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ウクライナとロシアの歴史は複雑である。
両国は千年以上にわたってキリスト教の一派である東方正教という信仰を共有してきた。
ソ連崩壊後、ウクライナは独立国となったが、宗教の世界では依然としてロシア正教会の管轄下にあった。
2022年のウクライナ侵攻後、ウクライナでは正教会の独立を求める動きが激しくなり、ロシアとのつながりを維持しようとする親露派との間で混乱が起きている。
戦争が終結したとしても、独立派と親露派の激しい対立は、ウクライナを分断させるものにもなりかねない。
なぜロシア正教会はウクライナの正教会の独立を認めないのか。
ロシア正教会の背後にいるプーチンが固執する「ロシア世界」とはなにか。
いま、ウクライナで何が起きているのか。
ウクライナの正教会はどこに向かうのか。
本書ではウクライナとロシアの絡み合った関係を、キリスト教東方正教を立脚点として解説している。
同時に西洋のキリスト教とは異なる東方正教会の教えや東方正教会全体の歴史をも概観することで、コンスタンティノープルvsロシアという対立軸のような、日本の報道だけでは知りえない世界の新たなとらえ方を提示する。
著者は正教徒にして、現代ウクライナの公共宗教を専門とする高橋沙奈美・九州大学大学院人間環境学研究院講師。
状況が刻々と変わるなか、今、ウクライナの宗教界で起きていることを、平和への祈りを込めてリアルタイムで描き出した日本では初めてとなる報告である。
はじめに
第一章 東スラヴにおける東方教会の歴史と特徴
第二章 「未来より不確かな過去」―ロシアとウクライナの正教会の歴史
第三章 神の死、祖国の死―ソ連体制下のウクライナの正教会
第四章 ロシア正教会と「ロシア世界」の文明観
第五章 ウクライナの正教会終章 割れた洗礼盤
あとがき―記憶すること、祈ること
両国は千年以上にわたってキリスト教の一派である東方正教という信仰を共有してきた。
ソ連崩壊後、ウクライナは独立国となったが、宗教の世界では依然としてロシア正教会の管轄下にあった。
2022年のウクライナ侵攻後、ウクライナでは正教会の独立を求める動きが激しくなり、ロシアとのつながりを維持しようとする親露派との間で混乱が起きている。
戦争が終結したとしても、独立派と親露派の激しい対立は、ウクライナを分断させるものにもなりかねない。
なぜロシア正教会はウクライナの正教会の独立を認めないのか。
ロシア正教会の背後にいるプーチンが固執する「ロシア世界」とはなにか。
いま、ウクライナで何が起きているのか。
ウクライナの正教会はどこに向かうのか。
本書ではウクライナとロシアの絡み合った関係を、キリスト教東方正教を立脚点として解説している。
同時に西洋のキリスト教とは異なる東方正教会の教えや東方正教会全体の歴史をも概観することで、コンスタンティノープルvsロシアという対立軸のような、日本の報道だけでは知りえない世界の新たなとらえ方を提示する。
著者は正教徒にして、現代ウクライナの公共宗教を専門とする高橋沙奈美・九州大学大学院人間環境学研究院講師。
状況が刻々と変わるなか、今、ウクライナの宗教界で起きていることを、平和への祈りを込めてリアルタイムで描き出した日本では初めてとなる報告である。
はじめに
第一章 東スラヴにおける東方教会の歴史と特徴
第二章 「未来より不確かな過去」―ロシアとウクライナの正教会の歴史
第三章 神の死、祖国の死―ソ連体制下のウクライナの正教会
第四章 ロシア正教会と「ロシア世界」の文明観
第五章 ウクライナの正教会終章 割れた洗礼盤
あとがき―記憶すること、祈ること
これ1冊! 世界文化史ーイスラーム文化史・中国文化史編【分冊版】
- ジャンル:人文・科学
- 著者:村山秀太郎
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 長さ:111ページ
- ポイント数:購入600ポイント
- レビュー:(1)
(※本書は『これ1冊! 世界文化史』の分冊版です。)
受験本番で必ず出題される世界文化史。その重要性は誰もが知っているが、ここを抑えるのは容易ではない。
ある意味、歴史が始まって以来つきまとう分野だし、文学・宗教・絵画・建築などジャンルも違えば、
地域によって特徴も異なる。学校の授業で教わるような時代区分、地域区分では、何が重要なのかが
よくわからない。
この本は、今や受験生の2人に1人が視聴するという「スタディサプリ」で、圧倒的な人気を誇る
「村山の世界史(文化史編)」を誌上再録したもの。文化史を西洋ではキリスト教との関わりの中で
建築、絵画などを8講にわたり解説。中東のイスラーム1講、中国文化史3講を合わせ計12講でまとめる。
16歳の時にヨーロッパへ単身旅行に出た筆者は、19歳のときサハラ砂漠を縦断、「ベルリンの壁崩壊」や
反ゴルバチョフ「8月クーデター」に遭遇するなど世界史の舞台を100ヵ国以上わたり歩き、絵画や建築物を
その目で見、その肌で感じて来た。その豊富な現地報告を交えての講義は、時にシニカルで、時にユーモア溢れ、
文化史こそが世界史だと教えてくれる。
単なる事実の羅列ではなく、それが生み出された時代背景、あるいは制作者の生い立ちまで触れての解説は
親近感もわき、重要事項も難なく頭に入る。本書の赤字部分をマスターすれば、東大の短答問題ならほぼ100%、
早慶の問題でも85%以上は回答できるはず。歴史の面白さを堪能しつつ文化史がマスターできる本です。
受験本番で必ず出題される世界文化史。その重要性は誰もが知っているが、ここを抑えるのは容易ではない。
ある意味、歴史が始まって以来つきまとう分野だし、文学・宗教・絵画・建築などジャンルも違えば、
地域によって特徴も異なる。学校の授業で教わるような時代区分、地域区分では、何が重要なのかが
よくわからない。
この本は、今や受験生の2人に1人が視聴するという「スタディサプリ」で、圧倒的な人気を誇る
「村山の世界史(文化史編)」を誌上再録したもの。文化史を西洋ではキリスト教との関わりの中で
建築、絵画などを8講にわたり解説。中東のイスラーム1講、中国文化史3講を合わせ計12講でまとめる。
16歳の時にヨーロッパへ単身旅行に出た筆者は、19歳のときサハラ砂漠を縦断、「ベルリンの壁崩壊」や
反ゴルバチョフ「8月クーデター」に遭遇するなど世界史の舞台を100ヵ国以上わたり歩き、絵画や建築物を
その目で見、その肌で感じて来た。その豊富な現地報告を交えての講義は、時にシニカルで、時にユーモア溢れ、
文化史こそが世界史だと教えてくれる。
単なる事実の羅列ではなく、それが生み出された時代背景、あるいは制作者の生い立ちまで触れての解説は
親近感もわき、重要事項も難なく頭に入る。本書の赤字部分をマスターすれば、東大の短答問題ならほぼ100%、
