レビュー一覧

昔読んだけど、また読みたくなって。懐かしかった。

どちらかというと批判されそうなタイプの女子が主人公です。いくえみ先生独特の人間描写で、綺麗なだけが恋じゃないという気持ちにさせられます。連載していたのは２０年以上前ですが、当時の少女漫画で異彩を放っていました。いくえみ先生が好きな方にオススメです。

マイボーイバックホームが読みたくて買いました。別マで巻頭カラー読み切りだったのですがこの時私は中学生でした。かなりの衝撃でした。高校生って大人だなぁって思いながら読んでいて、そして今いいオバさんになったけど、それでも読むとやっぱり大人な高校生って感じがする。いくえみさんは連載よりも読み切りが好き。映画を見終わったようなポーッとっした余韻がしばらく続く。

つい懐かしくて購入しちゃいました。主人公のキャラが、「実際にいたら友達にはならないだろうな…」という子なのですが、何故か最後は応援したくなる不思議ないくえみワールドが大好きです。ただ今も昔も変わらず、なぜ元彼を選ばないんだろう…もったいない。というのが正直な感想です。

ピュアで、そしてどこか切なさが感じられました。気づいたら夢中になって読んでました

the昭和の少女漫画です。内容はともかく今のJKには全く共感の持てない服装。

面白かったです。この頃のいくえみ男子は奥田民Oさんかと思われます。菊も阿部Bそっくりだし…。ファンだったので余計に楽しく読めました。

いくえみ先生にしては解りやすくちょっと演出の効いたお話でワクワクしました。

同級生や母親や周囲の女達に嫌われてしまう主人公の真千子がリアルだなあと思いました。そんな周りに馴染めない真千子が、自由で孤独な年下の男の子に惹かれてしまうのも分かる気がする。妹との確執や雪解けの様子もとても良く描かれていて面白かったです。女同士って難しいけれど、やはり面白い。年下の男の子高哉くんが可愛かったです。祥児くんは気の毒でしたが、まあ絶対良い彼女が出来るだろうなあという感じで後味は悪くないです。

表題作もショートストーリーもどちらも懐かしくてつい読んでしまいました。悪い奴なのに何故か嫌いになれない。幸せになってほしいと願ってしまう作品です。