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ハーレクイン 名作セレクション vol.48
- ジャンル:ハーレクインコミックス
- 著者:森崎令子 さとう智子 檀からん 流水凜子 湊よりこ バーバラ・マクマーン キャロル・グレイス アニー・ウエスト ヴァイオレット・ウィンズピア キム・ローレンス
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:314ページ
- レビュー:(10)
ぜひとも読んで欲しいハーレクインコミックの名作たちを試し読み! vol.48のテーマは「砂漠のプリンス 特集」です。「眠れないシンデレラ」「シークに恋したら」「アラビアンナイトの誘惑」「砂漠の呼び声」「シークとの一夜」「夜ごとの夢をシークと」をご紹介。
ハーレクイン 漫画家セレクション vol.45
- ジャンル:ハーレクインコミックス
- 著者:尾方琳 マリオン・レノックス シャロン・ケンドリック レイ・マイケルズ ヴァイオレット・ウィンズピア
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:314ページ
- レビュー:(7)
ぜひとも読んで欲しい人気漫画家のハーレクインコミックを試し読み! vol.45は「尾方琳 特集」です。「プリンセスの帰還」「砂漠に燃える恋」「一夜の恋買います」「双子のドラゴン」「華麗なるデビュー1」「イブの告白」をご紹介。
ざくろの館
- ジャンル:ハーレクインコミックス
- 著者:冬木るりか ヴァイオレット・ウィンズピア
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:131ページ
- ポイント数:レンタル430ポイント 購入500ポイント
- レビュー:(30)
横暴な作家の秘書とは名ばかりの雑用係として取材旅行中のジャナは、コート・ダジュールのホテルで偶然に美しい男性と知りあう。傲慢そうな黒い瞳の彼は、砂漠の国エル・アマラの王子ラウルだった。彼はなぜか、彼女の素性を知っていた。その上、ジャナをディナーに誘うのだ。迷う彼女だったが一夜の夢と思い彼女は招待に応じた。その時は知るよしもなかった。この黒豹のように美しい砂漠の領主につれ去られ、彼の宮殿で愛なき婚約劇を演じるはめになろうとは。
(c)RURIKA FUYUKI/VIOLET WINSPEAR
(c)RURIKA FUYUKI/VIOLET WINSPEAR
燃える砂丘【ハーレクインSP文庫版】
- ジャンル:ハーレクイン小説
- 著者:ヴァイオレット・ウィンズピア 石川妙子
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:175ページ
- ポイント数:購入400ポイント
モデルのセーラは不運な落馬事故によって片足が不自由になり、仕事を失ったうえ、薄情な婚約者にも捨てられた。ある日、偶然開いた上流階級向けの雑誌に奇妙な広告を見つける。“資産家の話し相手(コンパニオン)として外国で暮らせる、若い英国人女性求む”なんでも広告主は砂漠の地ベニ・ザインの首長ということだ。ちょうど、つらい現状から抜け出したいと思っていたセーラは、新しい人生への期待を胸に、未知なる異境に降り立った。だがそこには、謎の男からの思わぬ出迎えの言葉が待っていた。「君はわれわれ砂漠の男に襲われたくて、ここまで来たのか?」
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。ご購入の際は十分ご注意ください。
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。ご購入の際は十分ご注意ください。
サルド家の兄妹
- ジャンル:ハーレクインコミックス
- 著者:牧村ジュン ヴァイオレット・ウィンズピア
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:131ページ
- ポイント数:レンタル430ポイント 購入500ポイント