早慶の問題でも85%以上は回答できるはず。歴史の面白さを堪能しつつ文化史がマスターできる本です。
これ1冊! 世界文化史ーユダヤ教誕生からルネサンス編【分冊版】
- ジャンル:人文・科学
- 著者:村山秀太郎
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 長さ:75ページ
- ポイント数:購入600ポイント
- レビュー:(1)
(※本書は『これ1冊! 世界文化史』の分冊版です。)
受験本番で必ず出題される世界文化史。その重要性は誰もが知っているが、ここを抑えるのは容易ではない。
ある意味、歴史が始まって以来つきまとう分野だし、文学・宗教・絵画・建築などジャンルも違えば、
地域によって特徴も異なる。学校の授業で教わるような時代区分、地域区分では、何が重要なのかが
よくわからない。
この本は、今や受験生の2人に1人が視聴するという「スタディサプリ」で、圧倒的な人気を誇る
「村山の世界史(文化史編)」を誌上再録したもの。文化史を西洋ではキリスト教との関わりの中で
建築、絵画などを8講にわたり解説。中東のイスラーム1講、中国文化史3講を合わせ計12講でまとめる。
16歳の時にヨーロッパへ単身旅行に出た筆者は、19歳のときサハラ砂漠を縦断、「ベルリンの壁崩壊」や
反ゴルバチョフ「8月クーデター」に遭遇するなど世界史の舞台を100ヵ国以上わたり歩き、絵画や建築物を
その目で見、その肌で感じて来た。その豊富な現地報告を交えての講義は、時にシニカルで、時にユーモア溢れ、
文化史こそが世界史だと教えてくれる。
単なる事実の羅列ではなく、それが生み出された時代背景、あるいは制作者の生い立ちまで触れての解説は
親近感もわき、重要事項も難なく頭に入る。本書の赤字部分をマスターすれば、東大の短答問題ならほぼ100%、
早慶の問題でも85%以上は回答できるはず。歴史の面白さを堪能しつつ文化史がマスターできる本です。
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ある意味、歴史が始まって以来つきまとう分野だし、文学・宗教・絵画・建築などジャンルも違えば、
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よくわからない。
この本は、今や受験生の2人に1人が視聴するという「スタディサプリ」で、圧倒的な人気を誇る
「村山の世界史(文化史編)」を誌上再録したもの。文化史を西洋ではキリスト教との関わりの中で
建築、絵画などを8講にわたり解説。中東のイスラーム1講、中国文化史3講を合わせ計12講でまとめる。
16歳の時にヨーロッパへ単身旅行に出た筆者は、19歳のときサハラ砂漠を縦断、「ベルリンの壁崩壊」や
反ゴルバチョフ「8月クーデター」に遭遇するなど世界史の舞台を100ヵ国以上わたり歩き、絵画や建築物を
その目で見、その肌で感じて来た。その豊富な現地報告を交えての講義は、時にシニカルで、時にユーモア溢れ、
文化史こそが世界史だと教えてくれる。
単なる事実の羅列ではなく、それが生み出された時代背景、あるいは制作者の生い立ちまで触れての解説は
親近感もわき、重要事項も難なく頭に入る。本書の赤字部分をマスターすれば、東大の短答問題ならほぼ100%、
早慶の問題でも85%以上は回答できるはず。歴史の面白さを堪能しつつ文化史がマスターできる本です。
これ1冊! 世界文化史ー建築史・経済思想史・絵画史編【分冊版】
- ジャンル:人文・科学
- 著者:村山秀太郎
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 長さ:175ページ
- ポイント数:購入600ポイント
(※本書は『これ1冊! 世界文化史』の分冊版です。)
受験本番で必ず出題される世界文化史。その重要性は誰もが知っているが、ここを抑えるのは容易ではない。
ある意味、歴史が始まって以来つきまとう分野だし、文学・宗教・絵画・建築などジャンルも違えば、
地域によって特徴も異なる。学校の授業で教わるような時代区分、地域区分では、何が重要なのかが
よくわからない。
この本は、今や受験生の2人に1人が視聴するという「スタディサプリ」で、圧倒的な人気を誇る
「村山の世界史(文化史編)」を誌上再録したもの。文化史を西洋ではキリスト教との関わりの中で
建築、絵画などを8講にわたり解説。中東のイスラーム1講、中国文化史3講を合わせ計12講でまとめる。
16歳の時にヨーロッパへ単身旅行に出た筆者は、19歳のときサハラ砂漠を縦断、「ベルリンの壁崩壊」や
反ゴルバチョフ「8月クーデター」に遭遇するなど世界史の舞台を100ヵ国以上わたり歩き、絵画や建築物を
その目で見、その肌で感じて来た。その豊富な現地報告を交えての講義は、時にシニカルで、時にユーモア溢れ、
文化史こそが世界史だと教えてくれる。
単なる事実の羅列ではなく、それが生み出された時代背景、あるいは制作者の生い立ちまで触れての解説は
親近感もわき、重要事項も難なく頭に入る。本書の赤字部分をマスターすれば、東大の短答問題ならほぼ100%、
早慶の問題でも85%以上は回答できるはず。歴史の面白さを堪能しつつ文化史がマスターできる本です。
受験本番で必ず出題される世界文化史。その重要性は誰もが知っているが、ここを抑えるのは容易ではない。
ある意味、歴史が始まって以来つきまとう分野だし、文学・宗教・絵画・建築などジャンルも違えば、
地域によって特徴も異なる。学校の授業で教わるような時代区分、地域区分では、何が重要なのかが
よくわからない。
この本は、今や受験生の2人に1人が視聴するという「スタディサプリ」で、圧倒的な人気を誇る
「村山の世界史(文化史編)」を誌上再録したもの。文化史を西洋ではキリスト教との関わりの中で
建築、絵画などを8講にわたり解説。中東のイスラーム1講、中国文化史3講を合わせ計12講でまとめる。
16歳の時にヨーロッパへ単身旅行に出た筆者は、19歳のときサハラ砂漠を縦断、「ベルリンの壁崩壊」や
反ゴルバチョフ「8月クーデター」に遭遇するなど世界史の舞台を100ヵ国以上わたり歩き、絵画や建築物を
その目で見、その肌で感じて来た。その豊富な現地報告を交えての講義は、時にシニカルで、時にユーモア溢れ、
文化史こそが世界史だと教えてくれる。
単なる事実の羅列ではなく、それが生み出された時代背景、あるいは制作者の生い立ちまで触れての解説は
親近感もわき、重要事項も難なく頭に入る。本書の赤字部分をマスターすれば、東大の短答問題ならほぼ100%、
早慶の問題でも85%以上は回答できるはず。歴史の面白さを堪能しつつ文化史がマスターできる本です。
プーチンはなぜ「神の代理人」のように振る舞えるのか?
