レンタル41万冊以上、購入99万冊以上配信中!

年齢確認

18歳未満の方はご利用いただけません。あなたは18歳以上ですか?
はい
いいえ

レビュー一覧

総合評価
5点
4.5
(592)
5点 5 361
4点 4 159
3点 3 61
2点 2 9
1点 1 2

※すべてのレビューが表示されていますので、Renta!で購入していないレビューも含まれています。

2020-11-11
評価点
5
hanaoさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
三咲にどの程度嫌悪感を抱くかで読後感が変わる作品かもしれません。多くの方と同じく、わたしも最初は一途な要を振り回す自己中な三咲にイラッとしました。最初の決別の引き金となった「俺のモデル使う?」、あれは後に講座サイトの種明かしで明らかになる「根をつめすぎて心配」だけど「その分作品も良くなっていく」から、その手段として自分のモデルを使えばいいと思った(三咲と一緒に作品を作りたい要は、自分の得意なモデルは自分が担当すればいいと思ってる)が、全部自分で作ってそれで要を越えたい三咲には地雷発言だったわけです。男女で考えたら、女の子を心配して助け舟を出す男の子って女の子からしたら頼もしかったりするけど、三咲も男だからこの親切は素直に受け取れないわけですね。共感できる。再会してからも心と身体の距離は縮まったように見えたけど、結局ふたりのクオリティの差が嫉妬を生み、また要は訳もわからないまま別れを告げられる。要が「好き」丸出しの愛情表現(恋愛に不器用な感じがさらに好感度爆上げ)なので、読者としては要を応援したくなるのですが、何度も読み返すうちに三咲の辛さにこそ共感するようになります。だってほとんどの人は突出した才能を持たない三咲側でしょ?ほとんどの人は大した努力もせずにいるわけですが。努力をして、天才に追い付けると信じていた、でも絶対に越えられない壁を目の当たりにしてしまった三咲だからこそのジェラシーなわけで、要が惹かれるのもその辺なのかな。何度嫌われても離れても、それでもまた出会ってしまうのが運命なのですよね。二度目の別れまでは三咲を守ることばかりだった要が、三度目の出会いのときは引いて見れるようになってて、要も成長したなと感じました。三咲も要もこの気持ちになるために、ここまでの過程が必要だったわけで、それを丁寧に描いて下さり感謝です。またひとつ、名作に出会ってしまった。
2020-11-10
評価点
4
ののさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
パンピー受って平凡受けみたいなものかな?と思って読んでみたらたしかにパンピー受けでした。天才に嫉妬するパンピー。んー、この受けが好きになれなかった。努力家って書いてますが、要の才能に打ちのめされてからそれに近づこうという努力は全然足りてないように見える。にもかかわらずいつまでも女々しく嫉妬したうえ全て要のおかげで何とかなってることにイラッ…。高校生くらいなら可愛いんですけどね。これが社会人かとモヤモヤしました。この内容なら2〜3巻使ってもっとどん底まで落ち血のにじむような自分自身の努力でスタートラインに戻ってほしかったな。あと個人的に要みたいなキャラが好きなのも三咲にイラっと来た理由のひとつかも。ラストはまぁ予想通りで良かったしいつもどおり演出のこだわりも見えました。
2020-11-10
評価点
5
anyaさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
おげれつたなかさんの作品はシリアスの方が断然好きです。今回は劣等感と才能に対する嫉妬、好きな気持ちが絶妙に入り交じる読み応えある作品でした。才能への嫉妬は誰もが友達に抱きそうな、同僚に抱きそうな感情ですが、そこに恋心が絡むと拗れますね!好きなのに憎い!憎いのに愛しい!みたいな。すごく良かったところとしては、三咲サイドだけではなく、ちゃんと要サイドも描いてくれているところ。要の不器用だけど真っ直ぐで素直な気持ちは三咲のドロドロと相まって、余計に切なく映ります。これからも三咲はコンプレックスを抱えていくと思うけど、純粋に憧れに昇華できればいいなと願います。末永くお幸せに!
2020-11-10
評価点
5
みょんたさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
