レビュー一覧

主人公が至るところでひん剥かれる度にシリアス度が下がるのが癖になっていたのに終盤ではあんまりそれもなくなってしまいます　最終巻で結局何も変わらないままだったので消化不良ですが　これはこれで諦めます

ディストピアで生きる人々の話である。主人公の狙撃が得意な少年も、決して英雄でもなければ善人でもない。狙撃 殺人を楽しんでいるような描かれ方である。登場人物たちの虚無的で荒れた生き方が、粗いタッチの絵柄とよくマッチしているような気がする。題名にもなっているアリスの存在も面白い位置づけである。

正直いまいち。著者の女子攻兵、フリージアが好きだったのでこちらも購入。 が、前述の作品ほどハマれず。バトルシーンは見応えありましたが、それだけだった。この作品のテーマみたいな物が自分には読み取る事が出来ず、ただ漠然と派手な戦闘だったとしか感想が出てこない。テーマもクソもあるかい！と言った勢いと言うか力技的な面白さも感じられず…… とにかく派手なシーンの割には読者として盛り上がれませんでした。