「力」か「自由」か――歴史の変革時に常に「力」を選び続けてきた
ロシアの思考回路をロシア正教会の歴史からひも解く!
これまで日本には、ロシア正教会の教えに裏打ちされたロシア人のものの考え方を知るための本がありませんでした。
本書は、日本で初めてのロシア人の思考回路を解明した本です。
この本の目的は、不可解に思えるロシアの行動の中にある必然性やロジックを認識し、ウクライナ侵攻の深層を浮かび上がらせることです。
少し前の話になりますが、ウクライナ侵攻後、ロシア正教会のキリル大司教はプーチンに祝福を与えました。
10月3日のプーチン大統領70歳の誕生日にも祝福を与え、「プーチン氏はロシアを統治するよう神によって定められている」と主張しました。
キリル大司教の言動は日本人には不可解ですが、ロシアとロシア正教会の歴史を知るとキリル大司教の行動原理がわかるようになります。
ロシア正教会によって培われてきた強力な統治者を渇望する気持ち、モスクワこそがキリスト教の中心地とする考え方、政治と宗教の強い結びつきなど、ロシア人の宗教観、統治者観を知れば、プーチンが神の代理人のように振る舞える背景や、ロシア人が西洋に向ける複雑な視線を理解できるようになります。
著者は30年以上にわたって中世ロシアを研究し、ロシア人の精神史に詳しい三浦清美・早稲田大学教授。
本書は、「この不幸な戦争に一刻も早く終止符を打つための一助となりうるものを」との思いで書かれた、ロシアを深く理解するための必読書なのです。
はじめに ロシア人インテリゲンツィアの声
第1章 「ルーシの世界」のはじまり
第2章 キエフ・ルーシの改宗
第3章 統治者は「地上における神の代理人」たりえるか
第4章 「ロシア」の誕生
第5章 ウクライナの誕生
第6章 宗教的原理主義の行方
おわりに
ロシア、ウクライナ 略年表
「力」か「自由」か――歴史の変革時に常に「力」を選び続けてきた
ロシアの思考回路をロシア正教会の歴史からひも解く!
これまで日本には、ロシア正教会の教えに裏打ちされたロシア人のものの考え方を知るための本がありませんでした。
本書は、日本で初めてのロシア人の思考回路を解明した本です。
この本の目的は、不可解に思えるロシアの行動の中にある必然性やロジックを認識し、ウクライナ侵攻の深層を浮かび上がらせることです。
少し前の話になりますが、ウクライナ侵攻後、ロシア正教会のキリル大司教はプーチンに祝福を与えました。
10月3日のプーチン大統領70歳の誕生日にも祝福を与え、「プーチン氏はロシアを統治するよう神によって定められている」と主張しました。
キリル大司教の言動は日本人には不可解ですが、ロシアとロシア正教会の歴史を知るとキリル大司教の行動原理がわかるようになります。
ロシア正教会によって培われてきた強力な統治者を渇望する気持ち、モスクワこそがキリスト教の中心地とする考え方、政治と宗教の強い結びつきなど、ロシア人の宗教観、統治者観を知れば、プーチンが神の代理人のように振る舞える背景や、ロシア人が西洋に向ける複雑な視線を理解できるようになります。
著者は30年以上にわたって中世ロシアを研究し、ロシア人の精神史に詳しい三浦清美・早稲田大学教授。
本書は、「この不幸な戦争に一刻も早く終止符を打つための一助となりうるものを」との思いで書かれた、ロシアを深く理解するための必読書なのです。
はじめに ロシア人インテリゲンツィアの声
第1章 「ルーシの世界」のはじまり
第2章 キエフ・ルーシの改宗
第3章 統治者は「地上における神の代理人」たりえるか
第4章 「ロシア」の誕生
第5章 ウクライナの誕生
第6章 宗教的原理主義の行方
おわりに
ロシア、ウクライナ 略年表
「どうしたら『生きられるか』、そんなこと、私に訊かないでください。わかるでしょ。その疑問に『自分で』答えること自体が、『生きる』ってことなんだから」(本書の第10章「若いころ」より)
運、寿命、家族、仕事、学問、科学、医療、宗教、世間、日本人……。死から語り始める養老流「逆向き」人生論。
〈目次より〉
◆本当に死んでしまったら、怖いもクソもない
◆私にとっては「死」ではなく「死体」こそが現実
◆だれだって死体になる
◆すべての患者はかならず死ぬ
◆寿命は運。私は専門家におまかせします
◆共同体を消すことが「進歩」だった
◆本質的に変わらない「私」なんて、ない
◆個性は心にはなく身体にある
◆「世間」が西欧近代的自我の怪しさを教えてくれた
◆「世間という大きな書物を読むために」研究室を出た
◆私の価値観が確立した瞬間
◆テーマが勝手に増える
◆フリーターになりたかった
◆戦争か飯か。私はぎりぎり、飯をとった
◆利口な人はアメリカかヨーロッパへ行った
◆論理より「いろいろ」が好き。全体をつかみたい
◆解剖を選んだ理由
◆すべての結果が自分に戻ってくる
◆世間が激動すると科学者と技術者が輩出する
◆本当に自分で学問をするということ
◆非日常より日常を、独創より平凡を、選ぶ
◆「脳という方法」を使う
◆フツーを重ねるとトクベツになる?
