レビュー一覧

あー私はダメでした。まだ胸がむかむかしてます。攻めの異常さはさることながら、受けの行動も理解に苦しむ。関係性がいびつです。漫画に癒しや楽しさを求めている方にはオススメしません。確かに筆力はあると思います。上巻で既に胸糞悪さを感じていた私に下巻も買わせてしまうんだから。でもこれはあかん。作者の作風なのかもしれないが、人としてやってはいかんことがこれでもかと描かれている。あと絵柄も私はダメでした。なんか粘っこい。好みは分かれると思います。あ〜疲れた。エネルギー吸い取られました(あ、でもここに感想書いたらちょっと胸のむかつきがおさまりました)

書籍で評価が高かったので電子配信待ちに待ってようやっと読めたはらださんの新刊、攻めが胸糞悪いです。いままでの作品と傾向は同じなのに収まるところにすぽっと収まってくれないので後味が悪いです。エロも酷い扱いをするのが最後なので愛が感じられません。期待しすぎてたのかもしれませんが。

BL愛好家ですが、けっしてBLだから好き、、、って訳じゃ無いんですよ。 こういう良質の作品が生まれ続けるから止められないんです。 他ジャンルにはあまり見受けられない人間ドラマとか、人間の内側の描写とか、とにかく内側にあるものを絵とセリフで漫画として魅せる技術の高さは圧巻です。

うわーーうわーはらだ先生っっ下巻のみ購入しましたが、1巻からの流れでこうくるとは…すごいもの読ませてもらってるなぁと本当に読んでてゾクゾクしました。1年以上待ってたのもあって読む時手が震えてました。1巻で不穏な空気を漂わせ、でもまとまりよく終わっていたのでどうなるんだろうと思っていたのですが期待以上です。ありがとうございますはらだ先生今回性描写が少なかったですが拘束などあるのである意味ハード。モザイク処理もほぼなく白い線が必要箇所のみにポンポンと入るだけなの本当に、ありがとうございます。こういう描写初なのでは？気になってる方、白抜きでないのでご安心を！二人の関係が天秤のようにグラグラ揺れてどう展開して行くのか本当に目が離せませんでした。下巻は240ページ以上あるからたくさん読める！と思ったのに気づいたら読み終わってた…。また最後の展開が…もう、ね。うひゃーこいつーやっぱりやべー(褒めてます)ってなりました。上下巻だからもう続編は出ないと思うのですが、読み切りでもいいので二人のその後が読みたいっその際は是非レンタさん！販売のほどお願いします！

期待を裏切らないはらだワールドいいですねー！執着攻めたまらないですね！プラス戦略家(笑)ちなみにこれはネタバレっぽくはなりますが見どころは戦略家が崩れた...。と思わせそこも戦略なのか！？とどこまでも期待を裏切らないはらだワールド(2回目)たまりません！この一言につきますね。下巻に関してはページ数的にはボリュームあるのですが最終ページ当たりになってくるとあれ？もう終わり？あれれ？あと残り数ページしかないよ？といった感じになります(笑)一応ネタバレっぽくはなりますが最終的には付き合ってないまた1から攻めるとこで終わります！1からでもなさそうですが(笑)続きを読みたくなるマンガでした。

作者さんの名前を見た時から予想はしてましたが、やはりはらださんの作品はこう……夜中にカーテンの隙間が気になるみたいな、足だけ布団から出してるのがなんだかむずむずするような、そんな得体の知れない気持ち悪さ(褒め言葉)にゾクゾクします。カラーレシピは人間の自分勝手な恋愛にそういった気持ち悪さとある種の快感を感じる素晴らしい作品でした。

サイコパスとか病み系苦手なんですがこれは読後感が良かったです。すべて計算づく欲得づくでやっているようでその実必死でギリギリな攻が愛しい。最後まで読むとタフな頑張り屋さんに見えてくるｗ受も本当に酷い目にあってるけど将来はほだされるんだろうなーという予感が。この際攻のすべてを理解した上で己が居場所と認定してやってはくれまいかｗｗ　人としての度量は受の方が遥かにデカいしな…リクちゃんの存在もいいですね。この子が散々ぶっ刺してくれるから攻を許せてる部分があります。とにかく面白かった!!　お買い得です。

福介の行動にずっとハラハラしてたし彼の本性が何処にあるのかをずっと気にして読んでいた気がする。ただ、上巻と下巻では全くキャラに対するイメージが変わった。福介の笑吉への異常なまでの執着心とサイコパスすぎる行為にはゾッとするものがあるが、下巻では凄く悲しい人だなと思いつつも、自分には絶対に持ち得ないものを持つ笑吉を｢羨ましい｣と思う気持ちには正直少し共感してしまった。なんて人間くさい人なんだと。そのセリフすらもパフォーマンスだったりするのか？(笑)そして福介の本性を知りかなり追いつめられた笑吉だけど、ラストでは福介にしっかり依存しちゃってて..この簡単にはハッピーエンドにならない、最後までもやもやする感じ、さすがはらだ先生。でも笑吉があそこまで追い詰められなければ福介に依存することも無かったのかな。あと、リクはこの作品においてめちゃくちゃキーマンだった！！リクの行動や発言で福介の考えてる事が分かったりして、！二人は似てるところもあるように感じたし、ラストの方でリクの福介に対する本音のようなものが見えて少し切なくなった。ページをめくる度に緊張して、だけど先が気になって気になってぐんぐん読み進められます、、！ストーリーに起伏があるので読み終わったあとの疲れ？充実感？が凄い。(笑)精神的に結果ダメージ食らうのに一度読んだら絶対に抜け出せなくなる中毒性が凄い。あと、はらだ先生の描くキャラクターの表情、エロシーンの見せ方や描写が凄い！(語彙力皆無)笑吉の照れた表情がたまらない(･∀･)ギャグ要素もあってどんどんキャラに愛着が湧くっていう、。どうしても余韻が抜けないのであと何回か読み直します、、、(笑)他のはらだ先生の作品も気になる！

仕事終わりに偶然バッタリ会う、二人きりの時に終電逃して泊めてもらう、危ないところを助けてもらう。そんな安易な漫画的ストーリーの進め方へのアンチテーゼでもあるのかなと思いました。笑吉くん人が良すぎるぜ。

やっぱりはらだ先生だよねって感心した。もちろん絵は綺麗だし、ストーリーの方も二巻目でどんどんクライマックスに進ませた。そこまで精神的に病んていだように見えるキャラクターの人物像が立体的に彫り上げて、説得力でストーリーを収めながら、攻のほうの暗い面に混じり込んだ魅力も染み染みに感じられるし、本当にいい作品だよなぁ。面白くて一気に読んちゃって、すごくその後の話気になります。必読の一作だと思うんだ。