- レビュー:(14)
アンジーは少女のとき恋をした。身寄りのない彼女にやさしくしてくれたスペイン人の貴族リック。彼は明るく、太陽のような存在だった。その後、大人になった彼女は看護師となるが、ある時、彼が事件に巻き込まれ失明したと聞く。彼の役に立ちたいと6年ぶりに故郷に帰った彼女が見たのは、別人のように心を荒ませたリックだった。なんとか治療とリハビリを受けさせたくて、アンジーはわざと厳しい態度で彼に臨むが、彼は彼女の想いも、さしのべた手も拒絶して……。
(c)JUN MAKIMURA/VIOLET WINSPEAR
(c)JUN MAKIMURA/VIOLET WINSPEAR
ハーレクイン 名作セレクション vol.30
- ジャンル:ハーレクインコミックス
- 著者:佐柄きょうこ 響直美 光崎圭 くればやし月子 紅迫春実 キャサリン・ガーベラ ヴァイオレット・ウィンズピア ジュリア・ジェイムズ サラ・ウッド キャサリン・マン
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:314ページ
- レビュー:(8)
ぜひとも読んで欲しいハーレクインコミックの名作たちを試し読み! vol.30のテーマは「フランスヒーロー 特集」です。「秘書は恋わずらい」「砂漠のドクター」「パリの夜に捧げて」「領主の口づけ」「苺とシャンパンの記憶」「恋とワインと伯爵と」をご紹介。
あなたのそばで踊るたびに、心は喜びと不安でいっぱいになる。
イギリスの村で伯母と暮らすローリは、バレエ学校に通う17歳。ある日、彼女に驚くべき転機が訪れた。ベネチアの一流のバレエ団の総監督マキシム・ディ・コルテがローリの才能を見いだし、バレエ団に入るよう誘ってきたのだ。夢のような話に伯母は喜んだが、ローリの心は震えた。バレエは大好き。でも、伯母を一人残していくことはできないし、同じくバレエダンサーだった両親を劇場の火事で亡くして以来、舞台に上がると足がすくんでしまうのだ……。それを知ったマキシムは半ば強引に彼女をベネチアへ連れていき、厳しいレッスンを開始した。時折見せる笑顔でローリを魅了しながら。
■美しさのなかに激しさと厳しさを内包するクラシックバレエの世界。小説やコミック、映像において無数の名作を生んでいるこのテーマを、英国ロマンス界の魔術師ウィンズピアはどのように料理したのでしょうか? 魅惑の地ベネチアが舞台の、心ときめく物語です。
イギリスの村で伯母と暮らすローリは、バレエ学校に通う17歳。ある日、彼女に驚くべき転機が訪れた。ベネチアの一流のバレエ団の総監督マキシム・ディ・コルテがローリの才能を見いだし、バレエ団に入るよう誘ってきたのだ。夢のような話に伯母は喜んだが、ローリの心は震えた。バレエは大好き。でも、伯母を一人残していくことはできないし、同じくバレエダンサーだった両親を劇場の火事で亡くして以来、舞台に上がると足がすくんでしまうのだ……。それを知ったマキシムは半ば強引に彼女をベネチアへ連れていき、厳しいレッスンを開始した。時折見せる笑顔でローリを魅了しながら。
■美しさのなかに激しさと厳しさを内包するクラシックバレエの世界。小説やコミック、映像において無数の名作を生んでいるこのテーマを、英国ロマンス界の魔術師ウィンズピアはどのように料理したのでしょうか? 魅惑の地ベネチアが舞台の、心ときめく物語です。
ハーレクイン 漫画家セレクション vol.12
- ジャンル:ハーレクインコミックス
- 著者:サクヤカイシ スーザン・スティーヴンス ケイト・ヒューイット メリッサ・マクローン レベッカ・ウインターズ ヴァイオレット・ウィンズピア アレキサンドラ・セラーズ
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:314ページ
- レビュー:(9)
ぜひとも読んで欲しい人気漫画家のハーレクインコミックを試し読み! vol.12は「サクヤカイシ 特集」です。「薔薇に託した思い」「エーゲ海の花嫁」「絆のプリンセス」「プリンスの選択」「絹の誘惑」「カサノヴァに恋してる」をご紹介。
失われた地図
