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■第32回鮎川哲也賞&第19回ミステリーズ!新人賞選評、ならびに第19回ミステリーズ!新人賞受賞作・真門浩平「ルナティック・レトリーバー」掲載。■ダブル新連載スタート! 芦辺拓『明治殺人法廷』、加納朋子『1(ONE)』。■特別企画「新訳版『長い別れ』刊行記念対談! 田口俊樹×杉江松恋」、「鮎川哲也賞受賞者特別対談 青崎有吾×今村昌弘」掲載。■秋永真琴、榊林銘、櫻田智也、ネイサン・イングランダー読切ほか。
【目次】
【受賞作決定!】
第32回鮎川哲也賞 選評 辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩
第19回ミステリーズ!新人賞 選評 大倉崇裕・大崎 梢・米澤穂信
【第19回ミステリーズ!新人賞受賞作】
ルナティック・レトリーバー 真門浩平
●名門大学学生寮で、日食の最中に巻き起こった事件を描く。第19回ミステリーズ!新人賞受賞作
【新連載】
明治殺人法廷 第1回 芦辺 拓
●新聞記者、そして弁護士──自由民権運動を支えた知識人たちが挑むのは「謎」と「権力」! 待望の長編ミステリ新連載
1(ONE) 前編 加納朋子
●ぼくはあの子にとっての一番になりたかった──。日本各地を移住する家族と犬をめぐる物語。短期集中新連載!
【小説】
ねじれ位置の殺人 犯罪相談員<3> 石持浅海
●あの夜の出来事は事故なんかじゃない──双子姉妹の妹の死を巡り、残された者たちの間で殺意と愛情が交錯する
きみのかたち 第4回 坂木 司
●小学五年生になったはずなのに、まだ一日も学校に通えていない。でも、悪いことばかりでもなく……?
特撮なんて見ない 第4回 澤村伊智
●「映画製作を中止せよ」という脅迫状が、撮影クルーに影を落とす。そんな中、撮影で思わぬ問題が浮上し……
記憶の対位法 第2回 高田大介
●亡き祖父が隠れ暮らした小村を訪れたジャンゴ。祖父の家に眠るのは、フランスの「苦い記憶」そのものだった……
ファインダー越しの、 秋永真琴
●ペンケースの中の、そんなに使わない色のペンみたいに持ちつづけている、あの子への微妙な気持ち
『昭和ふしぎ探訪』 愛蔵版に寄せて 榊林 銘
●かつて世間を騒がせた『奇跡の少女』。記者は取材のため、彼女の入院先である病院を訪れるが……
黒いレプリカ 櫻田智也
●埋蔵文化財センターに、工事現場から不穏な埋蔵物が出たという連絡が……。<エリ沢泉(えりさわせん)>シリーズ最新作
※(「エリ」は「魚」偏に「入」)
二十七番目の男 ネイサン・イングランダー 小竹由美子 訳
●拉致され、投獄された作家や詩人。だが二十七人のうち、最後の一人は……フランク・オコナー国際短編賞受賞作家の衝撃作!
【特別企画】
新訳版『長い別れ』刊行記念対談! 田口俊樹×杉江松恋
鮎川哲也賞受賞者特別対談 青崎有吾×今村昌弘
【ESSAY】
装幀の森 第3回 アルビレオ
ぼくたちが選んだ 第5回 有栖川有栖・宮部みゆき・北村 薫
翻訳のはなし 第5回 短歌と小説、どちらがこわい 金原瑞人
乱視読者の読んだり見たり 第4回 死人に口あり 若島 正
ホームズ書録 これはホームズ翻案なのか?「探偵小説 二重棺の秘密」 北原尚彦
【COLUMN】
ひみつのおやつ*季節限定パフェ 敷島シキ
私の必需品*パーソナル密室 北山猛邦
【INTERVIEW 期待の新人】
荒木あかね
【INTERVIEW 注目の新刊】
『仕掛島』 東川篤哉
『録音された誘拐』 阿津川辰海
【訃報】
追悼 松田道弘氏、三田皓司氏、島崎 博氏、光原百合氏 戸川安宣
追悼 Noribou(唐仁原教久)氏 編集部
【BOOKREVIEW】
[文芸全般]瀧井朝世
[国内ミステリ]宇田川拓也
[翻訳ミステリ]村上貴史
[SF]渡邊利道
[ファンタジイ]三村美衣
執筆者紹介
編集後記・次号予告
【目次】
【受賞作決定!】
第32回鮎川哲也賞 選評 辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩
第19回ミステリーズ!新人賞 選評 大倉崇裕・大崎 梢・米澤穂信
【第19回ミステリーズ!新人賞受賞作】
ルナティック・レトリーバー 真門浩平
●名門大学学生寮で、日食の最中に巻き起こった事件を描く。第19回ミステリーズ!新人賞受賞作
【新連載】
明治殺人法廷 第1回 芦辺 拓
●新聞記者、そして弁護士──自由民権運動を支えた知識人たちが挑むのは「謎」と「権力」! 待望の長編ミステリ新連載
1(ONE) 前編 加納朋子
●ぼくはあの子にとっての一番になりたかった──。日本各地を移住する家族と犬をめぐる物語。短期集中新連載!
