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■大事に育ててきた従姉の忘れ形見に、王家の魔の手が忍び寄っていた。
■従姉のエリカと同居していたフレディは、遊び回る従姉に代わって、彼女の子ベンの面倒を見てきた。だが、エリカの事故死でそんな暮らしが一変する。フレディはベンを自分の手で育てたいと願うものの、定職を持たないので生計を支える手段がなく、ベン父親が送ってくる多額の養育費に頼る日々だ。思案に暮れるフレディの前にある日、見知らぬ男性が現れた。クアマール王国の皇太子ジャスパー・フセインなる人物で、ベンの父親の弟だという。「母親失格の君からベンを保護するのが僕の役目だ」驚くフレディに、皇太子は甥を国に連れて帰ると宣言した。わたしをエリカと間違えているんだわ。戸惑いつつも、ベンと別れたくないフレディはある奇策を思いついた。
■ヒーローはアラブの王国の皇太子。ヒロインのフレディはハンサムな彼に一目で心を奪われますが、彼の傲慢な態度に反発を覚え……。エキゾチックな雰囲気たっぷりです!
■従姉のエリカと同居していたフレディは、遊び回る従姉に代わって、彼女の子ベンの面倒を見てきた。だが、エリカの事故死でそんな暮らしが一変する。フレディはベンを自分の手で育てたいと願うものの、定職を持たないので生計を支える手段がなく、ベン父親が送ってくる多額の養育費に頼る日々だ。思案に暮れるフレディの前にある日、見知らぬ男性が現れた。クアマール王国の皇太子ジャスパー・フセインなる人物で、ベンの父親の弟だという。「母親失格の君からベンを保護するのが僕の役目だ」驚くフレディに、皇太子は甥を国に連れて帰ると宣言した。わたしをエリカと間違えているんだわ。戸惑いつつも、ベンと別れたくないフレディはある奇策を思いついた。
■ヒーローはアラブの王国の皇太子。ヒロインのフレディはハンサムな彼に一目で心を奪われますが、彼の傲慢な態度に反発を覚え……。エキゾチックな雰囲気たっぷりです!
地下牢に閉じこめるという手もあるな――シークの言葉に、彼女は身を震わせた。
■兄のペントハウスの改装を手がけてみない? インテリアデザインの会社を立ち上げたばかりのアマンダは、親友ドーンの魅力的な提案に心を動かされ、さる王国の後継者、首長(シーク)ニコラス・アル・ラシードの家へ赴いた。ドーンは、改装プランは兄への誕生日プレゼントで、兄が帰らないうちに主寝室を下見してほしいという。その神秘的な容姿でゴシップ記事の標的となっているシークは、私生活をのぞかれることを極度に嫌っていたのだ。アマンダは仕方なく、シークの寝室にこわごわ足を踏み入れた。そのとき、男性の冷酷な声が背後で響いた。「人の寝室で何をしている?」アマンダの心臓は凍りつき、手から小型カメラが落ちた……。
■兄のペントハウスの改装を手がけてみない? インテリアデザインの会社を立ち上げたばかりのアマンダは、親友ドーンの魅力的な提案に心を動かされ、さる王国の後継者、首長(シーク)ニコラス・アル・ラシードの家へ赴いた。ドーンは、改装プランは兄への誕生日プレゼントで、兄が帰らないうちに主寝室を下見してほしいという。その神秘的な容姿でゴシップ記事の標的となっているシークは、私生活をのぞかれることを極度に嫌っていたのだ。アマンダは仕方なく、シークの寝室にこわごわ足を踏み入れた。そのとき、男性の冷酷な声が背後で響いた。「人の寝室で何をしている?」アマンダの心臓は凍りつき、手から小型カメラが落ちた……。
言えない恋心
- ジャンル:ハーレクイン小説
- 著者:ジュリア・ジェイムズ 漆原麗
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:154ページ
- ポイント数:購入600ポイント
あの人は誰? 父の豪華なアパートメントで開かれたパーティで、フラヴィアはある男性に目を奪われた。長身で広い肩幅、精悍な顔立ち。そして何より印象的な黒い瞳が自分に向けられたとたん、フラヴィアは顔をこわばらせ、視線をそらした。たとえどんなに魅力的でも、父の客とはかかわりたくない。お金もうけのことしか頭にないに決まっているのだから! でも彼女の役目は招待客に媚を売り、父に有利な契約を結ばせること。「こちらはレオン・マランス」父がさっきの男性客を紹介する。彼のきらめく瞳に見つめられ、フラヴィアは決して感じたくない胸のざわめきに体を震わせた……。
