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貧乏貴族のティアは、借金返済のために侯爵家に嫁いだ。戦地にいる軍人の夫と顔を合わせないままの結婚だ。彼の無事を祈る毎日を送っていたのに、一年半後、ようやく戻ってきた夫ルシアーノは屋敷の玄関で顔を合わせるなり「妻とは認めない」とティアに宣告した。しかし、離婚が成立するまでは、貴族の体面のためにも仲の良い夫婦のふりをしなければならず──。
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自分が伯爵の娘だったなんて! 突然の話に、身寄りのないフェリシアは耳を疑うしかなかった。亡きフェルトン伯爵と、かつて彼の屋敷のメイドだった母の間に、フェリシアは生まれたらしい。初めて訪れた伯爵家で自分を迎えてくれた子爵である義兄のレヴィは、震えがくるほどに秀麗な美貌の持ち主だ。初対面の彼女に対し、彼は冷ややかな悪意を向けてきて──。
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人々から魔の森と恐れられる場所に、エリスは独りきりで暮らしている。今は亡き父親に、森を出てはいけない、誰にもかかわってはいけないと、幼い頃から言われてきたせいだ。訪れる者もいない森の中、ある日、一人の青年が倒れていた。絵本に出てくる王子を思わせる──ずっと眺めていたいくらいに美しい青年だ。エリスは禁忌を破ってその青年を家に連れ帰るが……。
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裕福な商人の養女である華琳は、鍵のかかる離れで暮らすことを余儀なくされていた。話し相手は、たまに訪れる義兄か部屋付きの使用人だけという生活だ。十六歳のある日、養父から結婚するように告げられるが、相手は養父と同じくらいの年の男だ。淡く描いていた結婚への夢が破れた華琳に、更なる悲劇がもたらされる。邸に賊が押し入り、彼女はさらわれてしまい……。
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約束を今、果たしてもらうぞ──。
翠麗は、五年ぶりに会った幼馴染の搖苑にいきなり求婚された。確かに子供の頃に結婚の約束はした。ずっと彼の傍にいたくてつい承諾してしまったのだ。問題は、皇太子だった彼がいまや皇帝であるという事実。下級貴族の自分とは身分が違いすぎる。けれど皇帝の意志に逆らうことは許されず、翠麗は後宮に入ることに……。
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翠麗は、五年ぶりに会った幼馴染の搖苑にいきなり求婚された。確かに子供の頃に結婚の約束はした。ずっと彼の傍にいたくてつい承諾してしまったのだ。問題は、皇太子だった彼がいまや皇帝であるという事実。下級貴族の自分とは身分が違いすぎる。けれど皇帝の意志に逆らうことは許されず、翠麗は後宮に入ることに……。
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決して異性に姿を見られてはならない、話をしてはならない、というお告げにより、貴族の娘ロゼッタは森の奥深くで存在を隠すように育てられた。けれど、迷い込んできた男性に姿を見られただけでなく、抱きしめられてしまった。彼は書物の挿絵で見たどんな王子さまより素敵だ。なんとか言葉を交わすことだけは避けようとしたものの、触れられて思わず甘い声が漏れ……。
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伯爵家の養い子シルヴィアーナは、学校卒業後もその家で侍女として暮らすことを選んだ。伯爵の長男のクロードにずっと想いを寄せているからだ。けれど、彼とは異母兄妹という疑いがあり、結ばれることなどないとわかっている。誰からも許されない恋心を胸に、妹のような存在のまま生きていこうと決心していた。それなのに卒業式の日、クロードに恋人みたいなキスをされて……。
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一国の王女であるにもかかわらず、二十二歳のローザの夫になろうという男は一人として現れない。不吉だと忌み嫌われる黒い髪と瞳に生まれついてしまったため、誰もが彼女を避けていた。しかし、ついにローザの嫁ぎ先が決まった。他国の王子が、八人目の妻としてローザを選んだのだ。七人の妻たちとは十日も経たずに別れてきた王子には、恐ろしい秘密があって──。
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子爵の娘でありながらも、近衛隊の騎士を務めるアレクシス。しかし、国でただひとりの女騎士であるためには、月に一度の試練をくぐり抜けなければならなかった。戦える躰かどうかを確認する身体検査を、王太子から受けなければならないのだ。素肌をさらす屈辱の検査の夜、彼女は幼なじみのアントニーに激しい口付けをされる。彼の行為に胸を掻き乱され──。