【小説】
ねじれ位置の殺人 犯罪相談員<3> 石持浅海
●あの夜の出来事は事故なんかじゃない──双子姉妹の妹の死を巡り、残された者たちの間で殺意と愛情が交錯する
きみのかたち 第4回 坂木 司
●小学五年生になったはずなのに、まだ一日も学校に通えていない。でも、悪いことばかりでもなく……?
特撮なんて見ない 第4回 澤村伊智
●「映画製作を中止せよ」という脅迫状が、撮影クルーに影を落とす。そんな中、撮影で思わぬ問題が浮上し……
記憶の対位法 第2回 高田大介
●亡き祖父が隠れ暮らした小村を訪れたジャンゴ。祖父の家に眠るのは、フランスの「苦い記憶」そのものだった……
ファインダー越しの、 秋永真琴
●ペンケースの中の、そんなに使わない色のペンみたいに持ちつづけている、あの子への微妙な気持ち
『昭和ふしぎ探訪』 愛蔵版に寄せて 榊林 銘
●かつて世間を騒がせた『奇跡の少女』。記者は取材のため、彼女の入院先である病院を訪れるが……
黒いレプリカ 櫻田智也
●埋蔵文化財センターに、工事現場から不穏な埋蔵物が出たという連絡が……。<エリ沢泉(えりさわせん)>シリーズ最新作
※(「エリ」は「魚」偏に「入」)
二十七番目の男 ネイサン・イングランダー 小竹由美子 訳
●拉致され、投獄された作家や詩人。だが二十七人のうち、最後の一人は……フランク・オコナー国際短編賞受賞作家の衝撃作!
【特別企画】
新訳版『長い別れ』刊行記念対談! 田口俊樹×杉江松恋
鮎川哲也賞受賞者特別対談 青崎有吾×今村昌弘
【ESSAY】
装幀の森 第3回 アルビレオ
ぼくたちが選んだ 第5回 有栖川有栖・宮部みゆき・北村 薫
翻訳のはなし 第5回 短歌と小説、どちらがこわい 金原瑞人
乱視読者の読んだり見たり 第4回 死人に口あり 若島 正
ホームズ書録 これはホームズ翻案なのか?「探偵小説 二重棺の秘密」 北原尚彦
【COLUMN】
ひみつのおやつ*季節限定パフェ 敷島シキ
私の必需品*パーソナル密室 北山猛邦
【INTERVIEW 期待の新人】
荒木あかね
【INTERVIEW 注目の新刊】
『仕掛島』 東川篤哉
『録音された誘拐』 阿津川辰海
【訃報】
追悼 松田道弘氏、三田皓司氏、島崎 博氏、光原百合氏 戸川安宣
追悼 Noribou(唐仁原教久)氏 編集部
【BOOKREVIEW】
[文芸全般]瀧井朝世
[国内ミステリ]宇田川拓也
[翻訳ミステリ]村上貴史
[SF]渡邊利道
[ファンタジイ]三村美衣
執筆者紹介
編集後記・次号予告
半七、銭形平次、顎十郎ら捕物帖でおなじみの“名捜査官”が江戸を騒がす奇怪な謎を追う「黎明篇」。
軍靴の足音響く東京で、ナチスが探す“輝くトラペゾヘドロン”を巡る国家的謀略に巻き込まれた法水麟太郎・帆村荘六らの活躍を描く「戦前篇」。
空襲の傷が癒えぬ東京で、神津恭介が“あべこべ死体”に遭遇し、明智探偵事務所宛の依頼を受けた小林少年が奇禍に見舞われ、帝都を覆う巨大な陰謀に、警視庁捜査一課の名警部集団のほか、大阪など各都市からも強力な援軍が駆けつけ総力戦を挑む「戦後篇」。
五十人の名探偵たちの活躍を描く空前絶後のパスティーシュ三編に、「黒い密室――続・薔薇荘殺人事件」を特別収録する。
軍靴の足音響く東京で、ナチスが探す“輝くトラペゾヘドロン”を巡る国家的謀略に巻き込まれた法水麟太郎・帆村荘六らの活躍を描く「戦前篇」。
空襲の傷が癒えぬ東京で、神津恭介が“あべこべ死体”に遭遇し、明智探偵事務所宛の依頼を受けた小林少年が奇禍に見舞われ、帝都を覆う巨大な陰謀に、警視庁捜査一課の名警部集団のほか、大阪など各都市からも強力な援軍が駆けつけ総力戦を挑む「戦後篇」。
五十人の名探偵たちの活躍を描く空前絶後のパスティーシュ三編に、「黒い密室――続・薔薇荘殺人事件」を特別収録する。
大阪の商人文化の中心地として栄華を極めた船場。戦下の昭和十八年、陸軍軍人の娘・中久世美禰子は婦人化粧品販売で富を築いた大鞠家の長男に嫁いだ。だが夫・多一郎は軍医として出征し、美禰子は新婚早々、一癖も二癖もある大鞠家の人々と同居することになる。やがて彼女は一族を襲う惨劇に巻きこまれ……大阪大空襲前夜に起きる怪異と驚愕の連続を描き、正統派本格推理の歴史に新たな頁を加える傑作長編ミステリ!