◆選ぶのは対象ではなく方法、と決めた
◆「あたりまえ」は意外にむずかしい
◆自己チューの社会的意味
◆純粋行為はトイレでの小便と同じで、枠が必要
◆宗教は新しいほど危険
◆「俺の本って、お経じゃないか」と思った
◆科学はキリスト教の解毒剤
◆考えるためにはこだわる必要がある
◆ファーブルはハチに徹底的にこだわった
◆単純な解答はたいていウソ
◆日本というヘソの緒が切れない
◆「人間」じゃなく「人」になろうと努力してきた
◆「生きる」ことがわからないはずがない
◆人一倍世間を気にする「変わり者」
◆この国は「自分流より世間流」
◆世間と格闘するうち、自分も世間も変わってきた
●本書は、『養老孟司の人生論』(『運のつき』の改題・復刊)を、装い新たに文庫化したものです。
※この作品は『養老孟司の人生論』の文庫版です。重複購入にご注意ください。
運、寿命、家族、仕事、学問、科学、医療、宗教、世間、日本人……。死から語り始める養老流「逆向き」人生論。
〈目次より〉
◆本当に死んでしまったら、怖いもクソもない
◆私にとっては「死」ではなく「死体」こそが現実
◆だれだって死体になる
◆すべての患者はかならず死ぬ
◆寿命は運。私は専門家におまかせします
◆共同体を消すことが「進歩」だった
◆本質的に変わらない「私」なんて、ない
◆個性は心にはなく身体にある
◆「世間」が西欧近代的自我の怪しさを教えてくれた
◆「世間という大きな書物を読むために」研究室を出た
◆私の価値観が確立した瞬間
◆テーマが勝手に増える
◆フリーターになりたかった
◆戦争か飯か。私はぎりぎり、飯をとった
◆利口な人はアメリカかヨーロッパへ行った
◆論理より「いろいろ」が好き。全体をつかみたい
◆解剖を選んだ理由
◆すべての結果が自分に戻ってくる
◆世間が激動すると科学者と技術者が輩出する
◆本当に自分で学問をするということ
◆非日常より日常を、独創より平凡を、選ぶ
◆「脳という方法」を使う
◆フツーを重ねるとトクベツになる?
◆選ぶのは対象ではなく方法、と決めた
◆「あたりまえ」は意外にむずかしい
◆自己チューの社会的意味
◆純粋行為はトイレでの小便と同じで、枠が必要
◆宗教は新しいほど危険
◆「俺の本って、お経じゃないか」と思った
◆科学はキリスト教の解毒剤
◆考えるためにはこだわる必要がある
◆ファーブルはハチに徹底的にこだわった
◆単純な解答はたいていウソ
◆日本というヘソの緒が切れない
◆「人間」じゃなく「人」になろうと努力してきた
◆「生きる」ことがわからないはずがない
◆人一倍世間を気にする「変わり者」
◆この国は「自分流より世間流」
◆世間と格闘するうち、自分も世間も変わってきた
●本書は、『養老孟司の人生論』(『運のつき』の改題・復刊)を、装い新たに文庫化したものです。
※この作品は『養老孟司の人生論』の文庫版です。重複購入にご注意ください。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
「イエスはどんな教えを説いたの?」
「ムスリムは日々どんな決まりを実践するの?」
「仏教はどのようにして広まっていった?」
世界の宗教は謎だらけ!
教義、教典から歴史まで大宗教の中味がわかる!
キリスト教、イスラム教、仏教の世界3大宗教を中心に、神道、ヒンドゥー教、ユダヤ教、シーク教、儒教、道教、ジャイナ教、ゾロアスター教、バハーイ教、新宗教を加え、世界の大宗教をまとめてイッキに解説します。52の素朴な疑問形式で構成。図解やイラストを交え、疑問にズバリ答えます。
初めての人でも世界の宗教の教えやエピソードを楽しく学べるエンターテインメント教養本です。宗教を理解し、生き方のヒントを得るため、ニュースや国際情勢を理解するため、海外の人と交流するためにも役立つ1冊です。
<監 修>
星川啓慈(ほしかわ・けいじ)
1956年、愛媛県生まれ。1984年、筑波大学大学院哲学・思想研究科博士課程単位取得退学。東京大学、慶應義塾大学、筑波大学講師、図書館情報大学(現・筑波大学)助教授等を経て、現在、大正大学教授。博士(文学)。専攻は、宗教学・宗教哲学・言語哲学、文化学。
「イエスはどんな教えを説いたの?」
「ムスリムは日々どんな決まりを実践するの?」
「仏教はどのようにして広まっていった?」
世界の宗教は謎だらけ!
教義、教典から歴史まで大宗教の中味がわかる!
