レビュー一覧

私はこの作品好きです。時間の流れと共に主人公が成長していく様子は読みごたえがありました。

良かったです。自己中だった忍が一転、社会に出て挫折を味わい過去を振り返るのは自業自得とはいえ、かわいそうな感じでしたね。攻めは攻めで言葉が足りない。わざとか？と思うくらい悪者になって。でも結果オーライなのかも。

とばしとばしやっと読み終えましたー。なぜなら萩原の執着の理由が一行しか書いてありません。どうして忍くんにそんなに執着するようになったかが書かれてないんですよ。それで毎回何かあるたびに目をひんむいて嫉妬されてもねぇー。これが繰り返されるばかりなので飽きてしまって。相手の忍くんも今や貴重な社会派弁護士さんですよ。萩原さん、社会人なら自重してくださいとしか思えなくてお話に入っていけませんでした。ココでいくらエロ書かれてもねー。あと、本作のストーリーなら萩原もナカナカのイケメンでないといけませんよね？でもイラストを見てからあの顔でしか思い描けず笑っちゃって仕方ありませんでした。あの顔、その上大柄な萩原にああ毎回チ◯ビいじられてるなら忍くん、オ◯ナインでも塗っといた方が良くないか？としか思えなくなってきました。それにタイトルの「真夜中の太陽」ですが、書いてあったなーくらいの印象しかありません。こんな大袈裟なタイトルつける事ないのにねー。あと私は「被虐の蛇」からきたのですが、本作の2人が出てくるエピソードがあるのですが「被虐の蛇」では重要なトリガー、そして時系列的には本作に絶対に出てこなきゃおかしいエピソードなんですよ。本作の2人にとっちゃピアス男やヤサ眼鏡達と同じくらい重要なエピソードですよ！どうして書き下ろしで出してこなかったんだろー？こんなにページあるのに？ただ「被虐の蛇」からきた私には本作にチラチラと出てくる黒江先生が「被虐の蛇」の主人公の黒江先生かだなんて！と感激。古いですが、デュフフメシウマです。本作がお気に召した方は「被虐の蛇」はもっと面白く感じるのではないでしょうか？

受けの忍が世界は自分の為にある、みたいな性格でかなり傲慢で自惚れ、でも痛い目を見て、拒絶され、自分の愚かさに気づいてからの彼は贖罪の意識もあれど人の為に奔走する頑張り屋さんで好感が持てました。ただ、攻めも攻めで不器用すぎて再会してからも想いが伝わらない...読者は気がついてるけど、人相やら威圧感やら強引さやらで忍には受け入れてもらえないのはちょっと可哀想にもなったりしたけどお互い勘違いや思い違いですれ違いまくり。キスとか指入れたりネチネチした責め方するのに一線は超えない。もー、かなり焦ったかったです（笑）。弁護士という職業で学んだ人の立場や気持ちで忍が変わっていく様子も丁寧で設定がよく活かされてるなあと思いました。ものすごくボリュームがあるけど事件らしいことは序盤の1度だけでひたすら忍という人間の変化とか攻めとの攻防戦が書かれていて途中少しだけ退屈になりかけました（えっちの寸止め感がハンパないからかな...）。改心した忍ならともかく、四年前の彼のどこに惹かれたのか、攻め目線の短編も欲しかったなあと思いました。

執着責めが好きなのでよかった。受けも恵まれてるだけじゃなく挫折もして･･･は好感が持てました。違うお話で出てくる時のエピソードもあればなーとそこが残念。

作者さん買いです。受けの成長が分かるのと、他作品で主人公だった人物が出てきて、それの絡みも良かったです。

凄いボリューム！受けがどんどんかわいくなっていきます（笑）後半読みいってしまいました

途中なんだかハッキリこないし、いろいろすれ違うしで、もやもやしましたが、ちゃんと落ち着くところに収まってくれてよかったです。