レビュー一覧

絵が安定していて読みやすかったです。お話もかわいくて、満足できる作品でした。小柄で可愛らしいちひろ君だけど、健一君にとってはかっこいいヒーローなんだな、とほのぼのしました。最初、健一君のオールバックを見て不良×優等生ものなのかな…と思っていたのですが、健一君は素直なめっちゃ良い子でした(笑)ちひろ君の優等生キャラが剥がれていく過程も、不自然ではないように気をつけて描いているのがわかります。それにしても表題作には続きがあるのでしょうか…一波来そうな終わり方でした。表紙の二人の短編が数話に、へたれ×BL漫画家(主人公sの友人)のお話と、全く別話でお好み焼きをめぐる関西系一目惚れ話(要約)が入っております。お好み焼きの話は作者さんが同人として描かれたものらしく、お話の展開が目まぐるしく、私はついて行くことができませんでした。-★エロはありますが、控えめな表現だと思います。ちょいちょいネットスラング(「だが断る！」とか)が入ってたり、BL漫画家キャラがいるので軽い腐女子ネタのような描写があったりするのは、処女作のご愛嬌でしょうか。画力が高く、温かみのあるお話を描かれる作家さんです。これからに期待したい…！

とても可愛いDKです。可愛いんだけどちょっとごちゃごちゃして読みにくいかな…。一途で一生懸命なのは伝わりました。

ノリについていけなかった。後輩くんを追いかけてきた後輩くんは当て馬にもならずに話が終わった。なんだったんだ、彼の登場。あと漫画家の彼はいつ長髪男子を好きになったの？それと粉物嫌いな男の子の嫌な思い出、マジで嫌だ笑。あたしも同じの見てから屋台で食べ物買わなくなりました。

☆3.5。他の方が内容詳細に書かれているので、ただの感想を。この作者さんのこちらには置いていない作品を読んで、気に入るところとそうでないところがあったので、判断材料を求めて本作読んでみました。本作はデビューコミックスらしく、ちょっとごちゃついて読みにくいところがありますが、話はヒーローだった幼馴染との再会話で単純明快。ただこの受けがわかりにくいというか気持ちの表現が下手過ぎるんですよ。読み手サイドから見てもどちらとも取れる態度だったり言葉だったりで、ちょっとイラッ。デレがやや不足のため物足りないところはあります。表題作の波乱を匂わせる終わり方に関しては私も疑問。続きを描く予定があったのだろうと思いますが、それは現在もまだ出ていないようです。