キリスト教、イスラム教、仏教の世界3大宗教を中心に、神道、ヒンドゥー教、ユダヤ教、シーク教、儒教、道教、ジャイナ教、ゾロアスター教、バハーイ教、新宗教を加え、世界の大宗教をまとめてイッキに解説します。52の素朴な疑問形式で構成。図解やイラストを交え、疑問にズバリ答えます。
初めての人でも世界の宗教の教えやエピソードを楽しく学べるエンターテインメント教養本です。宗教を理解し、生き方のヒントを得るため、ニュースや国際情勢を理解するため、海外の人と交流するためにも役立つ1冊です。
<監 修>
星川啓慈(ほしかわ・けいじ)
1956年、愛媛県生まれ。1984年、筑波大学大学院哲学・思想研究科博士課程単位取得退学。東京大学、慶應義塾大学、筑波大学講師、図書館情報大学(現・筑波大学)助教授等を経て、現在、大正大学教授。博士(文学)。専攻は、宗教学・宗教哲学・言語哲学、文化学。
コロナ禍で大学に通えず、ほとんどの時間を家で悶々と過ごしていた若者。「何でこんなことになるんだ」。ひとり暮らしのアパートから学校へ続く道の途中、踏切の向こう側の建物が目に入る。コンビニへ行くときも前を通る場所。中に入ったことはない。が、ちょっと気になる。教会だった。「わざわざ日曜日にミサに行くほどの価値があるのだろうか。変な勧誘をされても困るし、初めての場所に顔を出すのは気が重い」。そんな彼を待つ運命は――。
姜尚中氏推薦! 「現代の『ストレイシープ』(迷える子)に捧げる愛の教えの対話」「数ある教えや思想のなかで、キリスト教にもわりといい見方、考え方があると感じてもらえたら」(著者)。人と人生を比べてみじめな気持ちになる。他人を信用できず、好きになれない。そんな方に、絶望から一歩踏み出すドアのあり処を示してみたい。
〈構成〉
●一、自分を信じる
●二、人を信じる
●三、明日を信じる
●四、信じる心を育てる
姜尚中氏推薦! 「現代の『ストレイシープ』(迷える子)に捧げる愛の教えの対話」「数ある教えや思想のなかで、キリスト教にもわりといい見方、考え方があると感じてもらえたら」(著者)。人と人生を比べてみじめな気持ちになる。他人を信用できず、好きになれない。そんな方に、絶望から一歩踏み出すドアのあり処を示してみたい。
〈構成〉
●一、自分を信じる
●二、人を信じる
●三、明日を信じる
●四、信じる心を育てる
「汝の敵を愛せよ。迫害する者のために祈るのだ――」
神の導きにより降誕したイエスは、その教えと奇跡によって、次第に民衆から崇拝されるようになる。しかし、その名声に危機感を感じた支配層は、イエスへの敵対心を強めていくのであった…。
人類の文化や思想に多大な影響を及ぼしてきた『聖書』。その中核を成す四つの福音書を元に、「受胎告知」「イエス誕生」から「最後の晩餐」「復活」まで、イエス・キリストの壮絶な生涯を描く。巻末にはキリスト教がよくわかる解説記事収録。
神の導きにより降誕したイエスは、その教えと奇跡によって、次第に民衆から崇拝されるようになる。しかし、その名声に危機感を感じた支配層は、イエスへの敵対心を強めていくのであった…。
人類の文化や思想に多大な影響を及ぼしてきた『聖書』。その中核を成す四つの福音書を元に、「受胎告知」「イエス誕生」から「最後の晩餐」「復活」まで、イエス・キリストの壮絶な生涯を描く。巻末にはキリスト教がよくわかる解説記事収録。
日本人として知っておきたい“教養としての世界史”古代編。世界最古の文明は、じつは日本であり、人類の歴史のなかで長いあいだ圧倒的な文明先進国として栄えていたのは、ヨーロッパや中国ではなく“オリエント”であった。そもそも、イスラム教の理解を抜きにして、現在の世界を語るのは不可能な話なのである。「“四大文明”はチャイナの妄想である」「チャイナの絶頂期は二千数百年前、諸子百家の時代」「ヨーロッパよりも地中海アフリカのほうが先進地域だった」「なぜヨーロッパは古代ギリシャを起源としたがるのか?」――中国人とヨーロッパ人が歪めた「世界の歴史」の謎を解く!
●第1章 文明の発祥――どこが文明の先端地域だったのか
●第2章 紀元前の世界
●第3章 消された真の先進地域
●第4章 ほんとうは怖いキリスト教の誕生
●第5章 暗黒の世紀の始まりと東西の明暗
●第6章 世界の大激動と東西衝突
●第1章 文明の発祥――どこが文明の先端地域だったのか
●第2章 紀元前の世界
●第3章 消された真の先進地域
●第4章 ほんとうは怖いキリスト教の誕生
●第5章 暗黒の世紀の始まりと東西の明暗
●第6章 世界の大激動と東西衝突
12歳でキリスト教徒となった摂津国高槻城主・高山右近は、織田信長や豊臣秀吉に仕えながら、キリスト教の教えを真摯に守り続けていた。だが、秀吉から「バテレン追放令」が出され――!?
2016年1月、ローマ教皇庁により、信徒の崇敬の対象となる「聖者」に次ぐ「福者」として認定されたキリシタン大名・高山右近。その波乱に満ちた生涯を鮮やかに描く!!
2016年1月、ローマ教皇庁により、信徒の崇敬の対象となる「聖者」に次ぐ「福者」として認定されたキリシタン大名・高山右近。その波乱に満ちた生涯を鮮やかに描く!!
「なぜ、ユダヤ人は金儲けがうまいのか?」――その秘密は、意外にもユダヤ教の教えの中に隠されていた!
本書は、世界の主な宗教である、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教・仏教から、ジャイナ教・儒教・ギリシアの古代宗教にいたるまで、「お金をどのように扱うべきか」という知恵について、わかりやすく解説したものである。
「お金を取られたら相手を罰するよりも、取り返すことに関心があるユダヤ人」「借金帳消しを勧めることで、“敵を愛せよ”というメッセージを伝えたイエズス」「利息を取ることが禁止されたイスラム教」「お金だけでなく、“笑み”や“よい言葉”もお布施となる仏教」「すべての生き物の殺生を禁止されたことで、農業などの生産活動ができず、自然と賃金業が発達したジャイナ教」など、それぞれの宗教とお金の意外な関係は驚きの連続だ!