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王女ティアナは輿入れ直前の従姉妹に頼まれ、七日間の祝宴の間、彼女と入れ替わることを引き受けた。祝宴が終わればそれぞれが本来の自分に戻り、従姉妹は隣国の若き王クラウディオと結婚するのだ。けれど七日目の約束の時刻になっても彼女は現れない。身代わりのまま、ティアナは密かに恋心を抱いていた相手、クラウディオに輿入れすることになって──。
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クリシュティナは、他人の心を読める力を隠してひっそりと後宮で生活しているが、妃はたくさんいるので、皇帝と会うどころか顔さえ見たことがない。しかし、彼女もいよいよ皇帝に召し上げられる日がきた。暗い閨で、相手の顔も見えないまま身を任せなければならないのだ。クリシュティナは不安のあまり皇帝の心の声を聞き、一介の妃が知らないはずの彼の名前を口にしてしまい──。
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一年前の嵐の夜、修道女のエレオノールには秘密ができた。怪我をした見知らぬ男に、純潔の誓いを立てた身を穢されたのだ。誰にも知られなければ、このままの暮らしを続けられる──修道女をやめても行く場所がないエレオノールは、あの日の恐怖と恥辱を誰にも話すことはできなかった。しかし、彼女の罪を知るただひとりの男と再会して……。
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伯爵の娘クリスティーナは、継母からメイド同然に扱われていた。義母と義姉が贅沢な暮らしを送っているために、伯爵家には莫大な借金がある。だが、義姉に公爵との結婚が決まり、援助を受けられることになった。けれど、公爵はガマガエルのように醜いという噂を聞いた義姉は、公爵との結婚を拒んだ。代わりに公爵家に嫁げと、クリスティーナは命じられてしまい……。
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双子が生まれた場合、先に生まれた者を善とし、あとから生まれた方を悪とする──その地方に古くから伝わる風習により捨てられたことも知らず、ルカは養父のもとですくすくと育った。しかし、双子の姉クレアが目の前に現れたことで、平凡だが幸せな彼女の毎日は一変する。なんと、姉の代わりに、恐ろしい神獣の花嫁になるよう告げられて……。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。
宿屋を営む夫婦に拾われたコレットには記憶がない。しかし、旅の途中だという国王軍のシャルルにブランシュと呼ばれ、彼女は行方不明になっていた男爵家の娘なのだと告げられる。そして、彼女を王都に連れ帰るとシャルルは言う。記憶が戻らないまま出発することになった彼女は、道中の宿屋で、シャルルに淫らな方法で身体を確かめられ――。
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義母と義姉にこきつかわれる日々を送るファンティーヌは、「悪魔の娘」と呼ばれ、疎まれていた。斧の刃が当たってもまったく傷がつかないという特殊な体質や、薔薇のような形の奇妙な痣のせいだ。あるとき突然、彼女は王子に引き合わされた。自分が「悪魔の娘」と言われていることを正直に告げたけれど、王子は嫌悪するどころかファンティーヌを気に入ったようで…。
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没落した貴族の娘ミシェルは、借金返済のために屋敷を売り、代わりに、かつて初恋相手の少年一家が住んでいた工房を買って移り住んだ。その初恋の相手、アンリとそっくりな青年貴族に、知人のサロンで遭遇する。本人としか思えないけれど、彼はしがない銀細工職人の息子で、貴族の集まりなど無縁のはずだ。アンリらしきその青年は、美しい女性をエスコートしていて……。
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成金商人の娘セリーナは、父の会社の醜聞のせいで婚約を解消されてしまった。傷心の彼女にいきなり声をかけてきたのは公爵だ。セリーナを捨てた元婚約者を見返すことにもつながるから、自分の頼みを聞いてくれないか、と提案された。そのためには、垢抜けないセリーナを徹底的に磨くことが必要だという。公爵の別荘で奇麗になるためのレッスンを受けることに―。
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父の死後、継母と義兄にメイド同然に扱われていたリリアは、ある夜、ふたりの企みを聞いてしまう。彼らがつくった借金のかたに、リリアを売るというものだ。住み慣れた家から逃げ出した彼女は、森の奥へと身を隠す。そしてそこで、ジェイラスと名乗る男と出会う。彼はリリアを助けてくれるというが、追っ手はリリアを見つけてしまい――。
