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「ない。二年間の経験と女の勘だ」
衣香坂中学校唯一の文化部『文系部』部長・紅緒に半ば無理矢理仮入部をさせられそうになる転校生・崚仁。
妖が視えるおかげで妙な扉を開けてしまい、女子高生に目を狙われてしまう!
女子高生と妖から守ってもらうために『文系部』へ仮入部したものの、夏休み中に正式入部先の決断を迫られ……!?
人間と妖とのスクールライフ、開幕!
衣香坂中学校唯一の文化部『文系部』部長・紅緒に半ば無理矢理仮入部をさせられそうになる転校生・崚仁。
妖が視えるおかげで妙な扉を開けてしまい、女子高生に目を狙われてしまう!
女子高生と妖から守ってもらうために『文系部』へ仮入部したものの、夏休み中に正式入部先の決断を迫られ……!?
人間と妖とのスクールライフ、開幕!

曽祖父が残した、「開かずの箱」とその箱に記載された「恋の和歌」。
あけるチャンスは一度きり、キーは四桁のロックナンバー。
ただしナンバーを間違えると中身は喪失してしまう!?
私立大学文系に通う美優(みゆ)と、国立大理系に通う怜(れい)。
美優の家に届けられた脅迫状、恋の和歌が手がかりのからくり箱……反発しながらも、二人は協力して謎に迫る。二人は真相にたどり着くことができるのか? そして、箱の中には一体何が隠されているのか――ライト感覚で読めるミステリー
あけるチャンスは一度きり、キーは四桁のロックナンバー。
ただしナンバーを間違えると中身は喪失してしまう!?
私立大学文系に通う美優(みゆ)と、国立大理系に通う怜(れい)。
美優の家に届けられた脅迫状、恋の和歌が手がかりのからくり箱……反発しながらも、二人は協力して謎に迫る。二人は真相にたどり着くことができるのか? そして、箱の中には一体何が隠されているのか――ライト感覚で読めるミステリー

ある所に一匹の白いうさぎがおりました。
この白いうさぎは不思議な力を持っており、
「お前のその力は、決して人間に使ってはいけないよ」
と、何度も母うさぎから言われ、育ちました。〜「白いうさぎ」より〜
四人の精霊が四季を巡らせる「冬の物語」、短編二作で完結の「赤い手袋」、男の子が夢中になった「ゆきだるま」、不思議な力を持つ「白いうさぎ」の童話集。ショートショート感覚でさくさく読め、しかしながらじっくりお楽しみ頂ける一冊です。
この白いうさぎは不思議な力を持っており、
「お前のその力は、決して人間に使ってはいけないよ」
と、何度も母うさぎから言われ、育ちました。〜「白いうさぎ」より〜
四人の精霊が四季を巡らせる「冬の物語」、短編二作で完結の「赤い手袋」、男の子が夢中になった「ゆきだるま」、不思議な力を持つ「白いうさぎ」の童話集。ショートショート感覚でさくさく読め、しかしながらじっくりお楽しみ頂ける一冊です。

WEB公開時のものに加筆修正を加え、新しく書き下ろした掌編を一篇加えた、短編集第一弾です。
・青空……ぼくと家族のショートショート。
・夏と塩素ときみ……彼女と彼女のショートショート。
・夕日……まぶしい夕日のショートショート。
・男ワープ……そらに浮かぶショートショート。
・夜道……夜と鳥居のショートショート。
・積み上げられたアルバムと煙草の角度……絶望と希望のショートショート。
・夜明け……遥か彼方のショートショート。
・青空……ぼくと家族のショートショート。
・夏と塩素ときみ……彼女と彼女のショートショート。
・夕日……まぶしい夕日のショートショート。
・男ワープ……そらに浮かぶショートショート。
・夜道……夜と鳥居のショートショート。
・積み上げられたアルバムと煙草の角度……絶望と希望のショートショート。
・夜明け……遥か彼方のショートショート。

全てのお話は独立しておりますので、どこからでもお楽しみいただけます。
・藤堂平助という男……新選組八番隊を率いたある男の物語
・傷跡……上記『藤堂平助という男』の後日談
・沖田総司の裏稼業……壬生浪士組と呼ばれていたころの、ある日の出来事
・お橋婆さまの藁人形……呪いの藁人形、あなたは信じますか? ホラー短編。
・迷惑な名刀……貧乏御家人の次男坊・英次郎とやくざの太一郎親分のコンビ、復活!
・藤堂平助という男……新選組八番隊を率いたある男の物語
・傷跡……上記『藤堂平助という男』の後日談
・沖田総司の裏稼業……壬生浪士組と呼ばれていたころの、ある日の出来事
・お橋婆さまの藁人形……呪いの藁人形、あなたは信じますか? ホラー短編。
・迷惑な名刀……貧乏御家人の次男坊・英次郎とやくざの太一郎親分のコンビ、復活!