今まで語られることのなかった驚きの歴史を明らかにする、画期的な一冊!
本書は、世界の主な宗教である、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教・仏教から、ジャイナ教・儒教・ギリシアの古代宗教にいたるまで、「お金をどのように扱うべきか」という知恵について、わかりやすく解説したものである。
「お金を取られたら相手を罰するよりも、取り返すことに関心があるユダヤ人」「借金帳消しを勧めることで、“敵を愛せよ”というメッセージを伝えたイエズス」「利息を取ることが禁止されたイスラム教」「お金だけでなく、“笑み”や“よい言葉”もお布施となる仏教」「すべての生き物の殺生を禁止されたことで、農業などの生産活動ができず、自然と賃金業が発達したジャイナ教」など、それぞれの宗教とお金の意外な関係は驚きの連続だ!
今まで語られることのなかった驚きの歴史を明らかにする、画期的な一冊!
完全版 仏教「超」入門
- ジャンル:生き方・教養
- 著者:白取春彦
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 長さ:129ページ
- ポイント数:購入800ポイント
188万部『超訳ニーチェの言葉』の著者の出世作
ベストセラー全面改訂復刊!!
入門書を超えた入門書。
ブッダの説いた真理が今度こそわかる。
家には仏壇があり、お墓はお寺にあり、お盆やお彼岸にはお墓参りに行き、
葬式ではお坊さんにお経をあげてもらう……
こういった習慣は本来の仏教とは無関係だし、
「よいことをすれば極楽、悪いことをすると地獄へ行く」
「仏様がいつも見守ってくれる」
といった考え方も本来の仏教の教えにはなく、キリスト教の影響を受けたものだったりする。
日本人の多くが持っている仏教のイメージを覆し、ブッダが説いた純粋な仏教を明快に解説、「入門書を超えた入門書」としてベストセラーとなった名著に大幅加筆、完全版として復刊!
※本書は2004年6月にすばる舎から刊行され、2007年6月に加筆・修正されてPHP文庫として刊行されたものに大幅に加筆・修正し「完全版」とした。
ベストセラー全面改訂復刊!!
入門書を超えた入門書。
ブッダの説いた真理が今度こそわかる。
家には仏壇があり、お墓はお寺にあり、お盆やお彼岸にはお墓参りに行き、
葬式ではお坊さんにお経をあげてもらう……
こういった習慣は本来の仏教とは無関係だし、
「よいことをすれば極楽、悪いことをすると地獄へ行く」
「仏様がいつも見守ってくれる」
といった考え方も本来の仏教の教えにはなく、キリスト教の影響を受けたものだったりする。
日本人の多くが持っている仏教のイメージを覆し、ブッダが説いた純粋な仏教を明快に解説、「入門書を超えた入門書」としてベストセラーとなった名著に大幅加筆、完全版として復刊!
※本書は2004年6月にすばる舎から刊行され、2007年6月に加筆・修正されてPHP文庫として刊行されたものに大幅に加筆・修正し「完全版」とした。
図解 世界5大神話入門
- ジャンル:生き方・教養
- 著者:中村圭志
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 長さ:334ページ
- ポイント数:購入2,500ポイント
神話はなんといっても面白い、楽しいものだ。
神話の中では、英雄が竜を退治し、人々――とお姫様――を救う。ギリシア神話のペルセウスも、ヤマタノヲロチを退治するスサノヲも同様の類型だ。種を埋めるのは植物神の埋葬であり、芽吹くのは神の再生だ。死と再生のモチーフは、世界中の神話に豊富にある。さらに、天の洞穴に隠れたのち再び世に光をもたらす太陽神アマテラスの神話のように、天体と季節の関係も死と再生のモチーフを増殖させている。
大宗教は、有難い教えの中に神話を取り込んだ。前世の釈迦は民を救う犠牲的な英雄であり、今生においては悟りの力で世を解放する。キリストは処女から生まれ、死んで復活する。竜となった悪魔を終末において滅ぼす。
神話的思考は世俗化した現代でも生きている。ときにそれは現実の政治のシーンにも姿を現わす。神話世界のトリックスターという妙ちきりんな存在をご存じだろうか。不条理な行動を通じて世を動かす逆立ちした英雄だ。アメリカ人の多くがそのような存在に救世主、いや、大統領としての期待をかけたことを、我々は目撃したばかりである。
神話はファンタジーやSFの形でも健在だ。新海アニメ『君の名は。』に出てくる天を行く彗星と地に落ちる隕石に分かれたティアマトは、中東神話において天と地に分かれた原初の竜神に由来する。分離神話だけなく結合神話もある。ジブリアニメ『崖の上のポニョ』で金魚姫ポニョと宗介が結ばれ世界を救うのは、シヴァ神とシヴァ妃が結ばれイザナキとイザナミが結ばれる陰陽和合の神話と同様の聖婚だ。兄妹がペアで活動する『鬼滅の刃』はどうだろう? 男の英雄と女の鬼(これまた竜の変形だ)は陰陽和合の相をなす最強ペアだと気づいてみれば、現代の神話を味わう楽しみも増えるというものである。
本書の第1章〜第5章で取り上げた日本神話、ギリシア神話、インド神話、中東神話、北欧神話は、いずれも豊富な内容をもっている。インドと中東の神話に関しては、仏教やキリスト教などとの関係を説明した。本書は神話と宗教を立体的につないだところに特色がある。
さらに第6章では世界各地の神話を概観し、第7章では神話とは何かを考察した。神話からファンタジーまでの流れについても触れている。
神話の中では、英雄が竜を退治し、人々――とお姫様――を救う。ギリシア神話のペルセウスも、ヤマタノヲロチを退治するスサノヲも同様の類型だ。種を埋めるのは植物神の埋葬であり、芽吹くのは神の再生だ。死と再生のモチーフは、世界中の神話に豊富にある。さらに、天の洞穴に隠れたのち再び世に光をもたらす太陽神アマテラスの神話のように、天体と季節の関係も死と再生のモチーフを増殖させている。
大宗教は、有難い教えの中に神話を取り込んだ。前世の釈迦は民を救う犠牲的な英雄であり、今生においては悟りの力で世を解放する。キリストは処女から生まれ、死んで復活する。竜となった悪魔を終末において滅ぼす。