「あなたの身代わりとなって、ロシア人と結婚しろというの?」
双子の妹アレクサの頼みに、アリッサは仰天した。しかも、相手は石油長者のセルゲイ・アントーノヴィッチだ。彼が期間限定の結婚相手を求めていると知ってアレクサが高学歴の姉の名を使って応募したところ、面接試験を通り、すでに多額の契約金も受け取ったらしい。だが、妊娠中だから、アリッサに代役を頼みたいというのだ。
「これで、お母さんは家や店を手放さなくてすむわ」
母を助けるためにもうお金を使ったと聞き、アリッサは観念した。妹が交わした契約に恐るべき条項があるとも知らずに。
■ 突然、契約結婚をすることになったアリッサとセルゲイ。互いの事情を知るにつれ、理解は深まっていきますが……。
双子の妹アレクサの頼みに、アリッサは仰天した。しかも、相手は石油長者のセルゲイ・アントーノヴィッチだ。彼が期間限定の結婚相手を求めていると知ってアレクサが高学歴の姉の名を使って応募したところ、面接試験を通り、すでに多額の契約金も受け取ったらしい。だが、妊娠中だから、アリッサに代役を頼みたいというのだ。
「これで、お母さんは家や店を手放さなくてすむわ」
母を助けるためにもうお金を使ったと聞き、アリッサは観念した。妹が交わした契約に恐るべき条項があるとも知らずに。
■ 突然、契約結婚をすることになったアリッサとセルゲイ。互いの事情を知るにつれ、理解は深まっていきますが……。
★シチリア島の海辺にそびえる城で、スーパーモデルの人生は一変した。★
『ブライダル・ドリームズ』創刊号の表紙撮影のため、スーパーモデルのファロン・オコンネルはシチリア島を訪れた。どしゃ降りの空港で、彼女はステファノという男性に声をかけられる。
「運命が僕をここによこしたのかな?」
ステファノは目的地まで送ろうと言ってくれたものの、ファロンの職業を知って急に冷淡になり、二人は気まずく別れた。だが数日後のある雨の夜、二人は思いがけない再会をする。ステファノの乗るオートバイをよけようとして、ファロンの車が木に激突したのだ。彼が駆け寄ると、ファロンの顔には見るも無惨な傷がついていた。
『ブライダル・ドリームズ』創刊号の表紙撮影のため、スーパーモデルのファロン・オコンネルはシチリア島を訪れた。どしゃ降りの空港で、彼女はステファノという男性に声をかけられる。
「運命が僕をここによこしたのかな?」
ステファノは目的地まで送ろうと言ってくれたものの、ファロンの職業を知って急に冷淡になり、二人は気まずく別れた。だが数日後のある雨の夜、二人は思いがけない再会をする。ステファノの乗るオートバイをよけようとして、ファロンの車が木に激突したのだ。彼が駆け寄ると、ファロンの顔には見るも無惨な傷がついていた。
エリナーは中東の王国カラムの皇太子ムラドのロンドンの邸宅でムラドの娘のナニーとして住み込みで働いている。ムラドとその弟ジャシムは友人たちの噂の的になるほどハンサムだが、亡き母の恋人だったムラドのことは、父親のようにしか思えなかった。ある夜、家人のいない家に帰宅したエリナーはジャシムに出くわした。傲慢な雰囲気を漂わせながらもセクシーで、思わず全身が熱くなる。こんな男性が、ナニーである私に興味を持つとは思えないけれど。だが思いがけず情熱的な言葉を耳元で囁かれ、エリナーは翌日、彼の誘惑にこたえてしまった――どんな思惑でジャシムが近づいてきたかは想像もせずに。
■ 2010年9月から大人気の作家リン・グレアムのミニシリーズ『予期せぬ結婚』が始まります。ゴージャスでリッチな男性たちと思いがけない恋に落ちるヒロインたちのストーリーです。
■ 2010年9月から大人気の作家リン・グレアムのミニシリーズ『予期せぬ結婚』が始まります。ゴージャスでリッチな男性たちと思いがけない恋に落ちるヒロインたちのストーリーです。
■なぜ黙って僕のベッドから姿を消した? 再会した女性に彼は激しい怒りをぶつけた。