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学友の家でピアノを弾く馨と出会った寧子は、漆黒の髪に端正な顔立ちの彼から目が離せなくなる。もっと彼の演奏を聴きたいという彼女の気持ちがいつしか恋心へと変化する中、馨にも寧子をいとしく想う気持ちが芽生えてくる。しかし、馨には独逸留学が控えている。それに、侯爵家の清澄が寧子に興味を持ちはじめ――。
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婚約を破棄されて傷心の伯爵令嬢レオノーラは、静養地への旅の途中、盗賊に誘拐された。粗暴な男達の中に、タイプの違う、すらりとした青年の姿があった。彼、グラントは密かにレオノーラを気にかけてくれているようだ。けれど、大人しくしていろとの忠告に従わず、侍女を助けようとしたレオノーラに、彼は躾をしなければならない、と手を伸ばしてきて……。
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幼い頃に出会った青年の助言で神殿の歌い手となったラキエラは、大切な侍女と、王太子が殺されるのを目撃して、ショックのあまり王太子の葬礼で歌えなくなってしまった。 儀式を汚した罪に問われ、追い詰められたラキエラの目の前に現れたのは、彼女に道を示したあの青年だった。 新たな王位継承者である彼は、自分との結婚を承諾すれば窮地から救ってやると言い出して……。
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両親を亡くし、知人の伯爵セルジュに引き取られたシルヴィは、結婚相手を探す年頃になった。本当は結婚なんてしたくない。彼女が好きなのはセルジュなのだ。でも、養い親と結ばれることなどありえないだろう。せめてもう少しだけ側にいたいと思っていたのに、従兄弟との不名誉な噂が社交界に流れてしまった。セルジュに迷惑をかけまいと、屋敷を出ることにしたけれど……。
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王女ヴァレリアナは、戦で援軍を出してくれた国に嫁ぐことになった。花嫁を迎えにきたのは二人の王子で、どちらと結婚することになるかはまだ決まっていないという。国王から、その選択は彼女に任せる、さらに選ばれた王子を次の王にすると告げられ、ヴァレリアナは困惑した。そんな彼女の気持ちをよそに、王子たちはそれぞれの方法で強引に接近してきて……。
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クレメリンス王国は、王が亡くなって間もなく、他国との戦いに破れた。王女のステファニーが、家族を救ってもらう代わりに自分はどうなってもいいと勝利国の王に頼むと、ある条件でその願いは受け入れられた。それは、敵国で囚われの身となり、娼婦になるという残酷な条件だ。王女の身分を奪われた彼女は、敵国の王に身体を差し出さねばならず――。
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両親を亡くし、記憶も部分的に欠けている元貴族のリシェルディは、奉公先の侯爵家令息のカイルに、婚約者選考会で恋人のふりをしてくれと頼まれた。彼は以前婚約者を亡くしており、結婚相手など選ぶ気になれないらしい。一日限りということでその話を受けたのに、今度は妻役として半年間雇いたいとカイルが言い出した。何故か苦しそうな彼の表情にほだされて、引き受けるはめに……。
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貴族の娘ミレーヌが社交の場で出会った、紅い髪をした美貌の男性。初対面のはずなのにミレーヌの名前を知っていた彼は、実は最近知り合った女性の兄だった。内気なミレーヌはその事実に安堵したけれど、彼はミレーヌが何か目的があって妹に近づいたと誤解しているらしく、こちらを軽蔑の目で見てくる。それに、望んでいたのだろうなどと言われ、無理やり唇を奪われて……。
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怪我をした猫を助けた町娘アンネリーゼのもとに、貴族と思われる美貌の男性がやってきた。猫の手当ての礼をしにきたというわりには傲慢な印象だったものの、ダンスを教えてもらい、さらにキスをされて、アンネリーゼは恋に落ちた。彼に会えたのは二日間だけだったけれど、一年後、突然王宮に招かれたアンネリーゼに「花嫁になってほしい」と告げた国王は、なんと――!?
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