レビュー一覧

面白かった〜。盛りだくさんなストーリーにぐいぐい引き込まれました。最初は、いわゆる戦うメイドさんの話なんですけど、最後には、人類の歴史を総括してます。他の柴田作品同様、いろいろ考えさせられます。倫理観とか、環境問題とか、人権問題とか、戦争とか、、、。ただのSF漫画じゃない、スペクタル大河ドラマという感じ。出てくる人物が、魅力的。みんな何だか愛嬌がある。作者の愛情を感じます。

メイド対ナースという○態趣味炸裂な設定の割には、さすがというか良くできたストーリーです。でもエログロ度が相当ですので、『紅い牙』あたりしか知らない人は『クラダルマ』を先に読んで免疫を付た方が良いかも。かなり暗くエグイ世界観、しかし虐げられる弱者を放っておけない心優しい主人公、その他の魅力的なキャラに救われる感じで、読み終えることができました。人工的に作られた娘（『狼少女ラン』）、奴隷生物の反乱（『グリーンブラッド』）、人格交代（『盗まれたハネムーン』や『サイキックトラベラー』）、など柴田ワールドのネタ満載で、まさに集大成という感じがしますが、結末が消化不良という意見には私も同意します。すっ飛ばしたエピソードいっぱいあるんだろうなと思います。個人的にはシェリルに関わる話をもっと読みたかったです。

　ちゃんと完結していれば高評価ですか、あまりにも尻切れトンボです。　謎が残りすぎ、意味不明な終わり方。チケットが１枚なのもうなずけます。　ただ、根底に流れる考え方などは考えさせられる部分も多く、ちゃんと読者に伝えきる終わり方をしたならばいい作品だったと悔やまれます。　打ちきりだったのか作者の都合なのかはわかりませんが、残念です。　

柴田先生の隠退作品ということですが、筆のおとろえは感じられず。　全編通して読むと、華麗に回収される伏線、躍動する設定など石ノ森章太郎的ロマンも感じられます。　自分は大好きなマンガですが、グロ耐性が要るかもしれませんので四点に。

値段的にお得ですね。ストーリーも面白いとおもいます。作者は昔誰もが見たことのある人です。懐かしさもあり星５つにしました

作者買いです。何度か読まないと理解出来ないお話でした。私が幼かったかもですが…

壮大なスケールに引き込まれました。時に残酷な部分もあるけど、それでも前を向いて進む戦闘メイド達が健気で魅力的。

世界観設定は大変良かったのですがドイツが出てきたあたりからよくわからない方向にいった感じですね・・大災厄も後付けでこの作品の骨子になってる細菌兵器mosaicとの関わりが今一つ??でした。作品の最後に出てきたmosaic？用ワクチンもどこで開発してたんだ？みたいな強引さで、ちょっと打ち切り食らったような結末でした。もっと話を絞ってストーリーを進めれば良い長編コミックになったのではないかと思います。

当時、単行本を全巻集めましたね。もともと作者が少女マンガ誌で活躍していた時のファンなので今作も読んだのですが、青年誌掲載だったのでエロが強いです。グロも、まぁ有ります。しかし、話が面白いのでそれだけで敬遠するのは勿体ない。それと終わり方に不満がある方が多そうですね。確かに、あのチラっと出てきたキャラは何だったんだろう？ってシーンもありますが作者の健康状態の都合で引退作だったはずなので大人の事情があったと推測します。大ベテランの描くアクションシーンは、やはり格好いいです。引退が悔やまれます。

無料だったので一気読みしました。４時間かかったが満足！ラスト、終わり方にはちょっと納得しがたいですが途中がごっつ面白いです。ぜひ読むべき！