■バロン家の三男であるスレイドは建築家として大成功を収め、身を固めることなく、華やかな女性遍歴を重ねていた。母親がたびたび変わる複雑な家庭で育ったせいで、永遠の愛に疑問を抱いていたのだ。ある日、スレイドは吹雪のデンバー空港で出会った、ララという美しいキャリアウーマンと愛を交わす。だが翌朝スレイドが目覚めると、彼女は姿を消していた。一年半後、彼は思い続けていたララに仕事先で再会する。一方彼女にとっては、スレイドは二度と会いたくない男性だった。ひそかな願望がかなった今、彼もう用はない。これ以上かかわるのは危険なだけだ。ララは冷たくあしらうが、スレイドはあきらめなかった。
■サンドラ・マートン〈バロン家の恋物語〉テキサスの大農場主、ジョナス・バロンを取り巻く一族の人々のストーリー。
■バロン家の三男であるスレイドは建築家として大成功を収め、身を固めることなく、華やかな女性遍歴を重ねていた。母親がたびたび変わる複雑な家庭で育ったせいで、永遠の愛に疑問を抱いていたのだ。ある日、スレイドは吹雪のデンバー空港で出会った、ララという美しいキャリアウーマンと愛を交わす。だが翌朝スレイドが目覚めると、彼女は姿を消していた。一年半後、彼は思い続けていたララに仕事先で再会する。一方彼女にとっては、スレイドは二度と会いたくない男性だった。ひそかな願望がかなった今、彼もう用はない。これ以上かかわるのは危険なだけだ。ララは冷たくあしらうが、スレイドはあきらめなかった。
■サンドラ・マートン〈バロン家の恋物語〉テキサスの大農場主、ジョナス・バロンを取り巻く一族の人々のストーリー。
シアトル、バンクーバー、そしてウィーン。彼はどこまで私を追いかけるつもり? パーティ会場にサルク国王の弟であるシーク・ザイドの姿を認め、心理学者のルーはあきれかえった。数日前から彼女は旧知のザイドにつきまとわれていた。早急に結婚する必要があり、相手を探してほしいというのだ。ルーは専門知識を生かしてときどき結婚の仲介もしているが、ザイドには傷つけられた過去があり、頼みを引き受ける気はなかった。しかし、根負けして話を聞いてみることにしたルーは、結婚の成否が一国の存亡にかかわると知って動揺した。
■ 好評をいただいたミニシリーズ『熱きシークたち』の関連作です。優雅な独身生活から一転して花嫁探しに追われることになったザイド。本物の恋は見つかるのでしょうか?
■ 好評をいただいたミニシリーズ『熱きシークたち』の関連作です。優雅な独身生活から一転して花嫁探しに追われることになったザイド。本物の恋は見つかるのでしょうか?
ああ、もうすぐクリスマス。エイルザの心ははずんでいた。今日は、元夫の母の家に行っている9歳の娘が帰ってくる。ところが、大雪のなか現れたのは、別れた夫イェイクだけだった。電話が通じず、娘が滞在を延ばすことを直接伝えに来たという。外は天候がさらに悪化し、彼は今夜ここに泊まるしかないだろう。会うのは4年ぶり。あまりに悲しい出来事の末、離婚して以来だ。彼は今も変わらず、成功した実業家としての自信に満ちあふれ、女性が振り返るほどのハンサムだ。でも、もう終わったこと――ひと晩ともに過ごすからって、なぜ私は緊張しているの……?
■運命のいたずらによって、再び二人きりの時間を持つことになった元夫婦。口を開けば傷つけ合ってばかりなのに、二人の間の引力は抗えぬほど強烈で……。ドラマティックでセクシーな再会物語です。
■運命のいたずらによって、再び二人きりの時間を持つことになった元夫婦。口を開けば傷つけ合ってばかりなのに、二人の間の引力は抗えぬほど強烈で……。ドラマティックでセクシーな再会物語です。
愛嬌だけが取り柄で何をしても失敗ばかりの事務員ディクシーは、切れ者の銀行頭取セサルから急に呼び出されてびくびくしていた。きっとまた何かへまをしでかして、怒鳴りつけられるんだわ……。すると、セサルは厳しく冷たい表情でディクシーを迎え、彼女が密かに多額の借金を抱えていることを突きとめたと告げた。彼の親代わりの老人に気に入られているディクシーの無垢さを、見せかけだと決めつけていたセサルは満足そうでさえある。そして彼女の説明を聞きもせず、借金を返済する代わりに、余命わずかの名づけ親のために婚約者のふりをするよう命令した!