- ジャンル:ハーレクイン小説
- 著者:ヴァイオレット・ウィンズピア 細郷妙子
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:161ページ
- ポイント数:購入500ポイント
探検家の父が行方不明になった。1枚の謎めいた地図を娘に遺して。モルベナはそれだけを頼りに父を捜す旅に出たが、船は珊瑚礁で座礁――気づくと彼女は白く輝く砂浜に漂着していた。目もくらむばかりの蒼く高い空、生い茂る熱帯の樹木。鮮烈な色彩の鳥が飛び交い、猿がするりするりと木の枝を渡る。もしかしたら、私はもう天国にいるの……? 朦朧とした意識の中でそう思ったとき、たくましい青年の影が差し、はっと見上げた彼女の目に、褐色の肌の男性が飛び込んできた。漆黒の髪と、かわせみの翼のような碧眼の世にも美しい男――この楽園の支配者ロッケ・デ・ブラス・フェルロだった。
■不世出の作家ヴァイオレット・ウィンズピアが描く原始的なまでに荒々しい愛の世界。極彩色の楽園を舞台に惹かれ合う領主ロッケと美しい乙女モルベナを、ほかの漂流者と島の娘たちはこぞって妨害しようとし……。生と愛を謳う壮大なドラマをお楽しみください。
■不世出の作家ヴァイオレット・ウィンズピアが描く原始的なまでに荒々しい愛の世界。極彩色の楽園を舞台に惹かれ合う領主ロッケと美しい乙女モルベナを、ほかの漂流者と島の娘たちはこぞって妨害しようとし……。生と愛を謳う壮大なドラマをお楽しみください。
無垢なイギリス娘がいだく、異国の谷の主への恐れ、そして愛。
ジョアンナがオーストラリアに着いたとき、妹はもういなかった。一緒に暮らそうと誘っておきながら、既に旅立ったというのだ。妹を追う旅費もない今、住むところを探すしかないジョアンナは、“ねむの木の谷”と呼ばれる美しい領地にそびえる、名士コレイン家の屋敷で住み込みの仕事に応募した。だが、傲慢で荒々しい気質の家長アダムはジョアンナの採用を渋る。色白で華奢な彼女を「ブティックの売り子のほうが似合う」などと言って見くびり、家政婦の仕事は無理だと決めつけるのだ。ジョアンナはなんとか2週間の試用期間を勝ち取ったが、アダムは彼女を追い出したくてたまらないかのように意地悪で……。
■イギリス人は昔から、オーストラリアの広大な土地に憧れを抱いてきたといいます。V・ウィンズピアの今作は、クイーンズランド奥地の牧場や未開のジャングルが舞台。荒々しくも美しい、男の中の男とでもいうべきヒーローが無垢な英国娘を奪い、そして守るのです。
ジョアンナがオーストラリアに着いたとき、妹はもういなかった。一緒に暮らそうと誘っておきながら、既に旅立ったというのだ。妹を追う旅費もない今、住むところを探すしかないジョアンナは、“ねむの木の谷”と呼ばれる美しい領地にそびえる、名士コレイン家の屋敷で住み込みの仕事に応募した。だが、傲慢で荒々しい気質の家長アダムはジョアンナの採用を渋る。色白で華奢な彼女を「ブティックの売り子のほうが似合う」などと言って見くびり、家政婦の仕事は無理だと決めつけるのだ。ジョアンナはなんとか2週間の試用期間を勝ち取ったが、アダムは彼女を追い出したくてたまらないかのように意地悪で……。
■イギリス人は昔から、オーストラリアの広大な土地に憧れを抱いてきたといいます。V・ウィンズピアの今作は、クイーンズランド奥地の牧場や未開のジャングルが舞台。荒々しくも美しい、男の中の男とでもいうべきヒーローが無垢な英国娘を奪い、そして守るのです。
ハーレクイン 名作セレクション vol.3
- ジャンル:ハーレクインコミックス
- 著者:ながさわさとる さちみりほ 知原えす 葉月暘子 サクヤカイシ 津谷さとみ オリヴィア・ゲイツ アレックス・ライダー スーザン・スティーヴンス スーザン・マレリー ヴァイオレット・ウィンズピア メレディス・ウェバー
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:314ページ
- レビュー:(14)
ぜひとも読んで欲しいハーレクインコミックの名作たちを試し読み! vol.3のテーマは「シーク 特集」です。「千一夜におぼれて」「灼熱の国の恋人」「熱砂を駆ける恋」「シークと幻の都」「絹の誘惑」「薔薇の王国へようこそ」をご紹介。