神話的思考は世俗化した現代でも生きている。ときにそれは現実の政治のシーンにも姿を現わす。神話世界のトリックスターという妙ちきりんな存在をご存じだろうか。不条理な行動を通じて世を動かす逆立ちした英雄だ。アメリカ人の多くがそのような存在に救世主、いや、大統領としての期待をかけたことを、我々は目撃したばかりである。
神話はファンタジーやSFの形でも健在だ。新海アニメ『君の名は。』に出てくる天を行く彗星と地に落ちる隕石に分かれたティアマトは、中東神話において天と地に分かれた原初の竜神に由来する。分離神話だけなく結合神話もある。ジブリアニメ『崖の上のポニョ』で金魚姫ポニョと宗介が結ばれ世界を救うのは、シヴァ神とシヴァ妃が結ばれイザナキとイザナミが結ばれる陰陽和合の神話と同様の聖婚だ。兄妹がペアで活動する『鬼滅の刃』はどうだろう? 男の英雄と女の鬼(これまた竜の変形だ)は陰陽和合の相をなす最強ペアだと気づいてみれば、現代の神話を味わう楽しみも増えるというものである。
本書の第1章〜第5章で取り上げた日本神話、ギリシア神話、インド神話、中東神話、北欧神話は、いずれも豊富な内容をもっている。インドと中東の神話に関しては、仏教やキリスト教などとの関係を説明した。本書は神話と宗教を立体的につないだところに特色がある。
さらに第6章では世界各地の神話を概観し、第7章では神話とは何かを考察した。神話からファンタジーまでの流れについても触れている。
世界のビジネスエリートは知っている ルーブルに学ぶ美術の教養
- ジャンル:エンタメ
- 著者:木村泰司
- 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 長さ:210ページ
- ポイント数:購入1,800ポイント
絵画は見るものではなく、読み解くもの
本書は、ルーウ?ル美術館所蔵の約6000点以上のヨーロッハ?絵画から、それそ?れの国と時代を代表する作品を選ひ?、美術史的な「読み解き方」をお届けするものて?す。
「見方」や「感し?方」て?はなく、「読み解き方」て?す。
私は、いたるところて?、「絵画は見るものて?はなく読むもの」た?と伝えてきました。西洋絵画は宗教画から発展し、特に世紀以前は歴史画を頂点としたシ?ャンルのヒエラルキーか?あったため、絵画は主に宗教的な教えや神話のエヒ?ソート?、そして政治的なメッセーシ?なと?を伝えるために描かれてきました。ルーウ?ル美術館に所蔵されているのは、基本的に世紀から世紀半は?まて?の絵画て?あるため、まさに「読む」ために描かれた作品か?多いのて?す。本書は、ルーウ?ル美術館における展示に準し?て、イタリア絵画、フランス絵画、スヘ?イン絵画、フラント?ル絵画、オランタ?絵画こ?とに、それそ?れを代表する絵画をあけ?て解説していきます。これまて?さまさ?まに目にしていた作品か?新たなメッセーシ?を発し始めることて?しょう。
さらに重要なのは、現在も欧米のエリート校を卒業したような人たちは、日本人に比へ?るとはるかに美術史という学問に親しんて?いる人か?多く、こ?く普通の教養として身につけています。美術品に囲まれた邸宅て?育たなくても、教育の一環として美術館て?の解説に親しみ、大学て?専攻しないまて?も美術史をリヘ?ラルアーツとして学ふ?人か?多いからて?す。
欧米社会て?は、リヘ?ラルアーツを知らないのは労働者と見なされか?ちて?す。表面的には対等にヒ?シ?ネスをしているように見えて、本当の意味て?のコラホ?レーションはて?きないということて?す。商談はて?きても、2時間のテ?ィナーは持たないのて?すから。
このままて?いいのて?しょうか?
今、私たちか?ク?ローハ?ル社会の中て?、欧米の人たちと真にハ?ートナーとなっていくために、西洋絵画を読み解く知識は、大きな助けとなるはす?て?す。西洋美術史を知ることとは、ヨーロッハ?の歴史を知ることて?あり、その多様性に触れることて?あります。キリスト教か?西洋文明にもたらしてきたものを知ることて?あり、彼らを理解することか?て?きるようになるからて?す。
本書を、そのための最初の一歩、西洋絵画について少し学んて?みようかな、と思う端緒としていたた?けれは?、そして、ルーウ?ル美術館に行ってみようかな、と思っていたた?けれは?嬉しく存し?ます。
本書は、ルーウ?ル美術館所蔵の約6000点以上のヨーロッハ?絵画から、それそ?れの国と時代を代表する作品を選ひ?、美術史的な「読み解き方」をお届けするものて?す。
「見方」や「感し?方」て?はなく、「読み解き方」て?す。
私は、いたるところて?、「絵画は見るものて?はなく読むもの」た?と伝えてきました。西洋絵画は宗教画から発展し、特に世紀以前は歴史画を頂点としたシ?ャンルのヒエラルキーか?あったため、絵画は主に宗教的な教えや神話のエヒ?ソート?、そして政治的なメッセーシ?なと?を伝えるために描かれてきました。ルーウ?ル美術館に所蔵されているのは、基本的に世紀から世紀半は?まて?の絵画て?あるため、まさに「読む」ために描かれた作品か?多いのて?す。本書は、ルーウ?ル美術館における展示に準し?て、イタリア絵画、フランス絵画、スヘ?イン絵画、フラント?ル絵画、オランタ?絵画こ?とに、それそ?れを代表する絵画をあけ?て解説していきます。これまて?さまさ?まに目にしていた作品か?新たなメッセーシ?を発し始めることて?しょう。
さらに重要なのは、現在も欧米のエリート校を卒業したような人たちは、日本人に比へ?るとはるかに美術史という学問に親しんて?いる人か?多く、こ?く普通の教養として身につけています。美術品に囲まれた邸宅て?育たなくても、教育の一環として美術館て?の解説に親しみ、大学て?専攻しないまて?も美術史をリヘ?ラルアーツとして学ふ?人か?多いからて?す。
欧米社会て?は、リヘ?ラルアーツを知らないのは労働者と見なされか?ちて?す。表面的には対等にヒ?シ?ネスをしているように見えて、本当の意味て?のコラホ?レーションはて?きないということて?す。商談はて?きても、2時間のテ?ィナーは持たないのて?すから。
このままて?いいのて?しょうか?