文久二年、伊予松山藩の谷喬志郎は兄に誘われ新撰組に入隊する。今まで身内の愛情に飢えていた喬志郎は兄にそれを求めるが、期待はあっさり裏切られた。隊の中に友人も仲間も持たない喬志郎は故郷の幼馴染と再会する。幼馴染の宮間侑平は、故郷を離れ京の商家に居候しているという。孤独な二人はお互いの立場の中で成長してゆく。

決まらない進路と、友人が遠くなっていく不安を抱えたひとりの女子高生。今までは友人と同じでいることが彼女の安心だった。だが、次第に自分の道を見つけていく友人たちに、彼女は焦りを感じる。そんな彼女が、友人のマネをするように興味を持ったのは、アルバイトだった。
今まで、周囲に流され生きてきたひとりの女子高生が、転機を迎える。彼女は、自らの未来を切り開こうと変わっていく。
彼女を変えたものとは?
これは、彼女と彼女を応援する人々を描いた短編小説
今まで、周囲に流され生きてきたひとりの女子高生が、転機を迎える。彼女は、自らの未来を切り開こうと変わっていく。
彼女を変えたものとは?
これは、彼女と彼女を応援する人々を描いた短編小説

時は、徳川が築いた太平の世。江戸一番の遊郭・吉原に、文字通り「君臨」している最高級の遊女がいた。ある日、彼女が自身の「禿」に選んだのは、琥珀色の瞳を持つ少女だった。そこで少女が巻き込まれて行く「禿」と「遊女」に纏わる無限ループ――。
「遊女」と「禿」が交代で語る、遊女と禿と客の人間模様とそこに絡み付く一筋の影――あなたは、作者の仕掛けたトリックに気が付くだろうか? 時代小説の仮面をかぶったミステリ、登場。
「遊女」と「禿」が交代で語る、遊女と禿と客の人間模様とそこに絡み付く一筋の影――あなたは、作者の仕掛けたトリックに気が付くだろうか? 時代小説の仮面をかぶったミステリ、登場。

アーレン帝国の第一王女は16歳の成人を迎えるとき、神の生贄になる。呪われた習わしから逃れるため、身代わりを立てて、王子として育てられた王女・ユーリ。類い希な美少女である王女の身代わり・ファナは体に毒を持ち、異界の神を毒殺する役目を担っていた。半人半獣の神・ロウランは上半身に紺色のタトゥーに施し、下半身が虎。ユーリは生贄を喰らうという神に一目で恋に落ちた。ロウランの絶対的な力をまえにして、ユーリとファナは必死の抵抗を試みるが……!?

ある、うさぎの王国での話。
うさぎの王様は、なんとも面白い法律を作ってしまいました。
そのうさぎ王国のある町のはずれに、うさぎのおじいさんが一匹で暮らしていました。
長いこと一匹で暮らしていたおじいさんでしたが、ある日、幼いうさぎが迷いこんできます。疲れ果てている幼いうさぎを、おじいさんはしばらくの間、家に泊めてあげることにしました。
幼いうさぎとの暮らしが、おじいさんに大切なことを教えてくれます。独りよがりなおじいさんを変えたものとは──?
うさぎの王様は、なんとも面白い法律を作ってしまいました。
そのうさぎ王国のある町のはずれに、うさぎのおじいさんが一匹で暮らしていました。
長いこと一匹で暮らしていたおじいさんでしたが、ある日、幼いうさぎが迷いこんできます。疲れ果てている幼いうさぎを、おじいさんはしばらくの間、家に泊めてあげることにしました。
幼いうさぎとの暮らしが、おじいさんに大切なことを教えてくれます。独りよがりなおじいさんを変えたものとは──?