誘惑のとき
- ジャンル:ハーレクイン小説
- 著者:ヴァイオレット・ウィンズピア 安引まゆみ
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:175ページ
- ポイント数:レンタル300ポイント 購入700ポイント
アフリカの奥地で反乱が起こり、伝導教会に付属した診療所の看護婦たちはかけつけた野戦部隊の兵たちに案内されて救出機の待つ飛行場まで泥まみれの行軍をした。しかし、最後の小型機は満席で、いちばん若いイヴは、けなげにも港町まで四十キロのジャングルを、野戦部隊の少佐とともに歩く決心をした。食料を肩に、二人は反乱軍の出没する密林に再び入った。
恋はすみれ色
- ジャンル:ハーレクイン小説
- 著者:ヴァイオレット・ウィンズピア 古城裕子
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:161ページ
- ポイント数:購入500ポイント
裕福な老夫人のメイドとして地味に暮らすウィルダの前に、この世で最も会いたくない人物が現れた。あらがいがたい魅力を放つギリシア人億万長者、ダミアン・デモニデス――ウィルダの秘密を知る男。2年前、ウィルダはある有名人の離婚劇に巻き込まれ、ふしだらな金髪娘と呼ばれてさらし者にされたのだった。偶然にもウィルダの雇い主の長男だったダミアンは、傲慢なグレーの瞳に侮蔑の色を浮かべて言った。「きみは母の財産を狙っているんだろう?」
怖いのは、何もわからないこと。
そして、なぜか彼に惹かれること。
ああ、自分の姓すら思い出せない。わたしはいったい誰なの? 記憶を失ったリギアがたどり着いたのは、英国デヴォン州の荒れ野にぽつんと立つ古い屋敷だった。当主のエイブリーは医師で、親切に面倒を見てくれたが、近くに住む彼の従兄弟ロバートは彼女をはなから疑ってかかった。記憶喪失と偽ってエイブリーの財産を狙う女狐め! 彼はエイブリーの意地悪な秘書とともにリギアに冷たく当たった。もうここにはいられない――リギアが思いあぐねていたある日、ロバートの態度を変える出来事が起きた。そして雨宿りで寄った彼の家で、ついに記憶の扉が……。
■よすがをなくしたすみれ色の瞳の乙女は、どんな過去をもっていたのでしょうか? 天使のようなエイブリーと、悪魔のようなロバート。二人の狭間にあって、惹かれてはいけないほうに惹かれてしまう愛の苦しみを、伝説の作家が流麗な筆で描きます。
そして、なぜか彼に惹かれること。
ああ、自分の姓すら思い出せない。わたしはいったい誰なの? 記憶を失ったリギアがたどり着いたのは、英国デヴォン州の荒れ野にぽつんと立つ古い屋敷だった。当主のエイブリーは医師で、親切に面倒を見てくれたが、近くに住む彼の従兄弟ロバートは彼女をはなから疑ってかかった。記憶喪失と偽ってエイブリーの財産を狙う女狐め! 彼はエイブリーの意地悪な秘書とともにリギアに冷たく当たった。もうここにはいられない――リギアが思いあぐねていたある日、ロバートの態度を変える出来事が起きた。そして雨宿りで寄った彼の家で、ついに記憶の扉が……。
■よすがをなくしたすみれ色の瞳の乙女は、どんな過去をもっていたのでしょうか? 天使のようなエイブリーと、悪魔のようなロバート。二人の狭間にあって、惹かれてはいけないほうに惹かれてしまう愛の苦しみを、伝説の作家が流麗な筆で描きます。
ハーレクイン・イマージュセット 12
- ジャンル:ハーレクイン小説
- 著者:フィオナ・マッカーサー ヴァイオレット・ウィンズピア 宇丹貴代実 長田乃莉子
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:318ページ
- ポイント数:購入1,100ポイント
★お得なセット価格★ハーレクイン・イマージュ2作品収録
『ポピーの祈り』
