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終わりのない歌

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内容紹介
歌いたい、もう一度
転落事故で頸椎を損傷
首から下が動かなくなった元『ROGUE』のヴォーカリストの復活への物語
勝村政信氏、桜井和寿氏 大推薦!
奥野の言葉は「なんか」ひっかかる。生きるために必要な「なんか」だからだ。――勝村政信氏(俳優)
誰のもとにも どんな場所にも 悲劇は起こりえる。でも、もし僕がなにかの悲劇で揉みくしゃになってもあんなふうにクシャクシャな笑顔でハッピーな歌を歌っていたい。奥野さんを見てそう思った。――桜井和寿氏(Mr.Children)
群馬が生んだ三大ロックバンド、BOOWY、BUCK‐TICK、そしてROGUE(ローグ)。わずか5年で解散した幻のバンド、ローグの名曲『終わりのない歌』が、 今夏、ap bank fesで、Bank Bandによって蘇った。その曲の作者、ミュージシャン・奥野敦士は08年、不慮の転落事故で頸椎を損傷し、半身不随となった。彼は現在、車椅子での生活を送っている。首から下は動かない。もうステージで走ったり、踊ったりすることも出来ない。ギターも一生弾けない……
事故後、いろんなものが奥野の中から削除されていった。だけど、彼は諦められなかった。家族の支えを受けて、医師の言葉を信じて、仲間から元気をもらって……
もう一度みんなの前で歌いたいから、前を向いて生きていく。《悲しくても 切なすぎても いつかは雨もやむだろう》

【担当編集からの推薦文】
奥野さんは、優しい笑顔で話されます。「怪我をした後、気分が暗く沈んだことが数え切れないほどあった。その時に掛けられて嬉しかった言葉は、“頑張れ”じゃなくて、“大丈夫!”だった。“そうか、俺は大丈夫だ“暗く落ち込んでも、思い直して、それを繰り返しているうちに“大丈夫”になったんだ」越えられないと思えた壁を乗り越えた奥野さんの半生が詰まったこの自叙伝には、“大丈夫!”が溢れています。

(※ページ数は、680字もしくは画像1枚を1ページとして数えています)
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