レビュー一覧

うわー。表題作の、この古い感じがたまらなく色っぽいです。伸一も不思議な色気がありますよね。叔父さんの我慢出来ない感じがたまりません。チェス用語がたくさん出てくるので、知っていたらより楽しめたかも。他にも盛りだくさんで伸一の弟の話とネコの短編と作者様の妄想に溢れたお話が入っています。弟の話に出て来る伸一のキャラが表題作と重ならなくて、ちょっとアレっという感じでした。ネコの話はゴロゴロ喉を鳴らすのが…もう反則でしょ。可愛いくて癒されましたけども。作者様の妄想話は漢字やパソコンなどの擬人化の話で、マニアックな思考に萌えが詰まっていてなかなかよかったです。でもエロは表題作のみです。涙。

表題作は血の繋がりがある叔父と甥のお話。チェスは2人の仲を繋いでいるだけで難しく描いてないので読みやすいです。こうゆうお話って甥がグイグイ迫って叔父が絆されるパターンだけど、こちらは甥が控え目で欲しい物が欲しいと言えない性格で叔父も甥の気持ちも自分の気持ちもわかっていながらセーブしているのが良かったです。擬人化のお話はイマイチよくわからなかったけど猫ちゃんのお話はかわいかったです。

表題作は良かったです。もっと続きが読みたいとも思いました。最後の擬人化のお話には入っていけずじまいでした。

イケオヤジっぽいけどチェスのイメージとはだいぶ違う。

表題作よりも後に入ってる短編がお気に入りです！夏のお話ってなんでこうも一種の儚さ？みたいのを感じるのかしら。。。猫ちゃんは終始可愛かったです！

｢マボロシ一景｣が私のお気に入りです。実生活で見てみたい！

短編集でした絵は少し荒い部分がありました内容的にはあっさりしていました

著者買いです。この著者にはキュンとかラブを期待しているのですが、今回の叔父さんが残念ながら私には微塵もかっこよくみえず、そのダメダメ具合に萎えてしまいました。。マンガなのでもう少し夢をみたかった。好みの問題でしょうか。

この作家さんならではの独特な甘く優しい雰囲気漂う絵がお話をよりうっとりと素敵に見せてくれてる感じがする。表題作の一連の作品は、なんか叔父と甥でお互いの隙間を埋め合うような感じがたまらなく萌える。同時収録の短編では『猫と仲良くなる方法』が可愛くてずっと愛でていたいお気に入り。猫好きさんと猫になりたいさんで需要と供給がぴったりなのがよい。もっと読みたい。『擬人化でいこう』はひたすら同意しながら笑うしかなかった（めちゃ褒めてます！）

悪くないのですけど、この作者さんのシリーズものがとても良いので、少し物足りなく感じてしまった。叔父×甥は、甥がすくすく身長が伸びそうですが、将来的に逆になったら個人的には萌えます。