―助産師のポピーは新任の小児科医ジェイクの手腕に目をみはった。緊急帝王切開で生まれたものの、ぴくりとも動かない赤ん坊の命をみごとに救ったのだ。ポピーは目を潤ませながら、横に立つ背の高い青い瞳の彼を見上げた。このたくましい両腕に包まれたら、どんな感じがするかしら。いいえ、ハンサムで才能のあるドクターに惹かれてはだめ! かつてそういう男性に恋したばかりに酷い仕打ちを受けたのだ。同じ過ちは二度と繰り返さないと決意するポピーだったが、ともに厳しい命の現場をくぐり抜けるうちにますます惹かれ、ついに激しく愛を交わしてしまう……。
『荒野の乙女』
―ああ、自分の姓すら思い出せない。わたしはいったい誰なの? 記憶を失ったリギアがたどり着いたのは、英国デヴォン州の荒れ野にぽつんと立つ古い屋敷だった。当主のエイブリーは医師で、親切に面倒を見てくれたが、近くに住む彼の従兄弟ロバートは彼女をはなから疑ってかかった。記憶喪失と偽ってエイブリーの財産を狙う女狐め! 彼はエイブリーの意地悪な秘書とともにリギアに冷たく当たった。もうここにはいられない――リギアが思いあぐねていたある日、ロバートの態度を変える出来事が起きた。そして雨宿りで寄った彼の家で、ついに記憶の扉が……。
『ポピーの祈り』
―助産師のポピーは新任の小児科医ジェイクの手腕に目をみはった。緊急帝王切開で生まれたものの、ぴくりとも動かない赤ん坊の命をみごとに救ったのだ。ポピーは目を潤ませながら、横に立つ背の高い青い瞳の彼を見上げた。このたくましい両腕に包まれたら、どんな感じがするかしら。いいえ、ハンサムで才能のあるドクターに惹かれてはだめ! かつてそういう男性に恋したばかりに酷い仕打ちを受けたのだ。同じ過ちは二度と繰り返さないと決意するポピーだったが、ともに厳しい命の現場をくぐり抜けるうちにますます惹かれ、ついに激しく愛を交わしてしまう……。
『荒野の乙女』
―ああ、自分の姓すら思い出せない。わたしはいったい誰なの? 記憶を失ったリギアがたどり着いたのは、英国デヴォン州の荒れ野にぽつんと立つ古い屋敷だった。当主のエイブリーは医師で、親切に面倒を見てくれたが、近くに住む彼の従兄弟ロバートは彼女をはなから疑ってかかった。記憶喪失と偽ってエイブリーの財産を狙う女狐め! 彼はエイブリーの意地悪な秘書とともにリギアに冷たく当たった。もうここにはいられない――リギアが思いあぐねていたある日、ロバートの態度を変える出来事が起きた。そして雨宿りで寄った彼の家で、ついに記憶の扉が……。
嵐で半壊した砂漠の屋敷に、ひとり取り残されたローヌ。おじい様は死んでしまった。異国の地にはもう頼る人もいない。呆然とするローヌの前に、謎めいた野性的な男が現れた。彼の名はラズル・ベイ――王国エル・カラの君主だという。抵抗むなしくローヌはさらわれ、彼のハーレムへと運ばれた。贅を尽くした部屋、東洋の香り、妖しく輝く宝石の数々……。不安に駆られてローヌは尋ねた。なぜ私をこんなところへ? ラズルは琥珀の瞳を冷たく光らせ、君の祖父との契約だと告げた。彼は土地を借りる代償に、純真無垢な孫娘を差し出したのだ、と。
熱砂の恋
- ジャンル:ハーレクイン小説
- 著者:ヴァイオレット・ウィンズピア 安引まゆみ
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:176ページ
- ポイント数:購入500ポイント
ダイアンの祖父ロネ大佐はその昔、サハラ砂漠に連隊を率いて、アラブと抗戦した武勇の人だった。祖父が語る砂漠の魅力に抗しきれず、とうとうダイアンは一人でサハラ砂漠にやってきた。しかしフェトナの砦跡まで来たとき、馬に振り落とされて足をくじいてしまう。起き上がることもできず、果てしなく広がる焼けつく砂漠に倒れたダイアンを救ったのは、美しい黒髪の男性――アラブの首長カシムだった。だがその時、ふたりは互いの血の宿命を知らなかった。カシムがロネ大佐の連隊に深い恨みを抱き、宿敵として復讐を誓っていることを。
■ドラマティックな情熱の物語で、今なお多くの読者に愛されるV・ウィンズピア。本作品は1982年に刊行されたウィンズピアの初期作。“シーク”という訳語がまだ日本に定着していなかった時代の傑作です。時を超えてあなたを魅了することは間違いありません。
