ハオさんのレビューリスト　

とっても面白かったです。ブロマンスってやつですかね。魂の半身みたいな、互いが居なきゃ生きてる意味ない感。痺れるぅ。世界観も魅力的で物語に引き込まれて、読後しばらくポーっとしてました。

テオは可愛いし、パパはかっこいいし、ぜひとも続きが読みたいです。思いがけずテミスンの恋話が読めたのも嬉しかったです。あのお姉ちゃん良い子だから幸せになってほしかったの。良かったね、テミスン！クロフネレーベルは(BLっぽさはあるけど)ギリギリセーフな作品の集まり(雷神とか三角窓とか)なので人にすすめやすくてありがたいです。この話が好きな人は他作家さんですが『セルナンバー８』も好きだと思います。これもジャンルは少女漫画ですがメンズが熱いですよ。そういえば私の読解力不足でなかなか知シュ王の性別がわからなかったのですが、よーく読んだら169ページに我が息子って書いてました。えええ、姫だと思って読んでました。

あれ？下絵かな？落書きかな？って思う絵なんですけど、内容はものすごく好きです。兄の愛が深い。深すぎて凡人には理解不能。素晴らしい愛の話でした。

すごい話でした。４巻で綺麗に終結してくれたので読み切れましたが、これがもっと長かったら読むのが苦痛でリタイアしていたと思います。

私には受の過去が重すぎました。最終的には優しい恋人に巡り合ってハッピーエンドなのですが、読み進めるにつれて受の不幸具合が増して苦しくなってしまいました。ドラゴンの谷の方が私には合っているようです。

俳優の兄と専門学生の弟の話よりもこっちの方がマイルドで好きです。今作はアホの子(言い方！)な兄と苦労症な弟なのですが、ファンタジー要素が多くて兄の性格もアレなもんで、暗くなりすぎずに読めました。兄の口調、裸の大将っぽいという意見がありましたが、私的には『しょぼしょぼマン』のワルくんにそっくりで微笑ましかったです。

マネキンと呼ばれる、人間とほぼ同じ構造のアンドロイドが自我を持ち始めた話です。シャッカがまさに生まれたてのヒナのようにレオンを慕い、今後どう進化していくのだろうと気になります。でも私の中で一番気になったのは、ウィリアムの心情でした。ウィリアムの言葉と態度が不可解過ぎて何度も読み返しちゃいました。ウィリアムはレオンが好きなの？嫌いなの？レオンの恋人を横取りしてみたり、２年ぶりに再会したレオンとの握手がやけに熱烈に見えたり、レオンの「新しい女だよ」発言に「待った送るよ」ってそんなに新しい女が気になるの？？と、私の腐った脳が大暴れしておりました。後半では事件の原因がレオンのミスだと言ってみたり、研究所に戻って来いって言ったり。可愛さ余って憎さ百倍なの？？単純にレオンのことが大嫌いってことなのかなぁ。誰か私に解説してください。

夜刀の溺愛っぷりと献身っぷりにウフフってなりました。夜刀と鴇守の終着点に納得しましたし、大変だろうけど末長く幸せであろうことは想像できるので、良かったね！と思いました。個人的には、六道の辻を変革する二人の話も読みたいところです。

1巻ではレシェの溺愛っぷりに萌えました。2巻ではレシェの惜しみない愛情、狼達の一途さ、足弱の無垢な心に泣きました。やだわ、私ってば疲れてるのかしら。でもほんと、レシェも足弱も心の美しい人物で、私の心が洗われました。話の展開も足弱視点、レシェ視点、狼視点で書かれてるので私的には楽しさ倍増でした。同じエピソードでも立場が変われば見える景色も変わりますからね。素敵な作品に出会えて良かったです。

面白くて７巻一気に読んでしまいました。随所に散らばってる小ネタに気付くと嬉しくなります。６巻でマダムニャンニャンの運勢占いに載っている予言が全て当たっている芸の細かさに笑いました。各キャラの誕生日はマシュマロが調べた丸秘プロフィールでわざわざ確認しました☆うーん、我ながらマニアックだ。続きが楽しみです。