レビュー一覧

麻生さんが、普段と全然違うタイプのヒロインを描かれています。普段の健気で可愛くてその辺歩いてるだけでプリンセスとして誘拐されそうなヒロインじゃなくて、カッコいい女性。私は、男性がボディーがガード設定の方が好きなのですが、麻生さんのヒロインならありでした。ホントはヒーローに守ってほしい派ですが、ヒーローを守って負傷っていうパターンもありありでした。そして黒のボディースーツのかっこよくて美しいこと。ヒーローもヒロインも目の保養でした。

麻生先生かいつも描かれるドール系の「静」のヒロインではなくて、キリッとして強い「動」のヒロインがかっこよかったです。原作を端折った感はあれど、お話自体も面白くてどうなるんだろう？とドキドキしながら読めました。ヒーローもゴージャスでステキでした。

先生の描くか弱く初々しい甘々なヒロインが好きだったので、今作のヒロインには驚きました！とても面白かったです

今回は、珍しくヒロインのタイプが、大分違いましたね。カッコイイし、強気だし、でも、やっぱり可愛いかな。ヒーローが、端正なうえに優しいから、素敵でした。ラスト、ハーレクインらしかったですね。

この作家さんがこんなヒロインを描いてるんだと思って、ただただびっくりしてます。有能で知的なクルーさが売り物のシークレットエージェンシーが、任務対象にドキドキされたり、手錠かけられたり。ヒロインの飾り気のない笑顔が素敵です。ミステリー色が強いのに、上手くまとめてある作品です。

麻生先生はアクション物は苦手でらっしゃるかと思いきや、素晴らしかったです。ラストはドキドキしました。

スィートで可憐なヒロインを描いたらピカイチな作家さんが、いつもとは違うタイプで新鮮でした。シリーズ作品のあらすじも無理無く簡単に説明されていて、読みたくなりました。

ヒロインは、エージェントとして暗躍する、アクションヒロインでした。麻生先生のヒロインたちの中では珍しいかも。伯父の我欲に満ちた陰謀が明らかにされて良かった。

シリーズ最終話なのに、作者様の作品が好きで最初に読んでしまいました。アクションもサスペンスもあるけれど、ハーレクインらしいラストで映画のように楽しめました。他のシリーズも読みたいと思います。

麻生さんで、スリム＆ハードボイル（加えてとってもチャーミング）なヒロインは初めて読みました。15年ほど前の作品で、今よりかなり小ざっぱりした絵柄で、コレも良いですね。硬派なストーリーも異色で良い！