■ドラマティックな情熱の物語で、今なお多くの読者に愛されるV・ウィンズピア。本作品は1982年に刊行されたウィンズピアの初期作。“シーク”という訳語がまだ日本に定着していなかった時代の傑作です。時を超えてあなたを魅了することは間違いありません。
孔雀宮のロマンス
- ジャンル:ハーレクイン小説
- 著者:ヴァイオレット・ウィンズピア 安引まゆみ
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:165ページ
- ポイント数:レンタル300ポイント 購入700ポイント
南の島で5年ぶりに再会した婚約者には恋人がいた。対岸の町で職があると聞き、港に行ったが2人用船室の寝台が1個空いているだけだという。女の相客は断ると言われたテンプルは、男装して船に乗り込んだ……。
●『砂漠の呼び声』―リンダは夢見心地で憧れのスペインに着いた。タクシーで、家庭教師を務める予定の農園へ向かう。一刻一刻、面接の時に会ったドン・ラモスとの再会が近づく。待ち遠しい。とても手の届かない相手だけれど……。その時突然、タクシーが何かに衝突したあげく、崖から転落した。気がつくと、リンダはアラブ系の男の腕に抱かれていた。
●『熱砂の誓い』―「離婚は成立していない。君は今でも僕の妻だ」ブリンは、不意に現れたかつての夫カリールの言葉に耳を疑った。たった一年の結婚生活は、まるで悪夢のようだった。中東の王国ズワルと、その国王であるカリールから逃げだし、故郷に戻ってきて三年。王国でのできごとを忘れ、心の傷もようやく癒えたところなのに。
●『熱砂の誓い』―「離婚は成立していない。君は今でも僕の妻だ」ブリンは、不意に現れたかつての夫カリールの言葉に耳を疑った。たった一年の結婚生活は、まるで悪夢のようだった。中東の王国ズワルと、その国王であるカリールから逃げだし、故郷に戻ってきて三年。王国でのできごとを忘れ、心の傷もようやく癒えたところなのに。
隼の伯爵と乙女
- ジャンル:ハーレクイン小説
- 著者:ヴァイオレット・ウィンズピア 小林ルミ子
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:156ページ
- ポイント数:購入600ポイント
隼のような鋭い瞳の伯爵は、
美しさの陰に傲慢な魂を秘めていた。
骨董店の売り子をしているフェイは、まだ恋をしたことがない。休暇で旅に出たある日、乗っていたバスが立ち往生し、なにげなく外へ出た彼女は森のなかに立つ美しい古城に魅了された。そこへ突然、金色の瞳をした美しい男性が木陰から現れ、フェイは驚いた弾みで足首を捻挫してしまう。彼こそ、城主のデ・リベロ・ファルカン伯爵、ヴィンセント。伯爵は痛みで歩けない彼女をなんなく抱え上げ、そのまま城へ向かった。人に命令して従わせるタイプの男性にこんなに近づくのは初めて……。ときめきと不安が入りまじるフェイの心に、伯爵の甘い問いが忍びこむ。「さて、とらわれの姫の名前を教えてくれないか?」■あのリン・グレアムも尊敬する作家として挙げるヴァイオレット・ウィンズピア。美しい情景と深遠な心情の境を彷徨い描き出される世界観は、ロマンス小説家や翻訳家までをとりこにし続けています。無垢な乙女と年上伯爵の恋を描いた貴重な初邦訳作をご堪能あれ!
美しさの陰に傲慢な魂を秘めていた。
骨董店の売り子をしているフェイは、まだ恋をしたことがない。休暇で旅に出たある日、乗っていたバスが立ち往生し、なにげなく外へ出た彼女は森のなかに立つ美しい古城に魅了された。そこへ突然、金色の瞳をした美しい男性が木陰から現れ、フェイは驚いた弾みで足首を捻挫してしまう。彼こそ、城主のデ・リベロ・ファルカン伯爵、ヴィンセント。伯爵は痛みで歩けない彼女をなんなく抱え上げ、そのまま城へ向かった。人に命令して従わせるタイプの男性にこんなに近づくのは初めて……。ときめきと不安が入りまじるフェイの心に、伯爵の甘い問いが忍びこむ。「さて、とらわれの姫の名前を教えてくれないか?」■あのリン・グレアムも尊敬する作家として挙げるヴァイオレット・ウィンズピア。美しい情景と深遠な心情の境を彷徨い描き出される世界観は、ロマンス小説家や翻訳家までをとりこにし続けています。無垢な乙女と年上伯爵の恋を描いた貴重な初邦訳作をご堪能あれ!
