検索結果
キーワード関連順結果
高校を卒業して二年が経った。
ブラスバンドのメンバーとして楽しかった日々を忘れられず、菜月は置いてきぼりにされたような気持ちでいた。
そんなある日、メンバーのうちの二人が結婚することが決まった。「余興に演奏しよう」菜月に声をかけたのは、密かに想いを寄せていた聡也だった。
ブラスバンドのメンバーとして楽しかった日々を忘れられず、菜月は置いてきぼりにされたような気持ちでいた。
そんなある日、メンバーのうちの二人が結婚することが決まった。「余興に演奏しよう」菜月に声をかけたのは、密かに想いを寄せていた聡也だった。
十年前神隠しにあった過去を持つ17歳の香椎聖心。父親の事業の失敗で再びその地に行かなければならなくなった。しかし彼にはその時の記憶が一切ない。後から生まれた兄弟と共にその地で暮らし始めるのだが、忌まわしい風習に彼らは知らず知らず巻き込まれていくのだった……。
『作者挨拶』はじめまして。今回は今と昔を繋ぐ物語と言いましょうか。その地に生まれた人たちの定めみたいなものを書きたくて話を考えました。楽しんでいただければ幸いです。
『作者挨拶』はじめまして。今回は今と昔を繋ぐ物語と言いましょうか。その地に生まれた人たちの定めみたいなものを書きたくて話を考えました。楽しんでいただければ幸いです。
藍子は大学生。勉強とバイト三昧の忙しい日々を過ごしている。入学して間もなく、映画愛好会のチラシを配っていた柊と知り合った。気さくな人柄に魅了され、柊と親しくなりたいと思った藍子は入会することを決めた。互いに惹かれ合い、藍子と柊は交際を始める。とても幸せな日々を送っていたが、卒業が近づいたある日、柊の父親に呼び出された。「柊には、会社の後継者としてふさわしい縁談がたくさん来ている」別れて欲しい、と。
すみれには、なかなか恋人ができない。会社の同僚から男性を紹介してもらったが、あっけなく振られてしまった。そんなある日、すみれは幼なじみの丈哉と再会した。泣き虫だった頃が思い出されて恥ずかしかったが、幼なじみのポジションは居心地がよかった。このポジションでいつまでも安らいでいたいような。ここから先に進みたいような。すみれの気持ちは揺れ動く。
小学校の入学式で出会った日から、香純は翔太郎に恋をしていた。けれど、翔太郎はサッカーに打ち込むために、すべての告白を断っていた。その気持ちを尊重して、香純は自分の想いを胸の中に隠してきた。高校の卒業式。長い片想いに区切りをつけるために、香純は翔太郎に打ち明けることを決意した。そんな香純に、クラスメイトの宏己が告白した。「好きです」と。宏己はサッカー部のメンバーであり、翔太郎の親友だった。
和花子は華族の一人娘として、蝶よ花よと大切に育てられた。高等女学校に入学した年に、なつ江と惣治が新たな使用人として雇われた。二人とも和花子と同じ十三歳。けれど、なつ江は淫靡な雰囲気を漂わせ、惣治は小柄で痩せ細っている。和花子は惣治を弟のように思い、親しげに接した。歳月が過ぎ、一人前の庭師となった惣治はたくましい青年に成長した。庭の木を大切にしている和花子にとって、頼れる存在になっていた。一方、なつ江は和花子の父親に取り入って、正妻の座を奪うつもりだった。屋敷の中には不穏な空気が満ちていた。嵐は屋敷の中だけではなく、外でも吹き荒れていた。第一次世界大戦が終結して戦後恐慌が起こり、父親の会社にも暗い影を落とした。
紫《ゆかり》は派遣社員として働いていた。上司の高梨は、若くして出世コースを歩んでいる。何かと絡んでくるが、紫には忘れられない人がいた。長く遠距離恋愛をしていたが、「もう待たなくていい」と言われたのだ。けれど、紫は未練がましく想い続けている。贈られたアメジストの指輪も捨てられない。アメジストは紫の誕生石だから。そのために、決して高梨の誘いに乗ることはなかった。
ところが、衝撃的な事実を目の当たりにして、紫の恋心は打ち砕かれた。不覚にも高梨の前で泣いてしまう。さらに、高梨にも癒やせない傷があることを知り、紫の心に変化が訪れた。
ところが、衝撃的な事実を目の当たりにして、紫の恋心は打ち砕かれた。不覚にも高梨の前で泣いてしまう。さらに、高梨にも癒やせない傷があることを知り、紫の心に変化が訪れた。
長い休みは祖母と一緒に裁縫をするのが楽しみの私。祖母の家で完成させたハンドメイド作品は知り合いが委託販売してくれていて、仕事帰りにその店の前を通るのが日課になっている。しかし……ある日、遠巻きに店内の様子を窺っている怪しい人物を発見。それは毎日顔を合わせている男性なのだけれど、私に気付くと慌てて逃げていった。これは、後ろめたいなにかがあるということでは……? 考えたくないけれど、もしかして、ストーカーだったりします……?