■あなたを愛しているけれど、別れたい。不可解な妻の言葉に夫は悩み傷ついて……。
■バロン家の長男ゲイジは世界各地にリゾートホテルを建て、大成功を収めていたが、このところ憂鬱な日々を送っていた。妻のナタリーがなぜか妙によそよそしく、冷たいのだ。ある夜、ゲイジはパーティ会場で正装した美しい妻を見て、かつての熱い関係を甦らせようと彼女を追いかける。だが激しいキスのあと、ナタリーは言った――離婚したいの、と。彼女の言葉にゲイジは大きなショックを受けるが、結婚生活が破綻しかけているのは事実だった。その翌日、ナタリーが家を出るとすぐ、ゲイジのもとに、テキサスに住む父親の誕生パーティの案内状が届いた。妻への愛を断ち切れないゲイジは策を弄してナタリーを説得し、思い出の地テキサスへと連れていった……。
■サンドラ・マートン〈バロン家の恋物語〉テキサスの大農場主、ジョナス・バロンを取り巻く一族の人々のストーリー。傑物の父親に負けないキャラクターの子供たちが、物語を展開していきます。
■バロン家の長男ゲイジは世界各地にリゾートホテルを建て、大成功を収めていたが、このところ憂鬱な日々を送っていた。妻のナタリーがなぜか妙によそよそしく、冷たいのだ。ある夜、ゲイジはパーティ会場で正装した美しい妻を見て、かつての熱い関係を甦らせようと彼女を追いかける。だが激しいキスのあと、ナタリーは言った――離婚したいの、と。彼女の言葉にゲイジは大きなショックを受けるが、結婚生活が破綻しかけているのは事実だった。その翌日、ナタリーが家を出るとすぐ、ゲイジのもとに、テキサスに住む父親の誕生パーティの案内状が届いた。妻への愛を断ち切れないゲイジは策を弄してナタリーを説得し、思い出の地テキサスへと連れていった……。
■サンドラ・マートン〈バロン家の恋物語〉テキサスの大農場主、ジョナス・バロンを取り巻く一族の人々のストーリー。傑物の父親に負けないキャラクターの子供たちが、物語を展開していきます。
★どうしてあの人がここにいるの? 彼を忘れたくて町を出たというのに。★
友人の結婚式に花嫁付添人として出席したキャシーは、雰囲気に流され、花婿付添人のキールと情熱的なキスをした。彼はキャシーが勤めるラスベガスのホテルの支配人で、公爵夫人を母に持つ、オコンネル家の御曹司だ。心惹かれるけれど、住む世界が違うのよ。キャシーは新たな職を得て別の土地へと旅立つ決意をした。ところが、運命は皮肉な結末を用意していた。
「君が新しい支配人だって? 信じられない」
冗談でしょう? キールがここにいるなんて……。あのキスを忘れたくて、キールも新しい人生を歩もうとしていたのだ。
友人の結婚式に花嫁付添人として出席したキャシーは、雰囲気に流され、花婿付添人のキールと情熱的なキスをした。彼はキャシーが勤めるラスベガスのホテルの支配人で、公爵夫人を母に持つ、オコンネル家の御曹司だ。心惹かれるけれど、住む世界が違うのよ。キャシーは新たな職を得て別の土地へと旅立つ決意をした。ところが、運命は皮肉な結末を用意していた。
「君が新しい支配人だって? 信じられない」
冗談でしょう? キールがここにいるなんて……。あのキスを忘れたくて、キールも新しい人生を歩もうとしていたのだ。
ネルは十九歳の姪ルーシーからEメールを受け取った。ヨーロッパの旅先で運命の人に出会い、結婚するというのだ。ネルは急遽スペインへ飛ぶと、Eメールに記された名前と連絡先から相手の男性、ルイス・フェリペ・サントロを捜し当てて面会した。ところが、彼はまったく身に覚えがないと言う。詳しい話を聞いたルイスは自分と同じ名前の従弟の仕業だと確信し、ネルに取り引きを提案した。病気で余命わずかな祖母の前で婚約者のふりをしてくれるなら、二人がいると思われる場所に案内すると。やむなくネルはサントロ家に代々伝わる指輪をはめることに……。
愛する妹を病から救うため、アリッサは大きな賭に出た――結婚だ。亡き祖父の遺産を相続すれば、治療費を捻出できる。だが祖父は、結婚し半年間を共に暮らすことを相続の条件としていた。アリッサは便宜的な結婚に応じてくれる男性を求め、ぴったりの相手を探しあてた。彼と形だけ結婚し、時がきたら離婚する。ところが登記所に着いたアリッサを待っていたのは、“気が変わった”という、花婿役からの伝言だった。呆然とする彼女の前に、威圧的で危険な魅力の男性が現れる。初めて会う彼は言った。「きみが結婚する相手はこの僕だ」