やせっぽちでそばかすだらけ、引っ込み思案のキャシーは20歳。イギリスの海辺の町に住む医師の娘だ。半年前、父が連れてきたオーストリア人医師ウルフの、いかにもやり手らしい威圧的な態度が気に入らないのだが、たった1人の親友で、すばらしい美人のティファニは、ひと目でウルフに夢中になり“絶対に彼を手に入れる”と息巻く。ところがある日、ウルフに近寄られたキャシーは激しく動揺し、鉛筆を削っていたナイフを、思わず彼の手に突き刺してしまう。以来ますます彼を避けようとするキャシーだが、ウルフのまなざしは、逃がしはしないとでも言うかのように、彼女の心を絡めとって離さないのだった。
■思い悩むキャシーを親友ティファニの兄が抱きすくめ、求婚します。ところがそれをウルフに見られてしまい、彼は嫉妬の炎を燃やし……。ヴァイオレット・ウィンズピアが描く激しい初恋と、三角関係の愛。
■思い悩むキャシーを親友ティファニの兄が抱きすくめ、求婚します。ところがそれをウルフに見られてしまい、彼は嫉妬の炎を燃やし……。ヴァイオレット・ウィンズピアが描く激しい初恋と、三角関係の愛。
看護師のアンジーは6年ぶりにバヤルター島へ向かっていた。身寄りのない彼女は10代のころ、よく親友に招待されて、この美しい島で休暇を過ごしたものだ。だが、温かく迎えてくれたサルド一家との楽しい思い出は、先週親友からもたらされた知らせで輝きを失った。親友の兄リックが爆弾の破片をあび、視力を失ったのだ! スペイン名家の跡継ぎで、自信にあふれていたリック――ひそかに愛していた彼の苦悩を思うと、アンジーの胸は痛んだ。わたしがそばにいるわ。この想いが報われなくても。
黒い魔術師
- ジャンル:ハーレクインコミックス
- 著者:牧村ジュン ヴァイオレット・ウィンズピア
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:129ページ
- ポイント数:レンタル430ポイント 購入500ポイント
- レビュー:(15)
幼い頃、父を事故で亡くし孤児となったダイナは裕福な未亡人ベラにひき取られた。美しく成長したダイナは、ベラの決めた相手、ベイと婚約する。ベイは上流社会にふさわしい理想的な婚約者だったが、ダイナは彼との間に、愛情をまったく感じることができないでいた。そんなダイナの前に、まるで魔術師のように魅惑的な目をしたイタリア人ラフが現れた。年上で傲慢な彼はダイナを誘惑する。そんなラフにダイナは婚約者にはない熱い何かを感じる。ダイナの心は揺れ動き!?