おげれつさん、やっぱりBL界の巨匠でした。今回もおげれつさんの新刊ということで迷うことなく早速購入しました。おげれつさんの世界観は、現代社会に生きる私達が抱える悩みと向き合っていて、というよりも、漫画なのに、包み隠さず、ファンタジーにもせず、そこまで現実的に向き合うのか…というほど。たぶん読み手である私達がいつのまにか登場人物に感情移入し同じくらい苦しくなっている瞬間が、おげれつさん作品あるあるかな、と思う。決して悪い意味ではなく、本当だったら漫画くらいは見て見ぬ振りしたい感情…例えば嫉妬だったり、増悪だったり、そんなものを丁寧に丁寧に描写してるのがおげれつさんの作品かなと。そんな中で、今回の作品は、攻めの要くんがどこまでいってもただひたすらに、一途で。読んでる途中で、めっちゃ苦しくなる。くぅーーーーって唸るほど苦しくなるのに、その描写は嘘偽りなく、飾ることなく真っ直ぐで、最後は「はぁ、神だ…」って呟いてる。一言だけ言う。めっちゃ良い。
2020-11-10
評価点
5
あいこさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
語彙力ないレビューですが、作者様の今作も完成度たっけぇーなぁー。なんて言うか、こう、、ぐわぁーと感情が掻き立てられました。泣けちゃったです。ゲーム業界の用語とかわからなかったことがあったけど、特設サイトみてまた読み返すとさらに楽しめて良いと思いました。
2020-11-16
評価点
2
おりりんごさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
以前こちらの業界に両脚とも突っ込んでいた者として、ついにこの業界のお仕事BLが生まれてしまったか……と嬉しい気持ちもありつつ複雑な気持ちが7割です。お仕事内容や専門学校時代の同級生に関しては共感しまくりなシーンが多くて、CG業界あるあるなところがたくさんありました。でも腐女子として読むと、この二人の職業がCGアニメーターである必要ってどこにあるんだろう?と思ってしまい……。二人の恋愛を盛り上げるための職業設定というより、『この業界を舞台にしたBLって今までに無かったよね!どう?珍しいでしょ?』という意図を端々に感じ取ってしまいました。私情が入りまくりな感想だと自分でも思いますし、そもそも私の読み方が悪いのかもしれません。でも職業モノとしては本当に楽しく読ませていただいたんです。要のような天才クリエイターにも出会ったことがあるから。だけどここにいる私は腐女子なので、やっぱりBLを読みたい。業界の雰囲気をなぞらせてくれるのも楽しいけど、BL作品ではBLを読みたい。要らないリアリティを説明するためにセリフを費やすくらいなら、二人の日常会話とかイチャイチャしてるときの会話をもっと読みたかった。。。
2020-11-13
評価点
2
ぴよ太郎さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
自分の読解力のせいだけど、そもそも2人が何をする人なのか、この業界詳しくないのでわからなかった。お仕事BLにありがちですが、こんなに専門用語いります?全然わからなくて、その度現実にに引き戻されてしまって入り込めなかった。こういうクリエイターとしての嫉妬ってよく分かる。よく分かるだけに、受けがそれをどう乗り越えるか、攻めはどう動くのかに期待して読み進めてたんですが、え、そんな感じでいいんだ…?って展開で、肩透かしをくらった気持ちになってしまいました
2020-11-10
評価点
4
naopohさん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
おげたな先生の新刊♪待ってました!3Dモデラーのお話という事で、なかなかに専門用語も多く「難しいにゃあー」と思ってたら巻末に用語解説があったw既刊の作品に比べると甘さ控えめ、エロも少な目ですが、仕事のジレンマやジェラシーを乗り越えてラブに至る過程が良かったです。糖度高めの続編が読みたいなぁ♪
2020-11-10
評価点
3
ぬこのしっぽ。さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
専門的内容が多すぎです。簡単に言うと、攻めの才能に嫉妬する受けの話。作者買いしたのですが、私には、はまりませんでした。
2020-11-10
評価点
3
腐婆婆さん
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
才能に対する嫉妬って実に根深いモノだと考えるんです。相手をライバルと認識しているなら尚更。今回のテーマは嫉妬なんですが、美咲の感情の切り替え方にいまいちピンと来なかった。一度、全部捨てた美咲にしては簡単に嫉妬の感情にカタが付いてハピエンになったな、という感じです。逆に上手くいかなかった二人の方が、結末としてはじっくりきたかも。