まさか、10年後にこんな形で再会することになるとは。隠し撮りした写真を今も大切に持つほど、憧れていたあの人に。ワシーリー・デミドフとの面接を前に、ローラの思いは千々に乱れた。大丈夫、彼のほうはわたしのことなど知らないのだから。自分にそう言い聞かせて面接に臨んだものの、なぜかワシーリーはローラに異様な敵意を燃やし、次々と悪意に満ちた質問を投げかけてきた。憤然として帰ろうとしたものの、彼には切迫した事情があるらしく、翌日、ローラはワシーリーとともにモンテネグロへと旅立った。現地での厄介な交渉を仕切る個人秘書として、彼とふたりきりで。
■追悼特集としてお贈りしてきたペニー・ジョーダンの2部作〈ロシアからこの愛を〉も、いよいよ最終話。前作に登場したワシーリーと、彼の妹の親友であるローラとの旅先でのロマンスをお楽しみください。
■追悼特集としてお贈りしてきたペニー・ジョーダンの2部作〈ロシアからこの愛を〉も、いよいよ最終話。前作に登場したワシーリーと、彼の妹の親友であるローラとの旅先でのロマンスをお楽しみください。
ロンドンの豪華なホテルのロビーでひと目見た瞬間、アレーナは全身がとろけ、たちまちその男性のとりこになった。彼の名はキリル、ロシアの実業家だという。勇気を出して声をかけたものの、冷たくあしらわれ、アレーナの初恋はたちまち消え去ったかに思えた。ところが、彼女の姓を知ったとたん、キリルの態度が一変する。「きみとの再会を期待しているよ」この人なら、きっと本物の恋の喜びを味わわせてくれる。うぶなアレーナは天にも昇る心地だった。だが、彼の真の狙いは競争相手の彼女の兄を出し抜くことにあった……。
■昨年12月、惜しまれつつ、その生涯を閉じたペニー・ジョーダン。ハーレクイン・ロマンスでは、追悼特集として今月から4カ月連続で彼女の作品をお届けします。
■昨年12月、惜しまれつつ、その生涯を閉じたペニー・ジョーダン。ハーレクイン・ロマンスでは、追悼特集として今月から4カ月連続で彼女の作品をお届けします。
■愛のない、かたちばかりの結婚だけど、未婚の母になるよりはずっといいのよ……。
■アンバーとジェイクの結婚式が、キャッスルストウ城の大広間で盛大に執り行われた。二人とも幸せそうにふるまってはいるものの、実は愛とは無縁の便宜上の結婚だった。ある男の子供を宿して捨てられたアンバーに同情して、ジェイクは結婚を申し込んだのだが、それでも、ロイター通信社の記者として世界中を飛びまわっている彼には、愛に縛りつけられた結婚よりはむしろ好都合だった。つわりをこらえ、ようやく披露宴会場をあとにしたアンバーに、ジェイクはカリブ海の島へハネムーンに出かけようと提案する。そして驚くべきことを言った――きみの両親はほんとうの親ではない。これから行く島に、実の父親がいるのだと……。
■自分の名前が載った新聞広告を見て、三人の女性はそれぞれ、本当の両親を求めてイギリスからカリブの島を目指した。そこで彼女たちを待ち受けていた驚くべき真実とは? 三人の女性が自らの出生の秘密と真実の愛を探し求める万華鏡のような物語を、どうぞお楽しみください。
■アンバーとジェイクの結婚式が、キャッスルストウ城の大広間で盛大に執り行われた。二人とも幸せそうにふるまってはいるものの、実は愛とは無縁の便宜上の結婚だった。ある男の子供を宿して捨てられたアンバーに同情して、ジェイクは結婚を申し込んだのだが、それでも、ロイター通信社の記者として世界中を飛びまわっている彼には、愛に縛りつけられた結婚よりはむしろ好都合だった。つわりをこらえ、ようやく披露宴会場をあとにしたアンバーに、ジェイクはカリブ海の島へハネムーンに出かけようと提案する。そして驚くべきことを言った――きみの両親はほんとうの親ではない。これから行く島に、実の父親がいるのだと……。
■自分の名前が載った新聞広告を見て、三人の女性はそれぞれ、本当の両親を求めてイギリスからカリブの島を目指した。そこで彼女たちを待ち受けていた驚くべき真実とは? 三人の女性が自らの出生の秘密と真実の愛を探し求める万華鏡のような物語を、どうぞお楽しみください。