(c)JUN MAKIMURA/VIOLET WINSPEAR
(c)JUN MAKIMURA/VIOLET WINSPEAR
双子のドラゴン
- ジャンル:ハーレクイン小説
- 著者:ヴァイオレット・ウィンズピア 加藤しをり
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:179ページ
- ポイント数:購入500ポイント
幼なじみとの幸せを夢みていたカラは恋に破れ、打ちひしがれてカリブ海にやって来た。上陸したのはフランス領リュック島。美しく幻想的な島だ。ホテルの部屋を間違えたことから、カラは、ルーカン・サヴィッジという謎めいた男性に出会う。島人の噂によると、ドラゴン・ベイに広大な農園を持つサヴィッジ家の館には、ドラゴンの呪いがかかっているという。ルーカンには車椅子の双子の兄がいるが、その原因となった事故はどうやらルーカンのせいらしい。危険と知りつつも、カラはルーカンの抗い難い魅力に引きつけられ……。
18年間、俗世間を知らずに修道院で育った孤児のアイリス。いよいよ修道女の誓いをたてる日が近づいてきたあるとき、彼女は院長から突然呼びだされ、驚くべきことを告げられる。ギリシアの大富豪ゾナーの屋敷にしばらく滞在し、彼の息子の家庭教師をするようにというのだ。初めて知る贅沢な暮らしに罪悪感を覚えるアイリスだったが、何より彼女を恐れさせたのは、男らしいゾナーの存在だった。なんて罪深い人。そばにいるだけで私の心はかき乱されてしまう。必死に抗うアイリスを試すかのように神はさらなる試練を与え……。
スペインのコルドバの病院で目を覚ましたとき、アラベルはすべての記憶を失っていた。見舞いに来た黒髪の男性コルテスに夫だと言われても、何も思い出せない。地元の名士だというコルテスの尊大そうな顔を見ると、アラベルはなぜかひどく落ち着かない気持ちになった。そんなアラベルに、コルテスは「きみはぼくのものだ」と言って、名実ともに妻となることを要求してくる。でも、私にはほかに深く愛する男性がいたように思えてならない。アラベルは記憶にない“夫”を受け入れることはできなかった。ところがある日、彼の恋人だと名乗る女性が現れ、籠に入った鳥を見せられたアラベルは……。
■HQ草創期に活躍した不世出の作家、ヴァイオレット・ウィンズピア。記憶喪失を題材に、謎めいたヒーローと無垢なヒロインの恋を巧みな会話と比喩で綴る、ミステリアスな一作です。
■HQ草創期に活躍した不世出の作家、ヴァイオレット・ウィンズピア。記憶喪失を題材に、謎めいたヒーローと無垢なヒロインの恋を巧みな会話と比喩で綴る、ミステリアスな一作です。
聖女の炎
- ジャンル:ハーレクインコミックス
- 著者:津谷さとみ ヴァイオレット・ウィンズピア
- 出版社:ハーレクイン
- 長さ:129ページ
- ポイント数:レンタル430ポイント 購入500ポイント
- レビュー:(75)
「君の妹が助けを必要としている」敬虔な看護師のドミニクは、修道院へ入る直前に妹の嫁ぎ先であるイタリアのロマノス家から呼び出された。私と違い、美しく華やかで陽気なあの子にいったい何が!? ロマノス家の島に到着し、船のタラップを降りた瞬間、妹の夫の兄ドン・プレシディオが出迎えた。尊大で威圧感のある苦手な彼が――この時ドミニクは知る由もなかった。一生を神に捧げるという誓いが、プレシディオによって、根底から揺さぶられることになろうとは。
(c)SATOMI TSUYA/VIOLET WINSPEAR
(c)SATOMI TSUYA/VIOLET WINSPEAR
もうすぐ19歳になるルアンは継父の家で厄介者扱いされ、芝居を観ることだけが生きがいの孤独な日々を送っている。ある夜、意地悪な継姉の誕生日パーティで出会ったのは、厳しい顔立ちをした黒髪の紳士、エデュアード・タルガース。海運の仕事で成功して城のような屋敷を手に入れ、そこでともに暮らす女性を探しているところだという。愛をお金で手に入れようとする男性の顔など、もう二度と見たくないわ! そんな思いとは裏腹に、ほどなくルアンは、傷心の果てに行き着いた浜辺でエデュアードと再会することに……。
■ヴァイオレット・ウィンズピアは1970年代に数々の名作を発表しました。今月お届けする初邦訳作品もその1作で、大人の階段をのぼろうとするヒロインの恋物語を流麗な筆致で描いています。
■ヴァイオレット・ウィンズピアは1970年代に数々の名作を発表しました。今月お届けする初邦訳作品もその1作で、大人の階段をのぼろうとするヒロインの恋物語を流麗な筆致で描いています。
「きみは自分が何をしたのか、わかっているんだろうな!」激昂したヘラクリオンに体を揺さぶられながら、花嫁の長いベールを脱いだフェニーは罪悪感に苛まれていた。神の前で結婚の誓いを立てた相手が美しい婚約者ペネラではなく、地味でさえないその従妹だったとわかれば、激怒して当然だ。でも、奔放なペネラは恋人とアメリカへ逃げてしまった。そして私は、ひそかにヘラクリオンを愛していたのだ……。フェニーはエーゲ海の島に立つ白亜の館に迎え入れられた。男の子をひとり産み、その子を置いて去れという条件のもとに。