今、私たちか?ク?ローハ?ル社会の中て?、欧米の人たちと真にハ?ートナーとなっていくために、西洋絵画を読み解く知識は、大きな助けとなるはす?て?す。西洋美術史を知ることとは、ヨーロッハ?の歴史を知ることて?あり、その多様性に触れることて?あります。キリスト教か?西洋文明にもたらしてきたものを知ることて?あり、彼らを理解することか?て?きるようになるからて?す。
本書を、そのための最初の一歩、西洋絵画について少し学んて?みようかな、と思う端緒としていたた?けれは?、そして、ルーウ?ル美術館に行ってみようかな、と思っていたた?けれは?嬉しく存し?ます。
どうすれば子どもが勉強するようになるだろうか。自分は人より出世が遅れている。どうしたらいいだろう――私たちはたくさんの「悩み」を抱えています。
病気になったら、早く治したい。充分なお金がない、もっと欲しい――なにかと「不幸」を感じることもあります。
老後はどうしよう。死んだらどうなるだろう――将来への「不安」にさいなまれることもあります。
しかし、幸福になる秘訣は「そのまんま、そのまんま」。自分の財産や容貌、能力を「そのまんま」でしっかり愛する。病気も、老いも、死も、「そのまんま」受け入れる――仏教やキリスト教の教えから、のんびり、ゆったり、自分らしく生きるためのヒントをやさしく解説。かわいいイラストも満載で、心がほっこり和む一冊です。
病気になったら、早く治したい。充分なお金がない、もっと欲しい――なにかと「不幸」を感じることもあります。
老後はどうしよう。死んだらどうなるだろう――将来への「不安」にさいなまれることもあります。
しかし、幸福になる秘訣は「そのまんま、そのまんま」。自分の財産や容貌、能力を「そのまんま」でしっかり愛する。病気も、老いも、死も、「そのまんま」受け入れる――仏教やキリスト教の教えから、のんびり、ゆったり、自分らしく生きるためのヒントをやさしく解説。かわいいイラストも満載で、心がほっこり和む一冊です。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教、儒教、神道……。世界中には多くの宗教があり、さまざまな考えや教え、思想を持っている。とはいえ、だから知らなかったではすまされないのが、それらの宗教の常識や慣習。タブーを知らなかったばかりに、とんでもないトラブルに巻き込まれることもある。本書は、そんな宗教の基本を、Q&A形式と「ひろさちや」流のたとえ話でわかりやすくおもしろく、そして丁寧に解説していく。宗教は人間の自由な考え方を束縛するのに、なぜ無宗教ではいけないのか。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は兄弟関係にあるが、どこが同じで、どこが違うのか。キリスト教やイスラム教などは、愛を説いているが、なぜ殺し合いまでするのか……。これだけは知っておきたい、これだけ知っていれば大丈夫……。そんな宗教についてあなたが日頃感じているすべての疑問に答える、新しい「宗教の教科書」である。
“なぜ日本人は仕事中毒か”“そもそも生きがいって何だろう”……。本書は人間通、宗教通の著者が教える「脱競争」「出世観」のススメである。まず著者は、日本人が神道の「労働神事説」にとらわれていることを指摘する。本来、キリスト教、イスラム教では、労働とは神からの懲罰なのだ。働くことが美徳であるという価値観はない。また、仏教とは「世間や欲望の奴隷になるな」という教えである。世間体ばかりを気にする生き方を強く否定するのだ。そのような観点から、いかに日本人は仏教やキリスト教的価値観から離れているかがわかる。著者はこう語る。「がんばらなくていいんだよ、ではなく、がんばることはいけないのです。多くの宗教がそう教えています」と。読者は安心して「がんばらない思想」を自己の哲学にすることができるのである。競争神話に毒された日本人たちへ、幸福とは「勝ち負け」ではない事を教えてくれる。本当に豊かな人生への理論武装の書。
大統領は聖書を前に神に誓い、キリストの受難を描いた映画『パッション』が大ヒット――。政治・経済からスポーツ・娯楽まで、世界をリードする国アメリカの実像は、キリスト教の価値観を体現しようとする「神の国」に他ならない。本書は、彼らが日常生活、そして喜び、苦難のときに見せる信仰心、歓喜・鼓舞などの表現を、聖書の名句とともに描く。イエスの教えを唱える人気歌手やハリウッドスターたち。9・11、ハリケーン・カトリーナの災難の中での隣人愛――。アメリカの心を読みとくためのガイドブック。
世界人口の約五人に一人がイスラーム教徒でありながら、日本人はイスラームやムスリムを正しく理解していない。「右手にクルアーン(コーラン)、左手に剣」という好戦的で危険な思想という見方は間違いである。歴史をふりかえれば、むしろ他宗教より排他的ではなく、理性や平和を重んじる教義なのだ。では現在、緊迫するイラク情勢、パレスティナ問題をどう見たらよいのか。本書は、日本人イスラーム教徒である著者が、ムハンマド誕生から教義の真髄、発展史、中東情勢の読み方までを解説。「なぜ日本には信徒が少ないのか」「『クルアーン』はどのように成立したのか」「イスラム五行とは」「一夫多妻制は本当か」など基本知識がない人にもわかりやすく説明する。さらに、多くの誤解や偏見をときほぐす。「ジハード」とは本来、「聖戦」ではなく「努力すること」という意味。イスラームはキリスト教を土台に生まれた等々。日本人ムスリムがアッラーの教えを説く。