レビュー一覧

出会えてよかったと思える作品でした。恋愛にはつきものの嫉妬や後悔、感情の高まりにワクワクし一気に読んでしまいました。待ち続けるけなげな受けに対して、世間体をきにするクールな攻めが徐々にはまっていく姿がほほえましく最後はあったかい気持ちになれました。

作者買いです。漫画の原作ということで、起承転結でスッキリハピエンです。小説としては物足りないですが、キャラもお話も素敵でした。

コミカライズの方を先に読んでから小説を読みました。漫画ならではの良さ、小説ならではの良さを味わいました。ストーリーはほぼ一緒なので、同時配信で両方読むのであれば、受け攻めの視点を逆転したものが読みたかったかな。とは言えどちらかを読むとすれば攻め視点の方が面白いのは確かです。星4つにしようかと思ってましたが、漫画の最終話以降と小説のSSは単独のお話で、カップル成立以降の2人が読めたのが良かったので5つにします。

作家買い。安定の切なさと甘さを楽しめました。作者様の「ビューティフル・ガーデン」と攻めの雰囲気が少し似てます。

コミックも読みましたが、同じお話でも小説だと、また味わいが違っていて楽しかったです。巻末のSSはコミックにはないお話で、互いを想い合う恋愛のすばらしさを感じさせてくれるとともに、友一が過去の恋愛の楽しくない記憶を、高瀬と一緒に過ごすことで塗り替えていっている様子が実感できて、読んでいて幸せな気分になりました。

さすがにこの作家さんは上手いですね！このページ数でよくこんなに上手くまとめたなって感じです。題材的にはゲイの受と自分がゲイである事をなかなか受け入れられなかった攻というよくある内容なんですけど、話の持って行き方が上手いので一気に読みました(ページ数が少ないのもあるんですけどww)。読後、温かい気持ちになれます。

攻め視点のH描写って珍しいから、そこも是非注目して読んで欲しい。もちろん心の動きも丁寧に書かれていてとても良かった。

漫画と本共読みました。ちょっと違う味して、両方も楽しかった。友一は漫画の方が可愛い天使で、高瀬は本の方が転換出来っていい感じでした。ピュアピュアな甘ストーリーです。ありがとうございます！

短編、でも心に残る良い作品でした。マイノリティの恋にはもう一つ乗り越える壁があるんだな、と今更ながらサラリと納得させられます。扱いの酷い恋人に執着してしまう関係も、現実に友人に聞かされているようなエピソードで、見切って欲しい、と思いながら読みました

お互いパートナーがいる相手が気になる2人。ノンケとの恋を怖がる受けと勇気がなくカミングアウトできずにいる攻め。どっかで読んだことある設定だけど、安西先生が描くと、こーなるのかぁ(^o^)と関心しきり。ページ数が少なかったのでもうちょっと読みたかった！