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セラップさんのレビューリスト 

プチミニョン −獣人おめがばーす−
2021-08-22
評価点
5
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
先に、「レムナント」を読んでからこちらを読むことをお薦めします。「レムナント」は連載継続中ですが、時系列からみて少し未来のお話に当たると思います(「ペンデュラム」にも、この本の内容を予測させるようなオマケ漫画がありました)。とにかくジュダが『別人かー!』ていうくらいに、ダートにラブすぎて、ダートが産んだ自分の双子の男の子にも嫉妬して張り合う状態に(笑)双子が、沢山の人々(もちろんジュダ&ダートは言うまでもなく)に愛されて日々成長してゆく、ゆったりほのぼのとした内容になっています。テオ&ルアードも出てきますし(しかもなにが特別良いことがあったらしい描写)、最後に出てくる獣人の赤ちゃんはもしかしたら…?!続きが楽しみです!
ポーの一族 〜春の夢〜
2018-08-10
評価点
5
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
絵柄について違和感を覚える方は多いらしいですが、私は現在の絵柄も好きなので、違和感なく読めました。確かにヒロインはあまり可愛くないですが、あれはあえてラストの「ヴァンピールの姿」に繋げる為?など考えました。今作は、謎に満ちたポーの一族、ヴァンパネラ、ヴァンピール、また違う吸血鬼たち……、などなど、世界構成の解説と、今後の展開に繋げる一冊かなと感じました。
ママ母手帳 「お母さん二人いてもいいかな!?」の、これまで。
2018-04-16
評価点
5
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
すべての、「誰かを必要としている」あなたに、読んでいただきたい本です。まずは、前日譚にあたる「お母さん二人いてもいいかな!?」を読むことを、強くお勧めします(読まなくても大丈夫な展開にはなっています)。前作同様、同性愛者の恋愛観という視点から描かれていますが、それだけに囚われない、普遍的な人間ドラマになっています。「なぜ人は人を必要とするのか。」「人が子供を育てるということは、どういうことなのか。」大きなテーマはこの二つで、それを優しく淡々とした語り口で、描いています。胸をえぐられる切ないセリフ回しも、秀逸です。絵柄はどちらかというと、男性的かつ個性的なので、好みが別れるかもしれませんが、コマ割りが上手くテンポも良いので、さほど気にならずに読めるかと思います。ただし、台詞やモノローグ的なものが多い、いわゆる「読む」系の漫画なので、考えながらページをめくらないと、ついていけなくなりがちです。文章自体はとても完成度が高く、そのまま小説に出来そうな内容です。「人」という文字の意味を、改めて考えさせられる物語です。
ヨコハマ買い出し紀行
2017-03-20
評価点
5
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
近未来、アンドロイドが実用化され、人間社会に溶け込んでいる世界。その世界はゆるやかに終末へと向かっていた。水に沈みつつある横浜近郊で喫茶店アルファを営む、アンドロイド・アルファと、彼女をとりまく人々の、ゆったりと流れる日常のストーリー。破滅的な世紀末ではなく、すこしずつ、でも削り取られるように終わっていく世界の描写が、とても懐かしくて心地よいです。登場人物は成長していくけれど、アルファは歳をとらずそのまま、というところに静かな残酷さを感じますが、そこがまた苦くて良い。心がつかれたときに、ふっと取り出して読みたくなるシリーズです。
ガイコツ書店員 本田さん
2017-03-05
評価点
5
Renta!で購入済み
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絵柄、セリフまわし、コマ割等、どれをとっても面白楽しい!おそらく都心部の大規模書店におつとめの作者による、本屋さんの裏話的エッセイ漫画です。過去、小規模書店でバイトしていたことのある自分には、共感できるところが多すぎて、涙が出るほど笑いました。登場人物がすべてマスクをかぶっているところも面白いです。「ドロヘドロ」へのインスパイアかな?笑いあり、ホロリとすることあり。一話読みきりタイプなので、通勤中のお供などにもおすすめです。
宝石の国
2016-05-11
評価点
5
Renta!で購入済み
※このレビューにネタバレが含まれています。 レビューを見る
動き、笑い、泣き、闘う宝石たちの、遠い未来の物語。自分たちは何者なのか、月人とは一体何なのか。たったひとり謎を解き明かそうとするフォスフォフィライト。彼をめぐる沢山の仲間たちとの、宝石のようにきらめく物語。市川春子先生初の長編ものです。現時点で謎ばかりでわくわくします、おぼろげに見えてきたような、そうでないような・・・・。月人と先生の関係が怪しく甘美。宝石たちのキャラクターがそれぞれ魅力的すぎる。とにかく絵柄が美しい。美しいの一言に尽きます。そして何よりもセリフまわし。言葉がまるで詩か歌のように流れる漫画なんて初めてです。一部蓮コラ的な表現がありますので、苦手な方はお控えなさったほうがいいかも?