レビュー一覧

せつない。結局、ずっと両思いだったわけで、まとまったけど、ずっとせつない。消えて行った別人格さんの、人格のすばらしさよ。一回くらい、甘いエロしても良かったのに！私はこのお話、ハマりました。先輩が、もっと絡んでくるのかと予想してたら、そっちはなかった。

おーー、これはネタバレ無しで読んだ方が面白いかな？ でも、察しが良い方は内容紹介の時点で色々察してしまうかも知れませんね…。「お前を誰にも渡さない。たとえ俺自身さえも。」←読み進めていくうちに成る程…と思いました。 激しい愛を受けにぶつける、執着攻めがお好きな方にオススメです。エロはなかなかのエロさで良かったのですが、陵辱、レイプシーンがあるので苦手な方は注意して下さい。 表紙だけではどちらが攻めか？受けか？判りませんでしたが、顔を上げている方が雪弥で、黒髪受けになります。 攻め受け共に可哀想なトラウマ持ちで、まあまあ面白かったのですが、可哀想描写が何か心に刺さらず、涙がこぼれ落ちるようなコトも無かったので、星1つ減らしました。 奈良千春さんのイラストが綺麗でスタイリッシュで良かったです！って言うか奈良千春さん、すっっっごく画力UPしましたね〜。改稿前のカバーイラストや、少年は神〜シリーズの初期の頃の画と比べると、段違いに上手くなっていて良かったです！

失われた11年を挟んで、再会、それぞれに壊れた二人の再生の物語。切ないシーンも多くて、なにより皓が不憫でならない。不器用な耀も良いですけどね。

ネタバレなしのフワッとした感想です。穏やかな表紙からハートフルなお話になるのかな？と思っていたら割と壮絶な執着もの(シリアス)でした...！よく見たら鎖とかある。かなり痛々しい濡場が多いです。自分はあまり地雷とかないと思ってたんですが食べ物をアレに扱うシーンが何箇所かあって少しウ〜ンとなってしまいました..プレイの一環として読めれば良かったんですが....そこ以外はお話としては面白かったです。奈良先生の絵がとても素敵でした。

後半まで読んで、眠りをさますの意味がよく分かりました。攻めも受けもどちらも目を覚ますのですね。素敵なお話でした。闇深い所も好きでした。

攻めが多重人格の珍しいお話でした。主人格の耀は少し意地悪だけど、受けの事をずっと思っていて、会いたいが余りに事件を起こします。もう一人の人格の皓は雪弥にとても優しくすごくいい人でした。耀を助ける為に皓が雪弥に会いに行き物語が進んで、終盤、皓の「雪弥に眠らせて欲しい」で大泣きしました。

評価が高かったので購入しました。もう少し掘り下げてもいいな、という部分もあり残念です。

ガラケー時代でBL初心者くらいに読んでこの間読み返してみました。いやーシリアスで切ない。皓が消えるシーンなんて泣けるし痛い。この頃は切ない系が好きでしたね。ついでに暗い感じとかサイコパスとか。はぁ、年齢が増すにつれ痛いの切ないのってたまにでいいやぁ。だってしんどい。読み終わってもなんか痛い。けどまぁやっぱり良かった。まぁもとまとＨが痛い系もグロも平気なので。

奈良先生の絵が好きなので購入したのですが、ストーリー的にも面白かったです。別の人格を創り出すほどの攻めの執着すごかったです。事件があっさりうやむやになったのがちょっと納得できなかったので星一つ減らしました。

まぁ苛め愛ですが主人公は好きだったということはいじめられることも含めてのことだと思うのでよし。