レビュー一覧

今より声を上げづらい時代とはいえ、セクハラしてくる上司と2人きりで食事やお酒を飲む場所に行く主人公もどうかと思う。勿論、加害者が100%悪く、被害者に非はない。でも、女が誘ったなどと言わせない為にも、自衛は必要

現実にもありそうな話で怖かったです。元々怪しい人よりいい人だと思ってた人が豹変した方が怖さが倍増します。

セクハラ、パワハラと言った、今の時代だからこそ取り上げられる作品。それでも、まだまだ後を絶たず、水面下では被害があるのも現状。自分の職場でも携帯で猥褻な画像を無理やり見せられた人がいて、会社の上司に訴えられましたが、それでも、その本人は未だに職場に来られる。同じ建物内で働く…。訴えた時も、どんな画像だった？と2次被害。もっと被害者側の対応が当たり前の国になればいいのに…と改めて感じた。、

ももちさんは本当にすごい何年も社会問題を題材にしていて、たくさん勉強されているんでしょう

主人公は派遣先の上司からセクハラを受けていましたが、私だったら、どんなにやりがいのある仕事だとしても、自分の身を守るのが最優先なので、すぐに辞めます。

ううん。もちろん上司が一番悪いし、最悪なんだけど。主人公もどうなんだと思うんだけど。最初の別のセクハラ上司の時に、ひとりで行くなよと思う。そんなんだから、他の上司も、調子に乗るんですね。

私ならここまで戦えるかな‥。セクハラの被害にあったことはありますが、私は苦笑いで逃げてしまいました。自意識過剰とか言われそうで、何も言えませんでした。強い主人公です。

現実に起こりうる問題でとてもリアリティがありました。

セクハラをする人は、自分がおかしいことに気付いていないんだなともどかしさを覚えました。自分ではどうしようもないトラウマを植え付けられることの怖さも。

セクハラする相手の気持ち悪さがよく描かれていたと思った。