『坂の上の魔法使い』ストーリー紹介
魔法使いが多く住む町・ゲルの外れの荒れ山に、魔法使いのリーと弟子のラベルは住んでいる。町が苦手でちょっぴり変わり者のリーとの暮らしは決して裕福ではないが、学校に魔法にと勉強に励むラベルは充実した毎日を送っていた。そんなラベルの成長を、ときに厳しく、ときに温かく見守るリーだが……!?
登場人物紹介
坂の上に住む魔法使いでラベルの養い親。
リーの弟子にして養い子。まっすぐで素直な少年。
リーが以前仕えていた王。すでに亡くなっているが…。
時折ラベルの前に現れる謎の人物。
シリーズ作品
明治カナ子先生に直撃インタビュー!
Q1.自己紹介をお願いします。
A.趣味:自転車徘徊
性格:自分に甘い・・・
Q2.BLとの出会いを教えてください。また、BLの「こういうところが好き!」という点は何ですか?
A.BLは昔から読んでいましたが、描いてはいませんでした。
デビュー時お世話になっていた編集プロダクションがさまざまなジャンルの本を手がけているところで、そのうちのひとつがBL雑誌でした。
「BL雑誌でも描いてみないか」と誘われたのがきっかけです。
デビューの頃は男性向け成年コミック雑誌で描いてました。
BLのいいところは多々ありますが、読者様が読み込んでくださるところでしょうか。
Q3.「坂の上の魔法使い」シリーズを描き終えてみての感想をお願いします。
A.完結してよかった! これに尽きます。
Q4.執筆していく上で、一番大変だったことは何ですか?
A.売り上げが悪く3巻発行は難しい、と途中で告知された時、最後まで描けないかも? と悩んでモチベーション維持が大変でした。
最終的には物語ラストまでこぎつけることができ 読者様と編集部には大変感謝しております。
Q5.一番好きなシーンもしくは思い入れのあるシーンはどこですか?
A.坂の上の〜、夜空の散歩シーン・・・弟子と師匠というより親子愛としてのつながりを描けたので。
無二の王、入れ替わりからの一連の流れ・・・内容的には辛いシーンですが数ページで話が動くところは描いていて楽しかった。
黄金の〜、川岸の会話のシーン・・・脱皮シーンも思い入れがありますが、好きなところは彼の地の会話のあたりです。過去との決別と未来への展望を伺わせる、前向きなところなので。
Q6.登場人物の中で一番のお気に入りは誰ですか?
A.気に入ってるのはラベルの使役ですが、それの主人のラベルが好きです。 描きやすかったので(笑)
Q7.「黄金の川岸」のご紹介とアピールポイントをお願いします!
A.広げていた風呂敷を畳む最終巻です。 最後までどうぞ宜しくお願いします。
いちど最後まで読んだあと、最初の1巻から通して読んでいただけると作者冥利に尽きます。
Q8.熱心な読者の方へメッセージをお願いします!
A.これからも続けられる限りがんばります。
どこかで見かけましたらどうぞ宜しくお願いします。