父を目前で殺されたショックで、ディアナは前後の記憶を失った。そのため法廷で証言できず、恋人のルークが有罪判決を受けてしまう。あれから歳月は流れたものの、いまだ記憶は戻らないままだ。せめてルークの汚名をそそぎ、真犯人を見つけよう。ディアナはそう決意し、事件の再調査をはじめた。だが当時の話をきくため初めてルークの屋敷を訪れたところ、彼は瞳に憎悪をたぎらせて吐き捨てた。「協力する代わりに、僕が求めたらいつでも応じることだ」復讐心を満たすため、私に情婦になれというのね。けれど、ディアナにこの残酷な契約を断るすべはなかった。
★NYタイムズベストセラー作家が贈る感動作。その実力をリンダ・ハワードが絶賛するのもうなずけます。★
★NYタイムズベストセラー作家が贈る感動作。その実力をリンダ・ハワードが絶賛するのもうなずけます。★
自動車事故で重傷を負い、運転していた婚約者は死亡……。車椅子の生活にようやく別れを告げることができたものの、キャンディはいまだに心身の痛手から立ち直れていない。彼女は人生をやり直そうと決意し、カナダからイギリスにやってきた。叔父ザビエルの妻エシーが所有するコテージで、絵を描く仕事を再開するつもりだった。エシーは獣医仲間のクインにキャンディの世話を頼んでいた。だが、つらい体験のために心を閉ざしがちのキャンディは、なにかと気を遣うクインに対し、ぶっきらぼうな態度で応えてしまう。それでもクインの男性的な魅力は、キャンディにも強く伝わってきた。だから、ある日クインからこう頼まれたとき、彼女は唖然とした。「キャンディ、ひと晩ぼくのガールフレンドになってくれないか」
■「誘惑のプログラム」に登場したガブリエルの姪キャンディのお話です。悲しい過去を背負った彼女は、真実の愛を見つけられるのでしょうか?どうぞお楽しみください!
■「誘惑のプログラム」に登場したガブリエルの姪キャンディのお話です。悲しい過去を背負った彼女は、真実の愛を見つけられるのでしょうか?どうぞお楽しみください!
★若い未亡人となった彼女は、いまや何もかも失おうとしていた。★
結婚式の出席者として教会にいたその男性は、冷たく青い瞳だけでステファニーを裸にした。原始的な欲望をたたえ、君をベッドに連れていきたいと語る瞳……。自らの意思に反して、ステファニーの全身はかっと熱くなった。もう二度と男性とはかかわりたくないと思っているのに、なぜ? お金のために耐え忍んできた亡夫との結婚生活は惨めなものだった。しかも夫はステファニーにあえて財産を遺さず、若い未亡人となったばかりの彼女は、いまや何もかも失おうとしていた。まだ自分の反応にとまどったまま披露宴に出ると、ステファニーの隣の席は驚いたことに先ほどの男性だった。彼は、弁護士デイビッド・チェンバースと名乗り、披露宴の途中から、強引な態度で性急にステファニーを求めてきた。
結婚式の出席者として教会にいたその男性は、冷たく青い瞳だけでステファニーを裸にした。原始的な欲望をたたえ、君をベッドに連れていきたいと語る瞳……。自らの意思に反して、ステファニーの全身はかっと熱くなった。もう二度と男性とはかかわりたくないと思っているのに、なぜ? お金のために耐え忍んできた亡夫との結婚生活は惨めなものだった。しかも夫はステファニーにあえて財産を遺さず、若い未亡人となったばかりの彼女は、いまや何もかも失おうとしていた。まだ自分の反応にとまどったまま披露宴に出ると、ステファニーの隣の席は驚いたことに先ほどの男性だった。彼は、弁護士デイビッド・チェンバースと名乗り、披露宴の途中から、強引な態度で性急にステファニーを求めてきた。
★離婚した夫に未練などないのに、ダンスに胸ときめくのはなぜ?★
娘の結婚式の日、アニーは涙をこらえることができなかった。娘のドーンはまだ十八歳、結婚するには若すぎる。だが、悲しみにひたっているひまはなかった。ドーンの父親で五年前に別れた夫チェイスが、結婚式に現れたのだ。建設会社の社長として活躍する彼は昔と変わらず魅力的で、披露宴でダンスをする羽目になったとき、アニーの心は乱れた。でも妻より仕事を優先し、あげくに秘書と関係を持った人じゃないの。そう思うと、胸に冷たいものが忍び込んできた。ところがその夜、ハネムーンに出発するはずのドーンが一時失踪する。離婚した両親の姿を見て、自分たちの愛の将来に絶望したというのだ。アニーとチェイスは互いを責め、激しい言葉を浴びせ合うが、言い争うにつれ、二人の胸には結婚していたころの思い出が……。
