レビュー一覧

お坊さんの修行なんてあまり知らなかったので、勉強になりました。雪の中でも下駄で歩くと言うのはとても寒そうでした。

仏教オタクの学生が、厳しい修行生活を経て真言宗のお坊さんになるまでのお話です。以前に別の宗派のお坊さんコミックエッセイを読んだ事がありますが、そちらは仏教系大学を卒業した後、更に最低2年の修行を経てやっとお坊さんになれるとの事でした。対してこちらは、大学生のうちに長期休暇等を利用して100日間の修行を終えてお坊さんになったとの事。修行内容もかなり異なっていますし、やはり宗派によって様々なのだなあと面白く読ませてもらいました。

お坊さんになるのも大変ですね。大変だけど楽しそうな所が「青春」って感じ。

進路に関して他ではなかなかない情報があって良いです。こういう生き方もあるのですね。

知らなかったことばかりで、めちゃくちゃおもしろかった。不動明王とか、愛染明王とか、呼べちゃうの？てか呼んでいいの？みたいな。しかも日本なのに、普通のお坊さんがなんでそんなことできんのよ、、、山にこもって荒修行かと思ったら大学でやってるとは。大学があるのは山の頂上ですが。でもこういう修行は大学の勉強とはまた別で、しかも別料金。大変だ。

お寺が好きでお坊さんになった主人公実家がお寺でお坊さんになる話は読みましたが普通の家庭からお坊さんになる話は少ないので楽しく読めました学生時代、修行時代の話、もっと色々まだ読みたい、それでどうなったのところで話が終わりなのが残念です

お坊さんの修行ってこんな事をするんだ！と知らない世界を垣間見る楽しみがある本です。