高校時代、沙緒里は家庭教師を頼んでいた青滋に恋をしていた。
大学院生だった青滋はメガネがよく似合う優しい男性。沙緒里はほのかな想いを寄せていた。
けれど願いは叶えられず、高校を卒業した後はそのまま青滋と疎遠になった。
「お礼の気持ちをきちんと伝えたかったのに」心の中で悔やみながら。
月日が流れたある日、沙緒里は会社の近くで青滋と再会した。
想いを封印したはずなのに、変わらない笑顔を見て沙緒里の心は揺れる。
大学院生だった青滋はメガネがよく似合う優しい男性。沙緒里はほのかな想いを寄せていた。
けれど願いは叶えられず、高校を卒業した後はそのまま青滋と疎遠になった。
「お礼の気持ちをきちんと伝えたかったのに」心の中で悔やみながら。
月日が流れたある日、沙緒里は会社の近くで青滋と再会した。
想いを封印したはずなのに、変わらない笑顔を見て沙緒里の心は揺れる。
二七歳にして転職四回。ファーストキスすらしていない初心なヒロイン。見た目は派手なせいで『男遊びが激しい』とない噂を立てられてしまう。曲がったことが大嫌いで理不尽だと判断すると、ずばっと言うので、勘違いされてしまう性格で、とても不器用。そんなヒロインが、とあるところでファーストキスをした。付き合っていない人とのキスに抵抗はあったが、後悔はしていない。良い思い出で過ごそうと思っていたのに、ファーストキスのお相手と再会した。これは、何かあるかもしれないと、期待してしまうヒロインだが、相手は自分のことを覚えていないようで……?
恩師の葬儀に出た帰りに、瞳子は昔ながらの古本屋に立ち寄った。
緑色の背表紙が気になり、棚にひっそりと置かれていた一冊を手に取った。
それは、身分違いの恋に悩む物語。
買おうと思ったけれど、値段を見て驚いた。あまりにも高額だったから。
おまけに、レジで店番をしていた若い男性は瞳子に素っ気なく言い放つ。
「その本、売るつもりないから」
恋物語の行方を見届けたくて、瞳子は古本屋に通い続けた。
緑色の背表紙が気になり、棚にひっそりと置かれていた一冊を手に取った。
それは、身分違いの恋に悩む物語。
買おうと思ったけれど、値段を見て驚いた。あまりにも高額だったから。
おまけに、レジで店番をしていた若い男性は瞳子に素っ気なく言い放つ。
「その本、売るつもりないから」
恋物語の行方を見届けたくて、瞳子は古本屋に通い続けた。
会社の同期と交際していたけれど、あをいは裏切られて失恋した。
同僚たちから好奇の目で見られ、いたたまれなくなって会社を辞めた。
もう二度と恋はしない。誰も好きになりたくないと思っていたのに、取引先の相手だった慈雨と再会して心が揺らぐ。
慈雨とは話が合うと感じていた。けれど、お互いに踏み込めないまま「仕事の知り合い」以上にはなれなかった。
それには理由があった。慈雨は手痛い失恋を経験していた。
同僚たちから好奇の目で見られ、いたたまれなくなって会社を辞めた。
もう二度と恋はしない。誰も好きになりたくないと思っていたのに、取引先の相手だった慈雨と再会して心が揺らぐ。
慈雨とは話が合うと感じていた。けれど、お互いに踏み込めないまま「仕事の知り合い」以上にはなれなかった。
それには理由があった。慈雨は手痛い失恋を経験していた。
中学時代、美乃里はクラスメイトから嫌がらせをされて学校へ行けなくなった。
周囲はたちまち美乃里から距離を置いたが、美術部の副顧問・堂園だけが励ましてくれた。
「学校へ行けなくても、大好きな美術は続けよう」
それが堂園と繋がる唯一の方法だと信じて。
ついに美乃里の想いは通じた。
