レビュー一覧

名作です。ネグレクト（幼児虐待）を子供目線で描いた話。胸が詰まります。泣きました。

子どもの頃は母の愛とは見返りを求めることもなく、無条件で深い愛情を与えられたなと思ったけど、今自分が母となり思うのは子が母親を思うのはそれ以上だと感じています。尾崎かおりさん10代の頃ファンでした。この感じなつかしいな。

金のひつじの方で読みました。ある一人の魂の人生の物語です。表紙の絵から話から、なんとなく先は見えてしまうんだけど、読んでいて涙が出てしまった。子供って本当に純粋なんだなぁ。私は今妊娠していて、順調に行けば秋に生まれる予定です。少し前にあった三つ子の事件のように育児って想像を絶するほど大変なんだと思う。一つの命を守り育てるから、尚更。だけど、いつか辛いと感じたときにこのお話を思い出して、頑張りたいなって思いました。妊娠中の方、育児している方はもちろん、すべての人たちに読んでほしいって思える作品です。

一つの教科書じゃないでしょうか。親は子供に学ぶし、子供は親の背中を見る。辛い時は確かに何もかも投げ出して忘れて、一瞬の快楽に身を沈めたくなる時もあるのかもしれない。でも、守るべき人を思い出してほしい。守ってくれていた眼差しを思い出してほしい。そして気がついてほしい、その愛はそこで一度止まっても、決して終わる事は無い。そんなお話。

感じ方は人それぞれ賛否両論ありそうですが、考えさせられる作品。自分の今置かれている立場によっても見え方は違ってくるのではと思います。

尾崎かおりさん大好きです。ピアノの上の天使からずっと読んでます。いつも、何かしらのメッセージがあるマンガを描かれる方なのですがこのお話はガツンと来ました。なんか、すべての人に読んでもらいたい！親だろうが、子供だろうが、独身だろうが、ニートだろうが、男、女、関係なく読んでもらいたい！目からしょっぱい水が出てきます。

ネグレクトが題材の作品です。シングルマザーを自己責任と切り捨てる社会のほうに問題があるのですが、ただひたすらに母を想う子供心を考えるととてもやりきれない。色々考えさせられるお話でした。

金のひつじが面白くてこちらを購入しましたが、うーん…

色々美化しすぎなきらいはあるがよくできた短編。ただ実家の親とそれほど険悪じゃないのに最悪な事態になる前に頼る選択肢はなかったのかな、と疑問だった

空き時間に読むのには勇気がいる漫画です。私にも小さい子供がいるから、どうしても重ねてしまい、読むと大号泣。子供から母親への無償の愛を感じ、幸せに感じると同時に、責任重大。その子供からの愛の重さは、今後の自分の行動への戒め。