娘の結婚式の日、アニーは涙をこらえることができなかった。娘のドーンはまだ十八歳、結婚するには若すぎる。だが、悲しみにひたっているひまはなかった。ドーンの父親で五年前に別れた夫チェイスが、結婚式に現れたのだ。建設会社の社長として活躍する彼は昔と変わらず魅力的で、披露宴でダンスをする羽目になったとき、アニーの心は乱れた。でも妻より仕事を優先し、あげくに秘書と関係を持った人じゃないの。そう思うと、胸に冷たいものが忍び込んできた。ところがその夜、ハネムーンに出発するはずのドーンが一時失踪する。離婚した両親の姿を見て、自分たちの愛の将来に絶望したというのだ。アニーとチェイスは互いを責め、激しい言葉を浴びせ合うが、言い争うにつれ、二人の胸には結婚していたころの思い出が……。
★傲慢で自己中心的。男ってみな同じなのかしら。★
ローレルは姪の結婚式に遅刻してしまった。そればかりか、教会に入るとき派手な登場の仕方をしたため、満座の注目を集めるはめになった。彼女は自分を見つめるひときわ傲慢な視線に気づいていた。たしか新郎の元後見人で、実業家のデミアン・スクラスね。頑丈な体格にハンサムな顔。女性が夢中になるタイプだ。ローレルを見る彼の瞳が語っていた。
“そのドレスを脱がせて中身を見てみたいよ”
冗談じゃないわ。自己中心的な男性なんてうんざりするばかり。ローレルはモデルとして成功をおさめていたが、恋人から手ひどい裏切りを受け、男性には不信感を抱いている。だがデミアンは、そんなローレルにほほ笑みかけてきた……。
ローレルは姪の結婚式に遅刻してしまった。そればかりか、教会に入るとき派手な登場の仕方をしたため、満座の注目を集めるはめになった。彼女は自分を見つめるひときわ傲慢な視線に気づいていた。たしか新郎の元後見人で、実業家のデミアン・スクラスね。頑丈な体格にハンサムな顔。女性が夢中になるタイプだ。ローレルを見る彼の瞳が語っていた。
“そのドレスを脱がせて中身を見てみたいよ”
冗談じゃないわ。自己中心的な男性なんてうんざりするばかり。ローレルはモデルとして成功をおさめていたが、恋人から手ひどい裏切りを受け、男性には不信感を抱いている。だがデミアンは、そんなローレルにほほ笑みかけてきた……。
「重大な話がある。中に入れてくれ!」突然の訪問者の正体を知り、ブリアナは言葉を失った。パーティで出会って以来、強烈な魅力を恐れて避けてきたジャンニ・フィレッリが立っていたのだ。共通の友人であるマッシーニ夫妻が、幼い娘を遺して事故死したという悲報を携えて。あまりの悲しみに混乱したブリアナは、衝動的にジャンニと愛を交わしてしまう。現実とも思えぬひとときのあと、彼が驚くべき事実を伝えた。夫妻が娘の後見人としてブリアナとジャンニを指名していたのだ。
★オコンネルきょうだいで唯一独身のブリアナは、どのような愛を見つけるのでしょうか。★
★オコンネルきょうだいで唯一独身のブリアナは、どのような愛を見つけるのでしょうか。★
「二十四時間以内に帰国し、我が国の実力者と結婚しろ!」父からの脅しにも似た厳命に、ケイラは茫然とした。祖国バラカは、女性の権利などないに等しい国。戻りたくない。しかも、会ったこともない男性と結婚するためだなんて……。途方に暮れるケイラの前に、思わぬナイトが現れた。シーク・カーレン・ヌリ。ケイラの初恋の相手だ。「僕なら君を助けることができる」ケイラはその言葉を信じていいものかどうか戸惑ったが、父の回し者に襲われ、ついに彼に助けを請うた。それが新たな苦難の始まりとも思わずに。
★なんと、探し続けていたあの女が夫募集の広告を出している!★
父亡きあと、四百年前に建てられた由緒ある屋敷を維持するため、ダーシーはどうしても結婚しなければならなかった。かさんだ借金を清算するためには名付け親の遺産が必要だが、相続の条件として、一年以内に結婚することが義務付けられている。思いあまったダーシーは新聞に求人広告を出し、応募してきたイタリア人男性のルカに、形ばかりの結婚を依頼する。ルカは条件をのみ、これで問題解決とダーシーは喜んだ。しかし――ダーシーはきづいていないが、彼らは三年前に会っていた。仮面舞踏会の夜のこと、ふたりは情熱のおもむくままに愛を交わした。その直後、ルカの館から家宝の指輪が消え、ダーシーも消えた。彼はダーシーが指輪を盗んだと確信した。ルカが彼女に近づいたのは、復讐のためだった。
