レビュー一覧

ハッピーエンドなんだけど、本当にそうなんだろうか？と、思うような話でした。再会ものは、好きなんですが、ものすごく後味が悪いです。誤解やすれ違いの末に一度別れた二人が再び、というところが、再会ものの妙だと思うんですが…すれ違いの結果があまりにもひどいです。再会後も受けに好意的な先輩しか登場してないため、攻めの信奉者である従兄弟たちや、親が出てきたら…とか考えたら、攻めが受けを守りきれるのか心配です。なんか残念な感じでした。

蒼があまりにも不憫な作品でした。同級生の再会ものです。優吾は改心するけれど、高校生の頃は傲慢な王子様って印象です。蒼に勘違いさせるようなことをしておいて、面倒なことになりそうだと分かると、さらりと躱す。そのくせ自分以外に懐く姿を見て、カッとなって強引に組み敷く、最低な男じゃないですか！蒼は高校を家の事情で転校した後は、転がり落ちるように苦しい生活を強いられます。借金返済のために体を売る描写もあるので、攻め以外とが苦手な人は閲覧注意かも。ただ、そんな過去を知っても受け入れるだけの度量が攻めに出来ていたのでそこは良かったです（そもそもは攻めの所為だけど）。今までの過去を払拭するような甘い2人をもう少し読みたかったです。

すれ違いから主人公がどんどん悲惨な事になっていくので本当に可哀想でした。ハッピーエンドではあるけれど、もやもやします。

良かった(^∇^)紆余曲折の上、ハッピーエンド。その後の同棲生活を垣間見たかったなぁ。ただ、攻めがグズで、受けが可哀想。そんなクズを問い合わせが心の片隅に残して、辛い生活を過ごしていたとは‥衝撃でした。純粋な受けが幸せになってれば、もっとイィ！なので、続編を期待します(>_<)

前半高校時代、後半社会人。若気の至りの切ないすれちがい、不憫な受け君、攻め様との再会、そして攻め様が心を入れ替えて受けを引っ張り上げる。そんなこんなのお話が好きなら、この本はおススメです。但し、不憫な受けの常備アイテムの売りやモブ姦やリストカットも揃っているので、それが当たり前って言う人は更におススメです。ラストの攻め様のお願いが、可愛いかな。

不憫受けブームが自分の中に起きていて（笑）、再読です。不幸すぎて、幸せ感度が低くなってるのかな〜〜攻めの自分勝手さに身も心もすり減らないように願うばかりです。くっついた所からが勝負だと思うので、攻めには、自分の背負ってるものの大きさに負けないよう、今度こそ受けを守ってほしいです。。

初めての作家さん。yoco先生の美しいイラストに惹かれて購入。全てを持っているが故に自分から恋をしたことのない優吾。そんな優吾に惹かれながら、あるきっかけで自分の気持ちに気付き戸惑う蒼。高校生編は蒼の気持ちの変化が丁寧に書かれ、せつない感じが良く出ていました。ただ、社会人編になってからは、優吾の気持ちの変化が極端過ぎ読み手としてはついていけない印象でした。蒼の身の上を不憫に設定して、無理に切ない方向に持っていっている感じがしました。イラストはホントに感動モノです。表紙の蒼の瞳の中を覗いてみて下さい。

もうちょっと後日談が読みたい話。受けの蒼がとても健気で可愛いし、攻めの優吾も実はとても健気で素敵。すれ違いと誤解はもどかしいけど、最後の方はとても幸せで、もっと後日談が読みたくなります。もっと幸せを噛み締める2人がみたいに!

受けが不憫。もっと幸福な姿を読みたかった(v_v)攻め頑張れ！と思うストーリーでした。

不器用もの同士の純情愛です。純愛、とはちょっと違う感じがして純情愛と表現した方がわたし的にはぴったりきます。