『大富豪と人形の花嫁』、『大富豪と罪深き純真』に続く"Marrying a Tycoon”シリーズの最終3作目ですが、個人的にはこの話が一番ダメでした。まずプロットが受け付けられない、というかワインスタイン事件が発覚した今になって映画プロデューサー兼監督が新人女優に仕事を与えつつ恋愛関係になる話を書かれてもなあ、という気分です。これ、ヒロイン本人やヒロイン身内も言っているように傍目にはヒロインがカラダを使って仕事ゲットしているようにしか見えないし、ヒーローはせめて最初は自分の関わっていない映画の出演をヒロインに勧めて、彼女がある程度出世するまでは自分の映画に出すのも手を出すのも我慢してほしかったです。あとヒロイン妹は言動が一々酷いけど何か憎めないキャラで好きです。友達には欲しくないけど(笑)。