父亡きあと、四百年前に建てられた由緒ある屋敷を維持するため、ダーシーはどうしても結婚しなければならなかった。かさんだ借金を清算するためには名付け親の遺産が必要だが、相続の条件として、一年以内に結婚することが義務付けられている。思いあまったダーシーは新聞に求人広告を出し、応募してきたイタリア人男性のルカに、形ばかりの結婚を依頼する。ルカは条件をのみ、これで問題解決とダーシーは喜んだ。しかし――ダーシーはきづいていないが、彼らは三年前に会っていた。仮面舞踏会の夜のこと、ふたりは情熱のおもむくままに愛を交わした。その直後、ルカの館から家宝の指輪が消え、ダーシーも消えた。彼はダーシーが指輪を盗んだと確信した。ルカが彼女に近づいたのは、復讐のためだった。
カリブ海に浮かぶ宝石、エメローデ島。世界じゅうからセレブが集まるその島のカジノで、サヴァナは伝説のギャンブラー、ショーン・オコンネルと対峙した。今夜、ポーカーでどうしても彼に勝たなければならない。勝てば、妹と二人で新たな生活を始められる。負ければ、サヴァナの純潔は彼に奪われる……。いいえ、負けたときのことなど考えないほうがいい。さあ、いくわよ、ショーン・オコンネル! サヴァナは震える息をのみ、危険なゲームに臨んだ。
★サヴァナの純潔を賭けた熱い闘いの行方は? スリリングな展開に目が離せません。★
★サヴァナの純潔を賭けた熱い闘いの行方は? スリリングな展開に目が離せません。★
古い慣習に縛られた男性優位の国、スリヤム。財務アナリストのミーガンは、その国の近代化プログラムを苦心して作成したが、女だからという理由で、土壇場で担当を外された。スリヤムのシーク、カシム・アル・ラシドの意向だという。ミーガンは激怒し、会議の席で食ってかかった。「宇宙の帝王でいるのは、さぞいい気分でしょうね!」だが、シークは動じることなく、ミーガンを肩に担いで別室に運び、有無を言わせず唇を奪った。服従を強いるキスなのに、あろうことかミーガンは陶酔して……。
★勝ち気なヒロインと尊大なシークが互いの意思に反して惹かれ合っていく様を情熱的な筆致で描きます。★
★勝ち気なヒロインと尊大なシークが互いの意思に反して惹かれ合っていく様を情熱的な筆致で描きます。★
愛人のレッスン
- ジャンル:ハーレクイン小説
- 著者:ケイトリン・クルーズ 漆原麗
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:154ページ
- ポイント数:レンタル300ポイント 購入600ポイント
地中海の港に停泊中の豪華クルーザーで催されたパーティで、トリスターヌは危険な魅力を放っている男性を見つめた。ギリシアで巨大な海運帝国を築いているニコス・カトラキス。冷酷な異母兄の立てた計画のせいで、彼女はニコスに途方もないことを依頼せざるをえなくなったのだ。「わたしをあなたの愛人にしてほしいの……」ニコスは宿敵バルベリ家の娘トリスターヌから誘いをかけられ、思わず勝ち誇った笑みを浮かべた。この絶好のチャンスに彼女を思う存分利用してやろうじゃないか。ニコスは所有するクルーザーの自室へと彼女を導いたが……。
■ヒロイン一家への雪辱に燃えるギリシアの海運王が登場します。どうぞお見逃しなく!
■ヒロイン一家への雪辱に燃えるギリシアの海運王が登場します。どうぞお見逃しなく!
アレクサンドラは、いつか映画制作に携わる日を夢見て、ハリウッドの撮影所で事務員として働いている。ある日、彼女は憧れの俳優からランチに招待された。ウルフ・ケリック。今をときめく大スターだ。天にものぼる心地で約束の場所に出向くと、いきなり頼み事を切り出される。「四週間、ぼくの愛人のふりをしてほしい」引き受ければ、近い将来、助監督に抜擢するという。だけど、なぜ私なの? 地味で、美しくもないのに……。いぶかりながらも、彼女は人生を変えるチャンスに賭けた。