滝川幸一は、安月給の身では夢見ることしか許されなかったあるものを手に入れるチャンスをつかむ。それは、虫の能力を付加する特別な手術……毎日をただ勤勉に生きる自分を「アリのようだ」と揶揄していた彼はトンボの翅をつけることを望むが……
あなたの中に住む『虫』に問いかける、社会派ファンタジーです。
あなたの中に住む『虫』に問いかける、社会派ファンタジーです。

三十歳になっても未だ独身の大池織子は、生きがいや夢を持たず退屈な毎日を送っていた。小さい頃にもっと遊びたかった、もっと勉強したかった。そんな思いを抱えたまま家に帰り、ふと小さなころに父に貰った自由帳を思い出した。
そのノートは、「夢や願いを書き、二十年後に開くと願いが叶う」というものらしい。
半信半疑のまま、自由帳を開いた織子は、自ら小さい頃に願った夢の世界に入ってしまう。
そのノートは、「夢や願いを書き、二十年後に開くと願いが叶う」というものらしい。
半信半疑のまま、自由帳を開いた織子は、自ら小さい頃に願った夢の世界に入ってしまう。

りんご畑に暮らす男の子「りん」は、おじいさんの前にしか現れないりんごの精。しかし、おじいさんは病魔に冒され急死してしまう。おじいさん亡き後、残された家族の関係は軋みはじめた。そんな家族の前に姿を現した「りん」は、おじいさんと交わした約束を守るために……
ばらばらになりかけた家族が、絆を取り戻してく物語。
ばらばらになりかけた家族が、絆を取り戻してく物語。

とある遺跡の最下層にある最奥の部屋に、一人の騎士が閉じ込められていた。
絶望し、すっかり諦めてしまっていた彼の元に、あるとき、遺跡の調査を生業とする青年が現れたのだが、轟音と巨大な影まで引き連れて大慌てで飛び込んできた。彼と同様、青年もまた襲われ、追われていたのだ、この遺跡に棲みついている獣型のゴーレム、『マンティコア』に……。
絶望し、すっかり諦めてしまっていた彼の元に、あるとき、遺跡の調査を生業とする青年が現れたのだが、轟音と巨大な影まで引き連れて大慌てで飛び込んできた。彼と同様、青年もまた襲われ、追われていたのだ、この遺跡に棲みついている獣型のゴーレム、『マンティコア』に……。

ある夏――。
結城奈々をシンガーソングライターとして世に出すために緒方隆利は奔走していた。
だが奈々には人に言えない秘密があった。
緒方は彼女の秘密を確かめるため、彼女の生まれた家に向かう。そこにはこの世の風景だとは思えないほどに美しい紫陽花が群生していた。
そこで緒方を待ち受けていたものは……?
愛する者を救うために、男は血塗られた系譜に立ち向かう!
結城奈々をシンガーソングライターとして世に出すために緒方隆利は奔走していた。
だが奈々には人に言えない秘密があった。
緒方は彼女の秘密を確かめるため、彼女の生まれた家に向かう。そこにはこの世の風景だとは思えないほどに美しい紫陽花が群生していた。
そこで緒方を待ち受けていたものは……?
愛する者を救うために、男は血塗られた系譜に立ち向かう!

――ぴちょん、ぴちょん、ぴちょん。
水の滴る音が聞こえる。
雲一つない青空。照り付ける太陽。蝉の声。高校生活最後の夏休み中の葉月は、あまりの暑さに宿題を切り上げて映画館へと涼みに来ていた。学割を使うため、学生証を提示した葉月は『誕生日券』なるチケットをもらったのだが……
水の滴る音が聞こえる。
雲一つない青空。照り付ける太陽。蝉の声。高校生活最後の夏休み中の葉月は、あまりの暑さに宿題を切り上げて映画館へと涼みに来ていた。学割を使うため、学生証を提示した葉月は『誕生日券』なるチケットをもらったのだが……

視覚で詩の雰囲気を楽しめます。詩に馴染みの無い方でも、気軽に手に取って頂きたいという思いを込めました。
新しい環境下で辛い時や気持ちが沈んでいる時、日々の小さなストレスの蓄積で涙も出ないほど疲れた時……そんな時こそ、手に取って頂き癒しを感じて頂けるような一冊にしたいと仕上げました。
いつも頑張っている方にこそ、届けたい。気持ちに寄り添いたい。そんな存在の詩集です。
新しい環境下で辛い時や気持ちが沈んでいる時、日々の小さなストレスの蓄積で涙も出ないほど疲れた時……そんな時こそ、手に取って頂き癒しを感じて頂けるような一冊にしたいと仕上げました。
いつも頑張っている方にこそ、届けたい。気持ちに寄り添いたい。そんな存在の詩集です。