二十歳の誕生日を迎える秋に、堂園と再会することができた。
周囲はたちまち美乃里から距離を置いたが、美術部の副顧問・堂園だけが励ましてくれた。
「学校へ行けなくても、大好きな美術は続けよう」
それが堂園と繋がる唯一の方法だと信じて。
ついに美乃里の想いは通じた。
二十歳の誕生日を迎える秋に、堂園と再会することができた。
新卒として入った会社を礼《れい》はわずか二か月で辞めた。
地元に戻って求職活動を始めたが、なかなかうまくいかない。
落ち込んだ夜に訪れたお店で、礼は魅力的なピアノの音に出会った。
演奏しているピアニストは若い男性。端正な横顔を見せてピアノを弾いている。
心に寄り添う切ない旋律に、礼は慰められたような気持ちになり、その後も店を訪れた。
ある日、礼はピアニストの男性と話をした。仕事を探していることを打ち明けたら、素っ気なく言われた。
「好きなことで食べていくって、そんなに甘いもんじゃないよ」
地元に戻って求職活動を始めたが、なかなかうまくいかない。
落ち込んだ夜に訪れたお店で、礼は魅力的なピアノの音に出会った。
演奏しているピアニストは若い男性。端正な横顔を見せてピアノを弾いている。
心に寄り添う切ない旋律に、礼は慰められたような気持ちになり、その後も店を訪れた。
ある日、礼はピアニストの男性と話をした。仕事を探していることを打ち明けたら、素っ気なく言われた。
「好きなことで食べていくって、そんなに甘いもんじゃないよ」
優秀な兄や姉と比べられながら育った春子は、自分に自信を持つことができない。健哉は、そんな春子が初めて愛した人。けれど、母から交際を反対されて、悲しい思いをする。理解してもらえないと悟った春子は、大きな決断をした。
まど香はパティシエになる夢をあきらめて、事務のアルバイトをしていた。
自分の将来に不安を感じていた時に、大和と出会って付き合い始めた。
大和はプロのサッカー選手を目指していたが、現在は家業を手伝っている。
ある日、大和はまど香に言う。
「俺、同情して付き合ってるわけじゃないから」
強い口調に、まど香の心は揺れ動く。
自分の将来に不安を感じていた時に、大和と出会って付き合い始めた。
大和はプロのサッカー選手を目指していたが、現在は家業を手伝っている。
ある日、大和はまど香に言う。
「俺、同情して付き合ってるわけじゃないから」
強い口調に、まど香の心は揺れ動く。
短大に入学した美春は、考古学研究会の顧問にひとめ惚れをした。
けれど、左手の薬指にはマリッジリングが光っている。
美春にとって、遅い初恋。けれど、決して好きになってはいけない人だった。
想いを封印しようと、美春は心に誓う。
けれど、左手の薬指にはマリッジリングが光っている。
美春にとって、遅い初恋。けれど、決して好きになってはいけない人だった。
想いを封印しようと、美春は心に誓う。
日本人とアメリカ人のハーフである父とスウェーデン人の母を持つ私だが、身長は低くフランス人形のような幼い顔立ちをしている。
それは個性かもしれないがコンプレックスでもある。その容姿と内向的な性格のせいか、短大在学時からの就職活動全部が不採用。採用通知を受け取れたのは、短大卒業から二か月が過ぎた頃だった。
配属先は秘書課。秘書課といえば女性の園をイメージしてしまうけれど、就職した会社の秘書室には女性秘書が私一人だけだった。
それは個性かもしれないがコンプレックスでもある。その容姿と内向的な性格のせいか、短大在学時からの就職活動全部が不採用。採用通知を受け取れたのは、短大卒業から二か月が過ぎた頃だった。
