レビュー一覧

統合失調症って、幻覚や幻聴は分かりますが、それを信じて行動までしちゃうんですね。神の声と思い込んで踊っちゃったり・・・これは知りませんでした。症状を知ることは大事だと思いますが、漫画としては好きじゃなかったです。絵やコマ割りなどが、理屈抜きでなんかダメでした。読んでいられないというか・・・この作者さんだったら、エッセイの方が良かったかな。

絵が独創的、漫画の表現もかなり独創的ですが同時にウイットに富んでいました。若いうちにケアとサポートが入って、やりたいことを続けられたことと、続けた先に結果が出たことが素晴らしいです。偏見のない闘病と同様の経過を辿れたのは、やはりサポート環境とご自身の資質によるものかもしれません。環境と個人差はあれど、しっかりケアすると本来望む生活ができることが社会に浸透していって欲しいです。

この病気について偏見がありましたがよく知ると皆さん普通の人なのですね。もっと原因なども追求していただけたらもっと良かったかも。でも素晴らしい作品でした。

妹が高校から10年以上患っていますが…100人に一人発症ってすごくないですか？！そんなにいるんだ？！この本もっと広がるべき！

病気の事が、良く分かりやすく書いてありました。私は、うつなので、幻聴や幻視については良くわからないけど、とっても大変ですよね。こういう病気は、偏見が激しいので、もっとみんなに興味を持って貰いたいです。

現在も闘病している統合失調症の作者の明るい？闘病記。生きているだけでも素晴らしいと思える内容になっています。続編が出たら買いたいです。

統合失調症に以前から興味があり借りました。昔は分裂病と言っていて、何か事件を起こしそうな怪しい感じがあり、かかったら治らない、恐ろしい病気という認識でした。話はとても分かりやすく、読みやすかったです。色々なタイプの方がいるのかと思いますが、イメージは湧いてきました。これを書いたら落ち込まれるかもしれませんが、漫画の絵はもう少し勉強された方が良いと思います。美大に行かれている方の絵には思えませんでした。絵がもっと見やすくなったら、★５です♪

統合失調症をはじめとする精神障がいは以前よりも知られてきたとはいえ、それはそれは病名だけの事でその症状が理解されているとは到底言い難く、今なお障がい者を見る目は偏見を免れない。精神症とて誰もがかかる疾病とか疾患のうちのひとつに過ぎないとは世間は見てくれていない。木村さんの作品がそのような風潮に風穴を空けるような、そんな希望を託したい。

面白いけれど、とても短く感じました。続編が読みたいです。

短いので星を減らしましたが、よくまとまっていて客観性も保たれています。続きを書けそうな余力も感じました。