数年ぶりに催された同窓会。皆が思い思いに楽しむ中、ある男が会場である教室を後にする。かつて天才と呼ばれた少女と恋仲だった男は、謎の失踪を遂げた少女を求めて校舎をさまよう。少女の名は神宮寺。彼女は天才であると同時に、UFOや宇宙人とコンタクトを図る不思議な少女だった。
未完成のUFO設計図から始まる二人の過去、かつての約束を胸に思い出の場所へたどり着いた現在。それぞれの時間軸で描かれる、少し大人の青春サイエンスファンタジー。
未完成のUFO設計図から始まる二人の過去、かつての約束を胸に思い出の場所へたどり着いた現在。それぞれの時間軸で描かれる、少し大人の青春サイエンスファンタジー。

人は心にふたつの顔を持っている。
心が不安定になると裏の顔になる人も、普段が裏の顔だという人もいるかもしれない。
表の顔も裏の顔も、建前も本音も、表と裏でひとつ。
どんなことも、捉えかた次第なのかもしれない。
そう思えば、すこしは気楽になるかもしれない。
そんな思いを込めた詩集「裏と表と オモテとウラと」。
心が不安定になると裏の顔になる人も、普段が裏の顔だという人もいるかもしれない。
表の顔も裏の顔も、建前も本音も、表と裏でひとつ。
どんなことも、捉えかた次第なのかもしれない。
そう思えば、すこしは気楽になるかもしれない。
そんな思いを込めた詩集「裏と表と オモテとウラと」。

魔女たちが住む『家』そこに、ストーカー被害に遭う女性からの依頼が舞い込む。
警察では手に負えない理由がある。
それはストーカーの正体が不明な事、そして魔力が使われた痕跡が残されていた事だ。
魔女たちの中で、使い魔を使役する主人公が担当する事になり、使い魔(猫やカラス)を使い、女性の監視を始めるが、そこで見つかる『魔力の痕跡』。
謎は深まり、その真相は驚くべきものだった。
警察では手に負えない理由がある。
それはストーカーの正体が不明な事、そして魔力が使われた痕跡が残されていた事だ。
魔女たちの中で、使い魔を使役する主人公が担当する事になり、使い魔(猫やカラス)を使い、女性の監視を始めるが、そこで見つかる『魔力の痕跡』。
謎は深まり、その真相は驚くべきものだった。

1、風雲黙示録〜龍神VS龍神〜……龍神様と「龍神」と名付けられた俺のコメディ短編。
2、龍の逆鱗……無慈悲な龍神と、龍神に仕える男の運命を描いたシリアス短編。
3、ニャン雲黙示録〜龍神VS猫〜……龍神様が戦う相手は……猫!?
2、龍の逆鱗……無慈悲な龍神と、龍神に仕える男の運命を描いたシリアス短編。
3、ニャン雲黙示録〜龍神VS猫〜……龍神様が戦う相手は……猫!?

アーシェは十歳の誕生日、父親のカイルに街の学校に通いたいと申し出る。カイルは魔王が消えて人間と亜人が共存する街に通うのを反対したが、お節介なエルフのルルカが赤いランドセルを買ってきてしまう。
二人に押し切られたカイルがしぶしぶ街に向かうと、街の住人は魔王討伐十周年を祝っていた。十歳の誕生日を迎えたアーシェ、十年前に討伐された魔王、二人の関係には秘密があるらしいのだが……
二人に押し切られたカイルがしぶしぶ街に向かうと、街の住人は魔王討伐十周年を祝っていた。十歳の誕生日を迎えたアーシェ、十年前に討伐された魔王、二人の関係には秘密があるらしいのだが……

目の中に入れても痛くないほど溺愛している愛娘が帰省するその日、父総次郎は張り切って娘を迎える準備をしていた。けれど娘が彼氏を連れて帰ってきた。敗戦濃厚な父は彼氏に戦をしかけるが……勝者は父か、それとも彼氏か!? 父と彼氏の夏合戦の幕が上がる!!