配属先は秘書課。秘書課といえば女性の園をイメージしてしまうけれど、就職した会社の秘書室には女性秘書が私一人だけだった。
同期入社の翔と半同棲生活を送っている美和子。翔は最近大きなプロジェクトを任され、仕事を優先して美和子に構う余裕がない。
周りからのプレッシャーもあり、とりあえず両親に紹介したいと美和子は翔に願い出る。一度は承諾した翔だが、食事会当日に急な仕事が入り、約束をすっぽかしてしまう。失望した美和子は、翔に別れを切り出して――。
適齢期の男女の、すれ違いラブ。
周りからのプレッシャーもあり、とりあえず両親に紹介したいと美和子は翔に願い出る。一度は承諾した翔だが、食事会当日に急な仕事が入り、約束をすっぽかしてしまう。失望した美和子は、翔に別れを切り出して――。
適齢期の男女の、すれ違いラブ。
クリスマスが間近なある日、朋美は雄斗と思いがけない再会をして驚いた。
「嘘みたい。卒業以来だよね?」
高校時代、二人は同じケーキ屋でアルバイトをしていた。
雄斗はとても優しくて、朋美がミスをした時もかばってくれた。
そんな雄斗に、朋美は淡い恋心を抱いていたけれど……。
「嘘みたい。卒業以来だよね?」
高校時代、二人は同じケーキ屋でアルバイトをしていた。
雄斗はとても優しくて、朋美がミスをした時もかばってくれた。
そんな雄斗に、朋美は淡い恋心を抱いていたけれど……。
幼い頃から親の転勤による引越しで各地を転々とし、何度も転校したせいで人付き合いが苦手になってしまった私は、今でも人と上手く付き合うことができない。
小学校時代のクラスメイトもいるというのに、中学に入ってからもみんなの輪に入ることができずにいた私に声を掛けてくれたのが……今日子ちゃんと誠也くんだ。
いつだって何をするにも三人で、一緒にいることが楽しくて当たり前で、それは大人になってからもずっと変わらないと思っていた。
小学校時代のクラスメイトもいるというのに、中学に入ってからもみんなの輪に入ることができずにいた私に声を掛けてくれたのが……今日子ちゃんと誠也くんだ。
いつだって何をするにも三人で、一緒にいることが楽しくて当たり前で、それは大人になってからもずっと変わらないと思っていた。
カレシいない歴三年の中川耀子《なかがわ・ようこ》は、気が強くさばけた性格の『働く女』。部署のメンバーから慕われながらも、酒癖が悪い上司・春日井《かすがい》を家に送り届ける役を押し付けられるぐらい、女として見られていない。
いつものようにマンションまで送り届けた耀子は、春日井に服を汚され、仕方なく家にあがることに……。そこには彼の別れた妻が残した大量のブランド品があり……。かわいそうな春日井の過去を聞かされ、慰めて欲しいと口説かれる。独特のテンポを持つ春日井のペースに、気がついたらすっかり巻き込まれていて……。ダメだけど、素敵で、そしてどこかかわいげのあるオッサン上司との、甘い恋のはじまり!?
※本作品は2012年7月に発売された「ステキな年上男のあつかい方」「ステキな年上男のあつかい方2」をまとめた改訂版になります。ご購入の際は十分にご注意下さい。
いつものようにマンションまで送り届けた耀子は、春日井に服を汚され、仕方なく家にあがることに……。そこには彼の別れた妻が残した大量のブランド品があり……。かわいそうな春日井の過去を聞かされ、慰めて欲しいと口説かれる。独特のテンポを持つ春日井のペースに、気がついたらすっかり巻き込まれていて……。ダメだけど、素敵で、そしてどこかかわいげのあるオッサン上司との、甘い恋のはじまり!?
