)全体的にはタイトルのぼっちに引っ張られ過ぎて、そちらのエピソードにページを使い過ぎた印象です。受けの心情描写と、２人の人物像の厚み（何故そういうキャラになっていったのかの背景）が不足してたかなー。色々書いちゃってスミマセンm(_ _)m

低評価すみません。ボッチ変人陰キャ的なのが好きなので思わずポチったのですが、思ってたのと違いました。幅岸はぼっち主義というけどどこが…葛谷にちょっかいかけ過ぎ。葛谷もものっすごいキャラ変してますので注意。序盤の人間嫌い設定も、社会人とは思えない極端な言動でこういうキャラの加減は難しいなと思いましたが、後半はそんな設定もどこへやら、赤面してハート飛ばしそうな勢いなのにはめっちゃガッカリ。契約云々もおままごとにしか見えず…残念です。

ちょっと、中盤、読むのが辛くなりました。あまりにだらだらで。どうせならもっとボッチにこだわって欲しかったです。葛谷さんのボッチ変人ぶりは良かったけど、あっさり2人の関係が居心地良くなるところが謎でした。あそこまでボッチが好きだと2人でいる事の鬱陶しさも感じるのでは？後半のラブっぷりは普通に嬉しかったです。

ぼっち同士でくっつくまでの期間がわりと長いです。攻めが受けのことが好きだから始まった契約(お互い誰かがいたらいいなという時に利用し合う)を交わしますが、受けの気持ちの変化が遅く見ていて悲しくなる時がありました。後半は両想いになり、致す関係にもなります。しかし、受けは何でも準備しておくタイプなのにゴムを使用している様子がなく、中だししているのに事後は攻めだけ服を着て受けが裸で横になっている描写がすごく気になりました。(その後飲み物やフルーツを食べあう感じに書かれてはいます。)上記の点に引っ掛かりを覚え、またぼっち同士の設定を上手く生かせていない気もしたので星２つにします。レンタルで十分な印象です。

ぼっち好き同士という設定は悪くなかったんですが、それまでぼっちを徹底して来た二人が出会ってお互いが惹かれ合う好き合う理由が今いち分かりにくかったです…。出来れば48時間があれば良かったです。

ぼっちが好き同士の恋人的な契約？一人で行動するのが好きだけど、時々は誰かと時間を共有したい…学生時代にずっと好きだった人に気持ちを告げられなかったから、恋愛に対しては諦め切っていたけれど…私も仕事と家庭以外はぼっちなので、共感出来る場面が多かったです。面白い切り口の作品でした。

ひとり時間が大好きな男性同士の恋愛。テーマはとても面白いのですが、恋愛になったのが単にぼっちの男同士が会いたい時にあえて、それ以外は趣味に使うという距離感があったから。というのが、だったら友達でもいいのではと感じてしまったので、同性同士の恋愛に発展した経緯がもうひと工夫あったらもっと楽しく読めたと思いました。ただあえて言えばなので、ぼっちカップルのほのぼのとした日常には癒されました。

自分の感情の理解が浅いからかもだけど、ぼっち題材にする必要あった？受けのいつ好きになったかも分からないし、なんだか全ての流れが？だった。

丸々代表作でした葛谷のぼっちをきわめた変人ぶりが子どもっぽくもあり独特な感じでしたが、幅岸に恋をすることでの変化がよかったけどちょっとダラダラしている感じで個人的にはあまり好みではなかった

ぼっちの極まり方がすごいです。笑　意図的なのでしょうが受けの表情が淡々としすぎて物語としても盛り上がりに欠けてしまう気がしました。BLの葛藤とかも少なかったので、男女でも問題なく成り立ってしまいそうなストーリーでした。