海と山と砂漠に囲まれた小さな国、リーカ国。平和な王宮がある日突然、惨劇の舞台へと変わった――! 事態解決に乗り出したのは、王女・ヴェロニカ。愛用の武器と、頼りになる側近と一緒に、今日も元気に走り回ります!
書き下ろしSS付き。
書き下ろしSS付き。

ナナリア王国魔導局の魔法研究室で働くアンジェリカ=ミラレンス(通称レディ・アン)は、28歳独身、その上男運が無い上に処女である為「天然記念物」扱いされている美女だ。そんな彼女は、上司でありヴァンパイア族の末裔であるユウトに生血を吸われることから毎朝仕事が始まる。
ある日、現在研究中の魔法アイテムに必要な素材を回収するべく、二人は街外れの塔に向かう。しかしその塔には、男運に恵まれないアンの驚くべき秘密が隠されていて……!?
ある日、現在研究中の魔法アイテムに必要な素材を回収するべく、二人は街外れの塔に向かう。しかしその塔には、男運に恵まれないアンの驚くべき秘密が隠されていて……!?

一仕事終えて帰宅すると、すぐに無言電話かかってくる。
それも、毎晩毎晩、一日も休まずだ。
少しはおかしいなと思うが、別に実害はない。
元々呑気な比呂は、あまり気にをしていなかった。
だが、学生時代の先輩で、今は職場の先輩でもある月浦は、異様に心配する。
それはまるで、比呂の知らないなにかを知っているかのような口ぶりだった。
そして突然現れる、比呂の妹と名乗る女性。
謎が謎を呼び、物語は混沌としていく。
お前は、いったい、誰だ?
それも、毎晩毎晩、一日も休まずだ。
少しはおかしいなと思うが、別に実害はない。
元々呑気な比呂は、あまり気にをしていなかった。
だが、学生時代の先輩で、今は職場の先輩でもある月浦は、異様に心配する。
それはまるで、比呂の知らないなにかを知っているかのような口ぶりだった。
そして突然現れる、比呂の妹と名乗る女性。
謎が謎を呼び、物語は混沌としていく。
お前は、いったい、誰だ?

家に帰るとイトコのあかりがいた。突然なんだと問いただすと、彼女は心残りがあってユーレイになったと話し、俺にデートを迫ってきた! わけがわからないが、俺はあかりにねだられるまま彼女とデートすることに。だが普通のデートのつもりだったのに、彼女の言動はどこかヘンで……!?

ようやく結ばれた侯爵令嬢ジュリエットと執事ジェレドは、短い二人の時間(蜜月)を楽しんでいた。そんな中、父トマスが帰国する。土産話はなんとジュリエットの縁談であり、相手はかつて告白を断っていた騎士団長ジョシュアだった。
立場上、ジェレドと別れを決意するジュリエット。喜んで受け入れるジョシュア。しかしジェレドは密かに黄昏黒手団の任務として婚約阻止を目論んでいて――!?
お嬢様と変態執事のラブコメディ『黄昏時にお迎えに上がります。』短編になって再登場!!
立場上、ジェレドと別れを決意するジュリエット。喜んで受け入れるジョシュア。しかしジェレドは密かに黄昏黒手団の任務として婚約阻止を目論んでいて――!?
お嬢様と変態執事のラブコメディ『黄昏時にお迎えに上がります。』短編になって再登場!!

雨の日に起こる不可解な死亡事故。とはいえ、それはまったく他人事。隆久と幸也は平凡な日常の中で起こっているその事件を口にはするが、ほとんど無関心だった。今日もバイトにいく幸也と、学校にいこうとする隆久。ところが幸也が顔面蒼白で帰ってくる。妙な大男に声をかけられたというのだが──二人の友情は互いを守ることができるのか?

大海を守護する妖精王であるシーナの王によって父の死を予言されていたキャロラインは、常に愁いを帯びた暗いまなざしをしている。その影に心を取られたのは、宰相秘書のクリオスと、王太子のタロス、そして国王。やがて祖国を悲劇が襲う。蛮族と恐れられる騎馬民族ネクスンが、隣国エナトリア王国を動かしてマクロドス王国に襲いかかってきた。あっさり祖国は滅び、キャロラインとクリオスは離れ離れに。想う合う二人は、愛を胸に祖国奪還を誓う。