※本作品は2012年7月に発売された「ステキな年上男のあつかい方」「ステキな年上男のあつかい方2」をまとめた改訂版になります。ご購入の際は十分にご注意下さい。
念願のプラネタリウムへの就職ができたのに、施設がハイテク化されていて人間の行う業務は少ない。チケットの販売やもぎり、ホールでは注意事項を述べるだけで上映中はお客さまの監視。大好きな星空とはあまり関係のない仕事ばかりである。特にお客さまの監視はストレスだ。それも、場内担当を任されるときに限って非常識なお客様が来場するのだから私には運というものがないのかもしれない。そして、今日も困ったお客様が……。
短大生のトモはマジメな短大生。強引な友達に誘われてコンパニオンのアルバイトをはじめる。バイト先の先輩あずみはセクシーでロングヘアが似合う大人の女性。トモはあずみに気に入られてあっと言う間に人気コンパニオンになってゆく。ある夜、お酒を飲み過ぎて酔っぱらったトモをあずみは帰り道でラブホテルに誘う。気がつくと2人は生まれたままの姿で寄り添うようにベッドの中にいた。恥ずかしさと不思議な高揚感の中でトモはあずみと唇を重ねる。
晶子と昌也は結婚したばかり。ある日、マンションの前で気になる女性を見かけた。
(誰かと待ち合わせをしているのかしら?)
前を通り過ぎようとしたら、にっこり微笑まれて挨拶をされた。けれど、晶子には思い当たることがない。
(まさか、昌也さんに関係がある人……?)
暗い予感が晶子の胸に浮かんだ。
(誰かと待ち合わせをしているのかしら?)
前を通り過ぎようとしたら、にっこり微笑まれて挨拶をされた。けれど、晶子には思い当たることがない。
(まさか、昌也さんに関係がある人……?)
暗い予感が晶子の胸に浮かんだ。
突然掛かってきた彼からの電話。別れの電話だとなんとなく予感はしていた。いつものように冷めた眼でこちらを見てくる男のことも想定内。でも、目の前の男は気付いていない。予測もしていないだろう、私の中に眠らせている感情については……。
野宮菜々子は二十四歳の一般OL。ある日の仕事帰り、黒髪の男性と道で行き逢い彼女の長いクルクル癖毛が彼の服のボタンに絡まってしまう。
時を同じくして、巷では宝石ばかりを狙う『怪盗GODDESS』が出没していた。
その夜、家に戻った菜々子は自分のカバンの中に見覚えのない『犬のペン』が入っている事に気づく。
翌日以降、菜々子には災難が起こり始めるが、例の黒髪の男性『世良健人』に助けられ再会を果たす。
ところが再会は仕組まれた事で、健人の友人だと紹介された加賀谷一葉と大地潤平を含めた彼ら三人が『怪盗GODDESS』だと知る。
彼らの目的の為に、菜々子は健人の元で軟禁される事となり――
フレジェロマンス文庫『GOD BLESS YOU 〜神様のいうとおり〜』が絵ノベルで登場!
時を同じくして、巷では宝石ばかりを狙う『怪盗GODDESS』が出没していた。
その夜、家に戻った菜々子は自分のカバンの中に見覚えのない『犬のペン』が入っている事に気づく。
翌日以降、菜々子には災難が起こり始めるが、例の黒髪の男性『世良健人』に助けられ再会を果たす。
ところが再会は仕組まれた事で、健人の友人だと紹介された加賀谷一葉と大地潤平を含めた彼ら三人が『怪盗GODDESS』だと知る。
彼らの目的の為に、菜々子は健人の元で軟禁される事となり――
フレジェロマンス文庫『GOD BLESS YOU 〜神様のいうとおり〜』が絵ノベルで登場!
瑞帆は母の病死後、勤めていた農業機械メーカーを退職し、父と二人で食堂を営んでいる。慣れない仕事に戸惑う中、酔った常連客の口説き文句を真に受け、彼の恋人に「自意識過剰女」と罵られてあえなく失恋。そんな瑞帆の元に子犬系後輩・拓海が帰ってきた。客に絡まれているところを助けてくれて見直したのも束の間、「男を甘く見るな」と強引にキスされる。それからも何かと迫ってくる彼。それは本心? それとも、ただ酔ってキス魔になってるだけ? 拓海の気持ちがわからないまま、彼のキスに翻弄されて……?