直球のフーダニットとトリッキーなサスペンス、二本の中編を収録。驚愕の結末は、巻末に──。
数々の不可能犯罪を解決してきた弁護士・森江春策。彼は幻の映画の上映会に招かれ、潮が満ちると孤島と化す地・天眼峡に建つホテル《月琴亭》にやってきた。しかしそこに集った他の四人は、それぞれ異なる理由で呼び出されたことが判明する。クローズド・サークルで起きた殺人事件に名探偵が挑む直球のフーダニット! (「月琴亭の殺人」)
磯島健太が死んだ。いい加減なのに憎めない、わたしの元恋人が――。頼りない恋人を見切ってシングルマザーという選択肢を選んだライターの“わたし”は、妊婦が電車内でトラブルに見舞われて急死した事件を取材中、奇妙な違和感を覚えた。被害者女性の周辺では事故死が相次いでいるのだ。この不気味な事実に着目したわたしだが……。(「ノンシリアル・キラー」)
2つのミステリが重なるとき、世界は反転する──芦辺拓、一世一代の大仕掛け!
※収録しております「ノンシリアル・キラー」「解決編」は、電子書籍版収録にあたり、紙書籍版と仕様が異なる部分がございます。
数々の不可能犯罪を解決してきた弁護士・森江春策。彼は幻の映画の上映会に招かれ、潮が満ちると孤島と化す地・天眼峡に建つホテル《月琴亭》にやってきた。しかしそこに集った他の四人は、それぞれ異なる理由で呼び出されたことが判明する。クローズド・サークルで起きた殺人事件に名探偵が挑む直球のフーダニット! (「月琴亭の殺人」)
磯島健太が死んだ。いい加減なのに憎めない、わたしの元恋人が――。頼りない恋人を見切ってシングルマザーという選択肢を選んだライターの“わたし”は、妊婦が電車内でトラブルに見舞われて急死した事件を取材中、奇妙な違和感を覚えた。被害者女性の周辺では事故死が相次いでいるのだ。この不気味な事実に着目したわたしだが……。(「ノンシリアル・キラー」)
2つのミステリが重なるとき、世界は反転する──芦辺拓、一世一代の大仕掛け!
※収録しております「ノンシリアル・キラー」「解決編」は、電子書籍版収録にあたり、紙書籍版と仕様が異なる部分がございます。
名探偵や怪人が登場する推理小説に夢中の小学生・森江春策。彼はある日黄昏の車窓から見つけた《電氣世界館》の看板に惹かれたのをきっかけに、謎の館と老紳士を巡る一夜の大冒険を体験した。
やがて中学生となった彼は『黒死館殺人事件』に心酔する作家志望の青年と“存在しない13号室”の謎に挑む。その後も大学の級友の依頼で安楽椅子探偵となって下宿館の密室殺人の真相を見抜き、新聞記事の取材で訪れた廃ホテルの生首の謎を解く――
心優しい少年が大人になる間に遭遇し解決してきた数々の不可能犯罪を年代順に収めた、ある名探偵のクロニクル。多彩なシチュエーションとトリックの限りを尽くしたマニア必読の一冊! /解説=太田忠司
やがて中学生となった彼は『黒死館殺人事件』に心酔する作家志望の青年と“存在しない13号室”の謎に挑む。その後も大学の級友の依頼で安楽椅子探偵となって下宿館の密室殺人の真相を見抜き、新聞記事の取材で訪れた廃ホテルの生首の謎を解く――
心優しい少年が大人になる間に遭遇し解決してきた数々の不可能犯罪を年代順に収めた、ある名探偵のクロニクル。多彩なシチュエーションとトリックの限りを尽くしたマニア必読の一冊! /解説=太田忠司
蒸気機関を主な動力源とするメトロポリスに暮らす少女エマは、空中船《極光号》の船長である父を迎えるため港への道を急いでいた。船内の一室で、ガラス張りの“繭”に封じられた少年を発見し、解放してしまったエマは、彼と共に、その場に居合わせた名探偵ムーリエに弟子入りして都市で頻発する不可能犯罪を調べることになり……。夢溢れる空想科学世界を舞台に贈る傑作本格ミステリ! /解説=辻真先