この世には決して住んではいけない家がある。
これまでいくつもの物件を請け負ってきた、設計デザイナーの著者が明かす物件の怖い話。
★単行本カバー下画像収録★
ある日、ぐみ(作者)の元にかかってきた母親からの1本の電話。
それはぺるみ(妹)に代わって協議離婚中の旦那・トビオのマンションに離婚届を取りに行った際、首を吊り倒れているトビオを発見してしまったというものだった。
その後、警察からの取り調べや検死により、他殺などの事件性はなく自殺という判断が下されたのだが、事件はこれで終わらなかった。なんとトビオの死によってマンションが事故物件化してしまったため大家から損害賠償金1千万円を支払うよう命じられたのである。
果たして、宮本家を待つ運命とはいかに――。
★単行本カバー下画像収録★
ある日、別居協議中の旦那が賃貸物件で自殺してしまいシングルマザーになったぺるみ。
しかし事件はそれだけで終わらず、事故物件化させてしまったことによる大家からの損害賠償請求や旦那の借金に追われ、再就職もままならず、逃げ場を失ったぺるみは起業を決意する。
多くのメディアやSNSで話題になった、『自殺遺族になっちゃった!!』の続編がついに発売――。